LUMIX ナイトモードの話題から、今の自分を見つめ直すキッカケに

前回アップしたLUMIX DC-S5のレビュー動画の中で、この「ナイトモード」という機能について誤解をしていた部分があったので、フォロー動画の意味も込めてアップさせていただきました。

対してひみつでもないので、ちょっと煽り感あってすいません汗

前回の動画はこちら↓

この動画のコメント欄で、視聴者さんからいろいろとアドバイスをいただいていて、今回のフォロー動画になる訳ですが

私自身、想定外に頭が「星景写真派」ということに気付かされる出来事になりました。いつでも星景と天体の中立の立場でいるつもりだったので、実は偏っている自分に気づいてけっこうショックでした。

ライト問題は、いつまでも答えがないですね。星空撮影的な政治問題というかw それぞれの立場の人でいろんな主張があるし、これまでやってきた習慣みたいなものもあるので、はいそうですかと変えることができないのもわかります。

でも今回の動画を作って思ったのは、PCの画面が明るいのが一番の問題なんだなってこと。これはきっと改善しないでしょうね💦

おそらく年齢にもよるんじゃないかとは思いますが、カメラ側でも文字を赤色にするだけでかなり目が楽になるのは確かで。周囲に迷惑がかからないように普段から気を使ってますが、何も知らない初心者のひとが明るいライトや赤色ライトを使って怒られたりするのをみるとちょっと嫌になるんですよね。

この話の根本には、忘れてはいけない事件があります。星峠での転落事故のこと。

過去にブログにまとめてます。→「衝撃の事件から一年が経ちました」

細かい話はいろいろあるけれど、こういう事件が2度と起こらないように。そのためにも私のような立場の人がちょいちょい情報発信していく必要があると考えてます。

「SILKYPIX Developer Studio Pro 11」レビュー 補足情報

市川ソフトラボラトリー「SILKYPIX Developer Studio Pro 11」のレビュー動画をアップしました。
このソフトは普段から、仕事以外のプライベート撮影で使用していたのですが、実はノイズリダクションが超強力で天体撮影でも使用していました。

これまでも私はメーカー公式Youtubeなどで何度が出演させていただきましたが、天体写真のノイズリダクション効果については触れてませんでした。
天体写真の画像処理にはレイヤー処理が必須であり、PhotoshopやStella Imageで仕上げるのが基本になります。処理後の画像をTIFFで書き出し、SILKYPIXでノイズリダクションをかけていたのですが、メーカー公式ページではちょいと言いづらいプロセスでした。

今回やっと紹介できたので、とてもうれしく思います。早速、友人からも反響があり「天体写真でのノイズリダクションがえらい楽になった」とメッセージがきました。

また、動画では強く言い忘れてしまったのすが、ベイヤー配列のセンサーを採用していないカメラにはクリアビューなどが対応していない場合があります。すなわち富士フイルムユーザーは注意です!メーカーHPにてご確認ください。以下のページの下のほうで、対応カメラ一覧が確認できます。

さて、この動画の中では各機能をひとつひとつを比較していったのもあり、結果的に違いがわかりづらいというご意見をいただきました。(確かにわかるひとにはわかる的な、細かい差なのかもしれませんね・・・)

しかしながら、補足でもっとわかりやすい画像をお見せできればと思いましたので、ここに掲載します。


◆星景画像での比較 クリアビューとファインディテール

画像クリックで拡大できます
左:クリアビュー+ファインディテール、右:どちらも標準
上部画像の拡大。左:クリアビュー+ファインディテール、右:どちらも標準
上部画像の拡大。左:クリアビュー+ファインディテール、右:どちらも標準

動画ではクリアビューとファインディテールを別々に紹介してましたが、この画像は両方を適用した画像と、標準画像になります。
引きの画像では、全体的に星についてるグリーンが消え、星の数が増え、天の川の濃淡がシャープになっています。いいこと尽くしですわ。
拡大画像では風景部分の輪郭のシャープさがまったく違っていますね。

ちなみに星の周囲についているグリーンのフリンジみたいなものは、SIGMA fpで撮影した元画像にはついていません。SILKYPIX側でつくものです。
SIGMA fpは素晴らしいカメラで、私も購入検討しているくらいです。カメラにはまったく関係ないことをここに明記しておきます。

クリアビューとファインディテールは、元画像の性質をそのまま(それ以上?)に引き出すことができる新機能なのでしょうね。

しかしながら・・・クリアビューもファインディテールも、両方とも使用すると今まで何だったのってくらい違いますね。私自身も思わず「え~~」って言っちゃいましたw


◆天体写真での比較 ノイズリダクション

画像クリックで拡大できます
100%で拡大。左:ノイズ整列75+ノイズ除去50。右:そのまま。
100%で拡大。左:ノイズ整列75+ノイズ除去50。右:そのまま。
200%で拡大。左:ノイズ整列75+ノイズ除去50。右:そのまま。
200%で拡大。左:ノイズ整列75+ノイズ除去50。右:そのまま。

動画では処理済みの、しかもコンポジット枚数の少ない失敗のJPEG画像で説明しちゃってましたので、ここまで拡大するのは恥ずかしかったのでやらなかったんですが・・・涙

さすがにここまで拡大するとわかるんじゃないかと思います。右の画像と比べて背景の空の黒い部分がなめらかになっているのがわかります。200%画像はノイズリダクションがよくっても元画像の限界が見えちゃってますけどね。


まぁ、このアプローチでこのソフトを使うのは間違いなく天体写真撮る人だけなんで、ある程度がっちり画像処理した画像に対しては、ノイズ部分とそうでない部分がはっきりするんでしょうね。ソフト側もノイズを判別しやすいのか、びっくりするくらいにきれいにノイズ除去してくれるときがあります。


◆暗部除去強度

画像クリックで拡大できます
左:暗部除去高度強め、右:標準
左:暗部除去高度強め、右:標準

暗部除去強度を強くすると、左の画像のように星の周りに黒いエッジがでて、星像がかっこ悪くなるのであまりかけないほうがいいですよ、というものです。
他の機能はかけたほうがいいですが、この機能は使用せずに「標準」のままで使いましょう。

FUJIFILM X-T4などで星景タイムラプス撮影するときの注意点

星景タイムラプス撮影では、撮影枚数を稼ぐため、星空の動きを滑らかに見せるためにインターバルタイム(撮影間隔)を最短(限りなくゼロ)でスローシャッターの連写をしていきたいです。

そのため、外部レリーズを使用し、カメラを連写モードにしての「レリーズロック」が最も有効的な撮影方法として知られています。
また、大量の写真を撮影するために、ミラーレスカメラを使用の場合はシャッター方式を「電子シャッター」にすることも通例です。これにより、カメラへの負担(シャッターユニットの摩耗)と、シャッターショックによるブレを軽減することができます。

ただ、私が愛用しているFUJIFILMのカメラで、 X-T4などの連写性能が高いカメラに限っての話になりますが、これらの撮影をするときにシャッタースピードが1秒以下にすることができないという場合がありますので、その解決方法をご紹介します。

電子シャッター時に露出を1秒以下にできない犯人は、ドライブ設定!

低速連写の詳細設定をすることができます。ここから・・・

5.0fps以下の設定にしましょう。これで露出が1秒以下に設定できます!

連写性能が劣るX-S10などでは同じ症状はないようです。(そもそもCLで5.0fps以上に設定できない)

X-T4などを使用している場合は、星景タイムラプス撮影時に要注意です!!

今さらですが、CP+2022を振り返る・・・!!

今日はちょっと長いです。

CP+の影響で仕事の納期が全部後ろにずれました。だいぶ良くなりましたがまだバタバタしています汗
更新がこのタイミングになってしまいましたが・・・改めましてCP+2022ではみなさまご視聴いただきありがとうございました!

こんなにお声がけいただけるとは思ってもみませんでしたが、全力投球で駆け抜けました。

Youtubeで動画を学び始めてもうすぐ3年。CP+のお仕事のうち3件は動画納品、1件はオンラインセミナー、1件はライブ配信と、まさにYoutubeでの修行の成果が出たような気がします。

正直すんごく大変でした。CP+のお仕事にあわせて、他の仕事について納期を後ろにずらしていただいておりましたし、気合の入った動画を3本連続で制作するのはこんなにもつらいものかと、自分の限界を知る機会にもなりました。

記憶が鮮明なうちに、各動画についてご紹介していこうと思います。

私のCP+2022はここからスタートしました。ニコンさんのオンラインステージ。まさかニコンさんにお声がけいただけるとは・・・。

私がお世話になっているニコンさん、富士フイルムさん、どちらにも星空・タイムラプスの大御所の方が登壇されています。その方々がいらっしゃるので、私には出番はないだろうという気楽な気持ちでおりました。(だからCP+期間中も余裕で他の仕事を入れていた)

そんな中、Zfcというエントリーモデルで私を起用してくれたことに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

私が解説しているほうの動画は、公開後にたくさんの方がほめてくれて嬉しかった。勉強中の身なので動画がほめられるとまじで嬉しいです笑

タイムラプス作品については短期間での撮影でしたので、撮れ高を上げるためにわがままを言って3台のZfcをお借りしました。作品で登場している撮影地を紹介いたしましょう。

写真仲間がキャンプに連れていってくれたので、まずはそこでいろいろと撮影しました。この段階では、どんな動画にするか全く決めていなかったんですよね。

精進湖と山中湖。山中湖で朝焼けを狙いましたが不発。動画見るとあれが全部のように見えますが失敗テイクも割と多かった。作品で使わなかったシーケンスは実はけっこうあります。

いつもお世話になっている、山梨県北杜市にあるペンションスターパーティへ。https://star-party.jp/

普段は人気がありすぎて予約ができない宿なんですが、コロナの影響でお客様は激減しているようです。この日も私と友人たちの貸し切り状態でした。ちょっとでも力になれればと、素泊まりさせていただきました。

これはZfcじゃないけど、撮影風景ってことでw

ガンダーラ真鶴というキャンプ場と、近くにある三石海岸で撮影。このときに、キャンプする様子をVLOGにして、その様子を作品化しよう!と決めたのですが、最高の快晴予報の中、一番いい時間帯に私がいる場所だけ大雨&雹が降りました。作品では、慌ててテントに避難した私がテントから外の様子をうかがうシーンや、雨でどんどん地面が濡れていくタイムラプスを採用しています。キャンプに夜な夜な合流してお肉をふるまってくれた友人には感謝しまくりです。

突然の雨によって撮りたかったものが撮れず目的は崩れ去りました。まじかよって感じで動画制作プランは白紙に。

まともな写真を撮ってませんでしたが、山中湖のホテルグランド富士へ。このホテルは日本旅行星空撮影会の舞台のためロケハンがてら宿泊しました。(撮影会はコロナのため人が集まらず惜しくも延期)

そうそう、宿泊してた日に「Youは何しに日本へ?」に出演した回の放送日でした。食事の時間とかぶってリアルタイムで見れなかったのですが、スマホがブーブー鳴って(放送を見た友人たちが一斉に連絡をくれたw)、番組の影響力を体験した瞬間でした。

このとき、実はまだどんな動画にするか決められてませんでした。

とりあえず、解説動画を撮影し、編集。あとはタイムラプス作品だ、どうしよう・・・と動画編集ソフトに向き合い、作品で使用予定の音楽を繰り返し聞いてました。

Zfcと過ごした2週間。その期間に撮影したものを「思い出」として作品にしようと決めたのはその後です。というか、コンセプトがあってもその通りに撮影できなかったものですから、もうそれしかなかった。そんな中で制作したのがあの動画だった訳です。

Zfcは初心者向けの機種ですから、余計なトランジションなどは極力用いず(デジタルズームは使ってますけど)、なるべくキットレンズで撮影したものを使ってシンプルにまとめようと考えましたが、とりあえずなんとか形になってよかったです・・・。

撮影から帰ると、神津島の星景写真家・藤井智久くん(https://www.instagram.com/kozuphotojack/)からなんと伊勢海老が!?Youtube見ながらなんとかさばけました。超絶うまかったー--------!!!ともくんありがとう!

CP+2022、次の仕事はサイトロンジャパンさんのオンライン配信、裏方でした。冒頭の動画も私が制作させていただいております。スイッチャーでの切替をしつつ、カメラを必死で操作しました。マスク越しに音声を撮るのは初めてだったもので(ひとりはマスクというか仮面越しですし笑)とても勉強というか、良い経験をさせていただきました。反省点多し。

このお仕事のために新たに購入したZOOM H8というマイク。複数の音声をXLR端子を使って取り込むことができます。バンド音源の録音にも役立ちそうです。

こうやって誰かのブランド価値をあげるような活動、というか、けっこう性に合っています。販促活動が好きなんでしょうね。どうやったら商品の魅力が伝わるのかを考えるのはとても好きですし得意な作業なんです。

次はビクセンさん。以前に勤めていたメーカーですが、離れてもこうしてお仕事をいただけること、私を起用してくださることを本当にありがたく、嬉しく思っています。

ゲストのほたてちゃんが超キュートなのでまじで見てください。目がすっごいきれいなんです涙

絵コンテ、脚本、撮影、出演、編集、まじで全部ワンオペです。そのため疲れがもみあげにでてしまいました。撮影はとても大変で、しょっぱなから音声トラブルがあり(この日のために購入したワイヤレスマイクがめちゃめちゃノイズでちゃった)、早々に気づけたからほんとに良かったです。予備マイク(iphone)で対応。ミスだけはしないようにと一心での撮影でした。超ストレスかかった・・・。

動画の内容は、もっともYoutubeっぽいかもしれません。初心者の方が見やすいように短めで、取説的な要素も入れわかりやすく、飽きないように途中でBロール(映像だけを切り貼りしたテンポの良い見せ方)をいれました。イベントの後でも販促で役立つように、店頭で放映することも意識しました。Youtube修行がもっとも発揮できた動画かも。とても気に入っています。

動画を制作する上で新たに購入したTokina atx-m 33mm f1.4 富士フイルム用。私の自宅スタジオには35mm換算50mmが最もよくあっていると気づきました。この数日後にSIGMAは富士フイルム用レンズを発売告知。なんてこった・・・でもこれいいレンズよ。コスパよし!

次の出演もビクセンさんでした。このセミナータイトルはビクセンさんからご指定いただいたものです。撮影の1から10までを動画にしてほしいとの要望でした。この動画には、断熱シートにくるまれた私の望遠鏡や他社製品(ビクセンさんとバッティングしない商品)がいくつか登場します。これらを紹介することを許してくれたビクセンさんの寛大な対応には感服いたしました。お気に入りは、極軸合わせのところですかね。北極星の見つけ方を紹介している場面。この動画撮影も大変だった・・・というか、時間がかかるものばかりで笑 体力と気力の勝負でございました。ビクセンさんからの指定で制作した動画でしたが、この手の動画は貴重だったかもしれません。公開後に「ビクセンで天体撮影する人は全員あの動画を見たほうがいいよ」とメッセージをくれた友人の言葉はとても嬉しかった。初心者にとって役立つ情報であることを願います。

ビクセンさんの動画を撮影しているときの自宅スタジオ。もー細かいパーツが多くて本体もでかくて撮影が大変でしたw
野外のシーンで撮影してた唯一の記念写真。すぐ隣に天体写真を撮影している方がいて、動画撮影中にノイズがはいらないように気遣ってくれてました。やさしい。

突っ走ってきたCP+2022も最後。ラストはサイトロンさんでライブ配信です。ZOOMでの出演でしたので、画質が720pなのはお許しください。

ライブ配信前の机。ここまでやらなくてもいいのになぜか本気を出してしまう。

ラオワのレンズもいろんなところに連れていきました。実はセミナーでは半分も作例見せれてません。理屈っぽいセミナーになってしまったので、ガンガン作例見せていけばよかったと後悔しました。嗚呼・・・!!!

ビクセン ほたてちゃん動画のタイムライン

CP+での動画制作はすべてダビンチリゾルブで行いました。ソフトの使い方やFUSIONを使ったモーショングラフィックスもかなり基本ができるようになりました。ただ、けっこうトラブルも多かったんですよね。サポートの方は大変親切だったのですが、あまりにもいろいろと起こるのでかなりストレスがたまりました。Premiereでトラブル多かったのでダビンチに移行したパターンなんですが、どっちも変わらずトラブルはつきものだということを学びました。逆にいえば、それぞれのメリットデメリットをよ~く知ることができた2か月間でした。今後は両方使ってくぜ。

CP+を終えて。眼精疲労がほんとにやばかったので眼鏡を新調しました。目は大切な商売道具ですから、大事にしていかないとですね。

と!駆け抜けた約2カ月でした。Youtubeもしばらくライブ配信しかできてないから再生数落ちちゃってやばいよ~w がんばって取り戻していかないとー!!

最後に。新しく高価なWindows PCを導入したんですが、今回の案件はこのPCがなければ絶対に乗り越えられなかった。書き出しから編集まで、タイムラプス作品がそれまでの1/3くらいの時間で終わってたと思います。

PCを組んでくれた友人には大変感謝したい。他のPCもスペックアップしたいw

動画・タイムラプス作品につける音楽編集・編曲の仕方

この動画で紹介している内容は、音楽をやったことのある人、DTM・DAWの経験者ならすぐにピン!とくることなのですが、写真から動画を始めた人にとっては音楽は未知の領域。サブスクや無料音源が溢れる現代で手に入りやすくなったものの、それをどう活かしたらいいのかは頭を悩ませている方も多いはずです。
こうした編集方法を覚えることで「あれ?ココとココをこうやって繋げたらかっこいいんじゃないの〜!?」みたいな感じで、どんどん表現の幅が広がると思いますし、見ている視聴者には「飽きない」「飽きさせにくい」動画の見せ方ができると思います。

音楽も映像も、単調なものは視聴していて辛いです。どんな美しい映像も飽きてしまえば苦痛でしかありません。「そろそろ見ている人が飽きてくるかな」という第三者的な感覚が少しでもあれば、映像作品はエゴイズムの塊になることを防げるでしょう。

という、偉そうなことを言ってみる。

星空撮影塾DVD完売に伴い動画を公開いたします!

私が初めて手掛けた書籍「成澤広幸の星空撮影塾」が完売となりました。

https://amzn.to/2WqG93Tv

たくさんの方に読んでいただけたようで、大変嬉しいです。

この手の指南書としてはベストセラーじゃないかって言われました。

自分の言うのもなんですが、この世で最も初心者目線の本じゃないかと思っています。

目線を下げようと(初心者でもわかりやすい内容にしようと)、言葉を減らして端的にし、可能な限り画像を多くすることに注力しました。

製作はとても大変でした・・・本を作る事ってこんなに大変なら二度とやりたくない!って思うくらいw このあたりの苦労話は言えないことが多いので(笑)ここでは触れないでおきますが

今作っている星空撮影塾Ⅱも、とても大変です。読者のことを考えれば考えるほど、どんどん難しく、作業は困難を極めます。

年内発売予定なので、こちらもこうご期待で!

さて、本自体はすでに在庫はなく、転売されて価格が高騰しているので絶対に買わないように!電子版をご購入ください。

そして表題の通り、電子版では見ることができなかった、付属DVDに収録されていた動画をすべて公開しました。それぞれの動画冒頭・最後にちょっとした解説をいれております。

こちらが再生リストになります!全6回です~。https://www.youtube.com/playlist?list=PLbDRWzu-fgk9vtdii5DwdxzlA0jioNIO1

みなさまのスキルアップに役立てていただけると嬉しいです!

一応全部はっとこ。

Starry Scape & Timelapse Workshop@岩手・八幡平を開催します!

ご要望にお応えして、北東北でのワークショップを開催することにいたしました!

その他にもいろいろと撮影講座があったので、情報をまとめた動画をプレミア公開いたしました〜。

撮影地となる「八幡平レストハウス山頂駐車場」をロケハンしてきました!

この場所は、南東の方角に盛岡方面の光害がありましたが、南〜西は光街の少ない、撮影に適した場所だと感じました。
開催日に狙う天の川の方角は、南〜西になります。素晴らしい星空が撮影できる場所だと思います。

ロケハン時に、現地からライブ配信を行っています。1:07:50あたりから、星空ライブ中継をしましたのでなんとなくの景観がわかると思います。

概要は以下になります。

———————————————————————————————————————-

〜Hiroyuki Narisawa Timelapse Film presents 「Starry Scape & Timelapse Workshop」〜

「星景写真・タイムラプスワークショップ@岩手」 

協力:USBレンズヒーター事務局 HP→https://www.pcnv.net/hi-ta/ 

講師:成澤広幸 HP→https://www.hiroyukinarisawa-photography.com/

場所:八幡平レストハウス山頂 駐車場
こちらの施設の駐車場を使わせていただけることになりました。https://www.hachimantai.or.jp/rest_house/

内容:八幡平レストハウス駐車場での星空撮影・タイムラプス撮影の体験・技術指導。及び、イベント前・後にオンラインによるプライベートレッスン。※ZOOMで個別に対応させていただきます。

日時:8/6(金)夕方~朝まで。現地集合・解散。
悪天候の場合は中止といたします。

申し込み締め切り:8/3(火)

料金:14,000円(開始時に現地で回収します。おつりはないのでぴったりの金額でのご用意をお願いいたします。)

定員:15名

当日の情報:◆月の出1:37   月の入 15:59 
日の出 4:06 日の入 19:17
      

内容:八幡平の広いフィールドを生かして、星景写真・タイムラプス撮影を楽しむワークショップです。
星空~月の出〜朝焼けの、様々な光の変化の中で撮影を楽しむことができます。
イベント後に、ZOOMで個別指導を行います。撮影後の処理についてアドバイスを受けることができます。

USBレンズヒーター事務局さまの協力により、当日はレンズヒーターの貸し出しを行います。モバイルバッテリーを各自ご持参ください。 

必要なもの:

◆カメラ 現在使用しているものでOK。

◆レンズ できるだけ広角のもの。24mmよりもワイドなものがおすすめ。

1:37の昇ってくる月を撮影するのもとてもかっこいいです。望遠レンズもあればご持参ください。

◆三脚 なるべく頑丈なもの

◆ポータブルバッテリー レンズヒーター使用時に必要です。各自ご持参ください。

◆防寒着(カイロ等) 当日は気温1桁まで冷え込む可能性もあります。今は8月で暖かい、という間違った認識は捨てて(笑)  充分な防寒具、靴、手袋、帽子を持参ください。防風機能のついた上着があるとなおよいです。

◆カメラ内インターバル機能のないカメラをお持ちであれば、タイマー付きのレリーズを持参してください。各カメラメーカー互換で安価なものがAmazonなどであります。

◆充分な容量のあるメモリーカード

◆フィルター 八幡平から見下ろす夜景と星空の撮影では、角形GNDフィルターが効果的に使用できる場合があります。光害カットフィルターも効果がありますので、お持ちの方はご持参ください。

応募方法:成澤広幸のHP  https://www.hiroyukinarisawa-photography.com/
「Contact」から、ワークショップに参加の意向と、①名前②住所③電話番号④生年月日(国内旅行傷害保険に加入のため)をメール文面に記述の上、送信してください。


———————————————————————————————————————–

<参加者様へのお願い>

道中事故の無いようにお願いいたします。
立入禁止場所への立ち入りはおやめください。
柵を超えないでください。
トラブルの無いようにお願いいたします。
トイレはあります。

厚生労働省 新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を公表されました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html
その他、本ガイドラインに記載されていない事項を含めて、政府新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針を踏まえ、別途、各都道府県が定める行動計画に沿って対応してください。

室外でのワークショップ開催において、厚生労働省が公表しているガイドラインの中から協同組合日本写真館協会様のガイダンスに則り開催いたします。

・発熱など体調不良と思われる場合。
・味覚・嗅覚に異常を感じる方。
・新型コロナウイルス感染症陽性とされた者との濃厚接触がある場合。
・同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合。
・過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航並びに当  該在住者との濃厚接触がある場合。
・その他新型コロナウイルス感染可能性の症状がある方の参加はご遠慮ください。

・マスク等の着用と、こまめな手指の消毒や手洗いをお願いいたします。
・集合場所にて、体温チェックをさせていただきます。
(サーモカメラ・非接触体温計使用)
・集合写真を撮影する場合は直前まで感染防止策をお願いし、会話も控えていただくよう お願いします。
・人と人との距離(1m、出来れば2m)を適切にとる
・大声での会話を控える

スタッフはマスク、マウスガードorフェイスガードの着用をさせていただきます。

富士フイルムの新製品「XF18mm f1.4 R LM WR」は星空撮影も動画撮影もすごかった!

星空撮影レビュー編
動画撮影レビュー編

富士フイルムの新製品「XF18mm f1.4 R LM WR」を発売前にお借りすることができ、レビュー動画を2本アップしました!

とても素晴らしいレンズです。今後の富士フイルムに大きく期待が膨らむ新製品でした。

動画内でも説明している通り、レンズが良すぎてボディがついて行ってない感があります。

今後は「高画素化」を目指すそうですから、レンズに見合うボディの新製品が今後発売されるのでしょう・・・!!!

富士フイルムファンとしては、なんとも楽しみです。

※定員に達しました! Starry Scape & Timelapse Workshop 開催します!!

ワークショップは早々に定員に達してしまいました涙 また企画いたしますのでよろしくお願いいたします。

USBレンズヒーター事務局・小宮さんの協力をいただき、 初のワークショップを開催することになりました!!

概要は以下になります。

———————————————————————————————————————-

〜Hiroyuki Narisawa Timelapse Film presents 「Starry Scape & Timelapse Workshop」〜

「星景写真・タイムラプスワークショップ@高ボッチ高原」 

協力:USBレンズヒーター事務局 HP→https://www.pcnv.net/hi-ta/ 

講師:成澤広幸 HP→https://www.hiroyukinarisawa-photography.com/

内容:高ボッチ高原での星空撮影・タイムラプス撮影の体験・技術指導。及び、イベント前・後にオンラインによるプライベートレッスン。※ZOOMで個別に対応させていただきます。

日時:5/15(土)21:00~朝まで。現地集合・解散。
悪天候、もしくは感染状況による政府の対策によっては5/22(土)に変更いたします。

申し込み締め切り:5/13(木)

料金:12,000円(開始時に現地で回収します。おつりはないのでぴったりの金額でのご用意をお願いいたします。)

定員:15名

当日の情報:◆5/15(土)   月の入 22:06 日の出 4:36
      ◆5/22(土) 月の入 2:33 日の出 4:30

内容:高ボッチ高原の広いフィールドを生かして、星景写真・タイムラプス撮影を楽しむワークショップです。
月の入~星空~朝焼けの、様々な光の変化の中、撮影を楽しむことができます。
イベント後に、ZOOMで個別指導を行います。撮影後の処理についてアドバイスを受けることができます。

USBレンズヒーター事務局さまの協力により、当日はレンズヒーターの貸し出しと、暖かい飲み物などを提供します。  

必要なもの:

◆カメラ 現在使用しているものでOK。

◆レンズ できるだけ広角のもの。24mmよりもワイドなものがおすすめ。

ワークショップは北アルプスに沈む月を撮影するところからスタートします。望遠レンズもあればご持参ください。

◆三脚 なるべく頑丈なもの

◆ポータブルバッテリー レンズヒーター使用時に必要です。各自ご持参ください。

◆防寒着(カイロ等) 当日は気温1桁まで冷え込むことが予想されます。今は5月で暖かい、という間違った認識は捨てて(笑)  充分な防寒具、靴、手袋、帽子を持参ください。

◆カメラ内インターバル機能のないカメラをお持ちであれば、タイマー付きのレリーズを持参してください。各カメラメーカー互換で安価なものがAmazonなどであります。

◆充分な容量のあるメモリーカード

◆フィルター 高ボッチから見下ろす夜景と星空の撮影では、角形GNDフィルターが効果的に使用できる場合があります。光害カットフィルターも効果がありますので、お持ちの方はご持参ください。

応募方法:成澤広幸のHP  https://www.hiroyukinarisawa-photography.com/
「Contact」から、ワークショップに参加の意向と、①名前②住所③電話番号④生年月日(国内旅行傷害保険に加入のため)をメール文面に記述の上、送信してください。


———————————————————————————————————————–

<参加者様へのお願い>

道中事故の無いようにお願いいたします。
立入禁止場所への立ち入りはおやめください。
柵を超えないでください。
トラブルの無いようにお願いいたします。
トイレ・飲み物の自動販売機はあります。

厚生労働省 新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を公表されました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html
その他、本ガイドラインに記載されていない事項を含めて、政府新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針を踏まえ、別途、各都道府県が定める行動計画に沿って対応してください。

室外でのワークショップ開催において、厚生労働省が公表しているガイドラインの中から協同組合日本写真館協会様のガイダンスに則り開催いたします。

・発熱など体調不良と思われる場合。
・味覚・嗅覚に異常を感じる方。
・新型コロナウイルス感染症陽性とされた者との濃厚接触がある場合。
・同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合。
・過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航並びに当  該在住者との濃厚接触がある場合。
・その他新型コロナウイルス感染可能性の症状がある方の参加はご遠慮ください。

・マスク等の着用と、こまめな手指の消毒や手洗いをお願いいたします。
・集合場所にて、体温チェックをさせていただきます。
(サーモカメラ・非接触体温計使用)
・集合写真を撮影する場合は直前まで感染防止策をお願いし、会話も控えていただくよう お願いします。
・人と人との距離(1m、出来れば2m)を適切にとる
・大声での会話を控える

スタッフはマスク、マウスガードorフェイスガードの着用をさせていただきます。

GFX100S で天体写真に挑む

YoutubeチャンネルにVLOGをアップしました!

VLOGってもっとやりたいんですけど、仕事の状況だったり感染状況だったりであんまりできてないですが
たくさん撮ってはいても、内容的に面白くないなと思って眠っているやつもすごく多いんですよねw 今回アップできて、良かったです!


さて、この動画の後半でも写真だけ出してますが、GFX100Sで天体写真をちょいちょ撮っています。

◆機材:FUJIFILM GFX100S、GF32-64㎜ f4 R LM WR
Vixen 星空雲台ポラリエU
Leofoto PG-1(片持ちフォークで使用)

◆撮影データ:ISO10000、f5.6、焦点距離36.9mm、60秒x20枚

◆処理方法:RAW画像をTIFFで書き出し→Stella Image9で加算平均合成
Photoshop CCで画像処理→再びStella Imageでソフトビニングフラット補正
SILKYPIX Developer Studio Pro10でノイズ軽減→再びPhotoshop CCで強調処理

さすが1億画素!星が小っちぇぇぇぇーーーー!!!

ちなみに加算平均合成前の撮って出しの状態の元画像はこれです。

うーん、GFXに限らず富士フイルムは発色が良く、Hαもそこそこ写るんで楽しい。
クローズアップするとまだ赤いのがでてくるんだけど、あんまりがっつりHαでなくても今回はいいかなぁと。
場合によっては赤いのもっとあぶりますけどw ノーマルセンサーですしね~。

天体写真て難しいですよほんと。 やったこと全部書くとすんごい複雑なことをやってるように見えちゃう。(実際そうなんだけど)

この画像、ちょっと処理に苦労したので備忘録的に残します。

処理を進めてくうえで、星雲マスクというのを作って強調処理を試みました。

Photoshop 「明るさの最小値」や、Starnet++というソフトを使って、星を消すんですね。そしてうねうねしている部分のみを抽出して、その部分だけを強調して元画像にブレンドしていく、というやり方です。

そしたらこんな画像になったんですよ。

左右になんか、楕円の波紋みたいのあるのわかりますか?

これ、モアレっていうんですかね。天リフさんの記事で見かけたことあるな・・・。
他の富士フイルムでも出ただか、ニコンD810Aで同心円状のムラが出たとか、センサーの何かしらに起因するんでしょうね。なんじゃこりゃ~!

ただですね、ここで機材をディスってはいけない!
私たちがやってることが、レアなだけなの!w 想定外のことをやっている我々がおかしいのでメーカーさんは悪くない!www

他にも撮影したやつあるんですが、そっちはでませんでした。今のところ何が起因して発生するのかは未知なのであります。

というわけでどうやったら解決するかなぁと半日くらいかけて試行錯誤をしました。


とりあえずムラは放っておいてある程度画像処理したやつ。なんとなく中央付近に縦筋が見える感じがしますね。

ここで、あいぼーさん提唱のソフトビニングフラット補正をかけます。

あいぼーさんの動画はこちらを見てください。いつもお世話になっております!

フラット処理後の画像がこれ。うーん目立たなくなった感じするけど、まだちょっとあるね。一度気になっちゃうとどんどん沼にハマる。

この後、Topaz Denoise Aiとか、DxO Dfine2とかのノイズ軽減機能を使ってみたけど、うまいことハマらずで・・・むーって感じ。

ここでSILKYPIXのノイズ整列を思い切りかけたらいい感じになった!この画像をPhotoshopに取り込んでちょっと強調して、フラット直後の画像に不透明度30%くらいでブレンドしたやつが最初の画像です。

もう、ここまでにしよう涙

SIKYPIXのノイズ軽減機能は、星景写真だとけっこう強くかかっちゃうので加減が難しいのですが、天体写真だとがっつりかけて良い結果ができることが多い印象です。
いつもお世話になっております!

似たような画像ばかり並んでごめんなさい。備忘録でした~。