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テレマークスキーの道具の話 [テレマークスキーの道具]

前回の唐松沢滑降で破損したG3/TARGAのヒールピース。



破損したのは右側。左側は無事です。



破損箇所はヒールチューブアッセンブリーと言うケーブルから踵に周る部材にヒールレバーを固定する、「ツアースロー」の付いている云わばチューブ押さえ。
この、踵側に周るヒールチューブアッセンブリ。TARGA・T/9系のアッセントでは軽量化の為チタンを使っていますが、ケーブルの固定力を強くすると徐々に曲がるのが判っていますが、ここが曲がると外側に膨らむ力が働きます。





こちらは無事な方で、この様に固定されています。
外側に曲がり力が加わると、ある限界点でこの押さえているプラスチック部材が割れます。
もしくは、捻り方向の力でも割れる事が予想されます。





もうひとつのメーカ、ロッテフェラーでは・・・



ここは金属になっていて、割れる心配はありません。





そこで・・・



ケーブル部分をCOBRA/R4に代えたらどうかなとか・・・(^^;

(TARGA/G3/COBRA/ASENT? 冗談です・・・)

ただし、別メーカー同士の組み合わせになるので何かあっても無保証の使用状態。自己責任になります。

実際に使うかどうかはまだ考え中・・・。



そんじゃぁ一番いいのはこれか?



BDの初代セイバートゥース・クランポンのヒールレバー。

アルミ製。

まぁ、プラパーツを減らそうとしたらそうなるけどね・・・。





最後に、ついに購入しちゃいました。



ウィペットセルフアレスト・ポール。

デッドストックので最新のデザインではありません。
左がピックを付けた状態。右はピックを外して使う状態です。

先ず使う所には行かないだろうと思っていたのですが、先日ちょっと怖い思いをしたもので・・・。
基本的には滑降時に使うものではありませんが、先日みたいに降りる方がましな状況で、クラストが予想される場面とか、入って状況が違った場合などで慎重を期すためにピックに付け替えられるようにと思ったので。

嫌な感じがしても、ピッケル持って滑降するのは危険ですからね・・・。

まぁ今期はもう順調に気温は上がっている感じなので使う事は無さそうですけどね。

ラストに富士山に行くようであれば、これ持って行くけど・・・。
(本格的な滑落停止には使えませんから、山岳に入る場合には当然今までと同じようにピッケルも持って行きます。)


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