先日NHKラジオホットタイムの「気になる言葉」(梅津アナウンサー)でちょっと面白かったこと。
「い」や「の」の字が有るか無いかで意味が全く違ってくる言葉。
古い新聞 :古新聞 安いもの :安物 黒い幕 :黒幕 白い紙 :白紙
昔の話 :昔話 北の風 :北風 まだまだありそうですね。
古い新聞は資料で、古新聞は古紙回収に出す。
安い物は価値の同じものが割安で嬉しい。安物は安かろう悪かろうの印象。確かに違いますね。
昨日の同じ番組では「会議が煮詰まる」をどっちの意味で使いますか?でした。
会議が煮詰まる=議論がまとまって結論を出す段階に来た・・・が本来の意味なのだけれども・・・
=議論が紛糾してにっちもさっちも行かなくなった・・・という意味合いでも
1950年代からは使われだした。
本来はうまく行った意味なのだけれど、料理の場合でも『うまく煮詰まった』場合と、『味噌汁が煮詰まっちゃった』と言う失敗の場合とあるので、今後もプラス面、マイナス面、両方使われてゆくのではないかと言うお話でした。あとはニュアンスの差で表現するしかないですね。
『議論が煮詰まったから、まとめに入りましょう』
『議論が煮詰まっちゃってどうにもならないから、お茶でも飲んで一息入れましょう』
日本語は難しい。
よそのマンションの金柑、色づきました。
新しく訪れてくださった皆様。バックナンバーのこのページだけは読んでみて下さい。
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