ベースとなるMS（主にガンダム系MSと合体し、その機能を強化する支援機。Gファイターと合体した「ガンダムスカイ」をはじめ、Gディフェンサーと合体した「スーパーガンダム」、同様にフルドドⅡと合体して「ハイゼンスレイ Ⅱ・ラー」となる。また、オーバーハングキャノンを装備した「Vダッシュガンダム」もこのカテゴリに含まれる。

MSを総合的に支援する強化パーツである[フルドドⅡ]は、TR系以外にも既存のMSとの合体も可能である。各機体が2機の[フルドドⅡ]を装着した形態を「●●●・ラーⅡ」と呼称する。上図は素体と合体した「ウーンドウォート・ラーⅡ」形態。

「エリアドミナンス（領域支配機）」に分類される戦略兵器。出撃時には背部にブースターを装備し、クルーザー形態を取る。この状態でのRX-124はここを基点としてインレ等、大型MSの中核ユニットとしても運用される。

［プリムローズ］や［フルドド］、［フルドドⅡ］といった強化パーツ（Gパーツユニット）は機体の機能強化や脱出ポッドとしての運用など、各種実験機としての側面も有していた。

MSとの合体機構を備えた支援戦闘機で、「Ｇパーツユニット」とも呼ばれる。機体両サイドのバインダーはジェネレータとクローアーム・ビームキャノン、ウインチユニット等を装備した複合機器。中心のドラムフレーム部にはMAサイズの巨大武装を装着可能な拡張性を備える。

［フルドドⅡ］の中核ユニットには、素体（ウーンドウォート）の胴体を使用。上半身のコクピット部分は分離可能で、自律飛行ユニット（モビルポッド）に変形する。下半身の股間ユニットは、武器を保持し使用する作動肢（サブアーム）として運用される。

レジオン鹵獲機にペイントされたハイゼンスレイⅡのペットロゴ。甲冑を着込んだ女騎士として素体が全身に強化パーツを纏った姿を現している。

素体と［フルドドⅡ］の構成。どの部位に［フルドドⅡ］が接続されたかが分かる。

ラー形態における本体（ハイゼンスレイⅡ）と［フルドドⅡ］の構成。