【令和6年3月29日(金)公表】「畜産経営体向け 人事評価制度導入の手引き」の公表について
公益社団法人日本農業法人協会は、令和5年度日本中央競馬会特別振興資金助成事業により「畜産経営体における人事評価制度に係る調査事業」を実施し、その成果である「畜産経営体向け 人事評価制度導入の手引き」を公表いたしました。
<公表内容>
資料名称:「畜産経営体向け 人事評価制度導入の手引き」
公表場所:日本農業法人協会ホームページ内
https://hojin.or.jp/agri/2023jra/
資料特徴:
本誌は、人事評価制度を未導入、または制度運用に課題がある畜産経営体に向けて、経営における人事評価制度の重要性を認識し、人事評価制度の活用により経営発展や人材育成に役立てて頂くことを目的に作成しています。内容は、人事評価制度の導入に必要な知識を学べるとともに、制度を実践している9社の取組み事例を掲載しました。また、実際に活用して頂けるツールとして、入社から経験年数が浅い従業員を主な評価対象として、畜種ごとの「現場の業務の習熟度」と「食料を生産する職業に従事する社会人として持つべき考え方・姿勢」を重視した人事評価シートの活用方法を解説しています。昨今では、畜産現場でも多くの外国人材が働いていることから、本誌のうち、主に従業員向けの内容について、入国者数の多いベトナム、中国、フィリピン、インドネシアの4カ国の言語(ベトナム語、中国語、英語、インドネシア語)の翻訳版を用意しました。いずれも日本農業法人協会のホームページに掲載しています。
<事業の概要>
本事業では、当協会の畜産会員に人事評価制度に関する取り組み状況を調査するアンケート調査および全国8ブロックにおいて人事評価制度の導入・活用に向けたワークショップを開催した他、アンケートやワークショップから得た情報をもとに人事評価制度に取り組むモデル経営体の選定を行い、現地ヒアリング調査を実施しました。これらの調査結果から、人事評価制度を未導入、または制度運用に課題がある畜産経営体に向けて、経営における人事評価制度の重要性を認識し、その活用により経営発展や人材育成に役立てていただくことを目的とした畜種別の人事評価シートサンプルおよび人事評価制度の導入・活用に向けた手引きを作成しました。