チームワークを発揮し、作品制作に当たる出場者たち

　「第72回なよろ雪質日本一フェスティバル」（２月10日～12日・旧豊西小学校グラウンド）の会場を飾る「なよろ国際雪像彫刻大会ジャパンカップ」の制作作業が、６日からスタート。国内外から出場している出場選手たちが、ダイナミックで芸術性の高い作品制作へ、静かな熱戦を繰り広げている。

　同ジャパンカップは、雪フェスのメインを飾るイベントの一つで、４年ぶりに海外からの出場者を招き開催。

　１チーム３人が協力し、３ｍ四方の雪ブロックを基に、芸術性の高い雪の彫刻作品を制作するもの。日本、韓国（２チーム）、イギリス、スペインから５チームが出場。

　出場選手は２月５日に名寄入り。６日午前８時から作業開始（作業は午後６時まで）。雪フェス初日の開会式（10日午前11時）で表彰が行われる予定。

　厳しい寒さの中、出場者たちはスコップやノミなどを手に、仲間と息の合った手さばきで制作作業。３ｍ四方の雪の塊は見る見るうちに形を変え、来場者も何が出来上がるのか興味津々といった様子で見守っている。