傘のシェアリングサービスが話題になっています|とれたて!損害保険|上野 直昭
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傘のシェアリングサービスが話題になっています|とれたて!損害保険|上野 直昭

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傘のシェアリングサービスが話題になっています

梅雨に入り、傘は手放せなくなりましたね。梅雨シーズンは常に折り畳み傘をカバンに入れていますが、たまに大雨の際には大きめのビニール傘を買ってしまい、自宅の傘立てには同じようなビニール傘が何本もあるという状況に陥っていますし、電車と喫茶店にふと忘れてしまうケースも多いですね。

このビニール傘のゴミ処理が問題視されているなか、何と「手ごろな価格で傘を借りることができるシェアリングサービス」が、先月から福岡市で始まりました。

 

「アイカサ」と名付けられた傘のシェアリングサービスは、東京のベンチャー企業が、福岡市と通信アプリ大手「LINE」の協力を得て始め、スタートしました。
利用者は、スマートフォンのアプリで、設置スポットに置かれた傘の柄の部分のQRコードを読み取ります。
すると、スマートフォンに暗証番号が表示され、その番号で傘の柄の部分にあるダイヤルを回すと傘が開きます。
傘を使い終わったら、近くの設置スポットに表示されている返却用QRコードを読み取って、返却することができます。
傘の設置スポットは、福岡市役所や地下鉄天神駅など市内に41か所あり、合わせておよそ1000本の傘が用意されています。
料金は1日70円で、6日目以降、1か月間は420円で好きなだけ利用することができます。

日本洋傘振興協議会によりますと、国内での傘の年間購入量はおよそ1億3000万本で、運営会社は、傘をシェアリングすることでゴミの減量にもつながると期待しています。

「アイカサ」を運営する「Nature Innovation Group」は「傘を買うのではなく借りることは、利用者もお金がかからず、環境にも貢献できると思います。傘を借りる文化はまだあまりありませんが、1度使った人が繰り返し使ってもらえたらいいです」と話していました。

 

実に面白いサービスで、傘という「必需品だけど毎日は使わない」といったモノをシェアリングするという発想は凄いと思いました。

 

この必需品だけど毎日は使わないというモノとして、今では「自転車のシェアリング」は一般的となり、「自動車」、「高級ブランドバック」等のシェアリングも一般化しつつあります。

 

「保険も必需品だけど毎日は使わない」モノなので、親の保険が子とシェアリングできる時代が来るのではないかと期待しています。

人生100年時代を考えると、親、子、孫の3世代シェアリング保険とかあっても良いとは思いますね。一緒に生活していれば、同じ食生活を送っているので、生活習慣病にかかるリスクは一緒ですよね。このくらい思い切った発想をしないと、保険加入の目的自体がなくなりつつある今、保険会社も生き残っていけないと思います。

保険会社の皆様、無理でしょうかね。

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