第3回 タイムラプス作品講評会を開催します!

半年に一度の祭典にします!第3回タイムラプス講評会は12/18(月)に開催!

第1回目の配信はこちら↓

第2回目の配信はこちら↓


みなさんの力作、お待ちしております。

成澤と言えば星空のイメージが強いですが、本企画は星空に限ったものではありません。すべての「時間の経過」が講評作品の対象となります。

今後どうすれば良いのか、どんな観点や改善点があるのか、本企画がみなさんの成長のヒントになれば幸いです。

<応募について>
講評を希望の方は、私のHP「Contact」から直接メッセージをください。
記載いただきたい情報は以下です。

①名前(ハンドルネーム可)
②作品のアップロード先URL
(視聴者全員が見れるよう、ご自身のYoutubeチャンネル・動画配信サイトが望ましいです)
③作品タイトル
④使用した機材と画像処理・動画編集ソフト
⑤作品に使用した音楽の楽曲名と、楽曲の配信サイト
⑥作品に対する思い

・音楽に関しては有料・無料音源問いませんが、著作権に触れるものはその旨必ずお知らせください。
私はEpidemic Sound・Evoke Music・Audio Stockを利用しています。
それ以外の音楽サイトから楽曲を使用している場合は私のチャンネルでは流せませんので、ご指定いただいたURLをみんなで同時にアクセスしてみる、というやり方で視聴します。

・全員で視聴しながらの講評会となります。作品の長さは1~3分程度で仕上げてください。

・申し込み期限は当日のAMとします。ギリギリまで制作頑張ってください!

〜講評のポイント〜

①作品タイトルと内容の一致
②音楽に合わせた見せ方、演出。動画全体の緩急のつけ方。視聴していて飽きることがないかどうか。
③各シーンの色やノイズなどの仕上げ・処理方法。
④焦点距離や上下比率が似てないか、ワンパターンになってないか。
⑤面白いことに挑戦している!という実験的なアプローチ

こんなところでしょうか。これを公表するとハードルが上がってしまうように感じるかもしれませんが、あくまで参考程度にして作品作りに励んでください。
作品の長さは問いませんので、お気軽に腕試しをしてもらえたらと思います。

私がタイムラプスを始めたとき、とても孤独でした。
一人で情報を集め、技術を磨いてました。そんな日々は師匠の岡・浩一郎氏に会ってから少しずつ変わっていきましたが、それでも仲間は少なかったと思います。
今はYoutubeチャンネルを通じて多くの仲間ができました。以前とは比べ物にならないコミュニティ、これを大切にしていきたいと思いました。
よって、この企画を半年に一度の祭典として継続して開催することにしました。せっかくできた仲間たちを大切にしようと考えたのです。

質問がございましたら、このブログのコメント欄、もしくはYoutube配信先のコメント欄に書き込んでください。

それでは、たくさんの良い作品に巡り会えることを楽しみにしております!
どんどんご応募ください〜!




写真展開催&期間中のセミナー開催のお知らせ

2023年7月・8月の2ヶ月間、東京都神津島村と富士山山頂に何度も通い続けて作品づくりを行いました。
海抜0mの星空保護区・神津島村の美しい景色と、日本最高峰・富士山山頂火口付近で厳しい環境の中撮影した、ほぼ撮り下ろしの作品を星景写真を中心に展示します。
環境の異なる二拠点での世界をお楽しみください。

また、期間中はトークイベント(無料)とセミナーイベント(有料)も同時開催いたします。ぜひご参加ください。

イベントについて、ケンコートキナーさんの情報はこちら

「はじめての星景写真講座」の詳細・申し込みはこちら ※約1時間半程度の講座です

「DaVinci Resolve タイムラプス動画編集テクニック講座」の詳細・申し込みはこちら

なんと私めが写真展を開催させていただくことになりました。
私の写真展はこれが5回目だと記憶しています。おそらく4年ぶりの写真展になると思います。過去の写真展を振り返って、今回意識したことが「テーマを決めて撮影する」「撮り下ろしにこだわる」の2点です。
 過去の写真展では「今まで撮影してきた写真の総集編」的な展示内容になることが多く、結果として気に入った写真は何度も使い回したり、テーマ性に欠け、いつも同じようなスライドショー的な写真展になってしまうことに悩んでいました。
 他の写真家さんの写真展へ足を運ぶと、みなさんテーマを持って取り組んでおり、写真展の世界感づくりに非常に頭を使っていることが学びました。

 結果、展示する作品は撮り下ろしが多く、展示作品を並べる順番や見せ方にはこだわりを持って取り組んでいらっしゃいました。そういった諸先輩方に習い、私も自分の写真展を違うレベルへ引き上げたい・・・そう考えて取り組んだのがこの写真展であり、2ヶ月間の撮影でした。

 この写真展が自分の思い描いた通りになるのか、抱えていた悩みを脱却することができるのかはやってみないとわかりません。全力は尽くしても、おそらくまだまだ反省点の多い写真展になるだろうという心構えもあります。多少弱気にも見えるかもしれませんが、それとは別に、この写真展を見にきてくる方々の胸に、少しでも響く・・・何か爪痕を残すことができる出来事になればといいなと思っています。

9/27〜10/1は在廊予定でおります。9/30はギャラリー内でトークイベントがあり、10/1はセミナーイベントがありますのでこちらもどうぞご応募ください。

また、写真展を楽しんでいただいた後はそのままケンコートキナーサービスショップにぜひお立ち寄りください。すごい格安でレンズ、ジンバル、三脚などの機材が販売されていて、割と沼です笑 写真展見た後だと衝動買い間違いなし!

よろしくお願いいたします!

たぶん定番構図。富士山山頂・久須志神社の鳥居にて。

「赤く縁取られた黒い太陽」 〜西オーストラリア金環皆既日食 撮影報告〜

2023年4月20日、オーストラリア北西部に位置するエクスマウスにて、金環皆既日食が起こりました。
この度、撮影に遠征してきたのですが、私自身このブログをオーストラリアから更新しており、まだ帰国していません。Youtubeでの動画アップはまだ先になりそうなんですが、現在は電波の良いところにおりますので、先にブログで記録を残しておこうと思います。

2023.5.1 追記
正直、失敗だらけの撮影で公開しない予定でしたが、反省材料に生かすため公開することにしました。 とりあえず誰よりも感動したのは間違いない。 8K N-RAW→4Kへ処理しました。

まず、実際に起こった皆既月食の様子は一緒に行動していた天文リフレクションズさんが自身のYoutubeチャンネルにてライブ配信してくれました。私もところどころで出演していますのでぜひこちらでご視聴ください。

さて、今回の日食ですが、動画を見ていただければ分かる通り、言葉にならないほどの感動を味わいました。どんな日食だったのか簡単に解説していこうと思います。

◆金環皆既日食とは

皆既日食は、太陽が月に隠された状態を観測できる現象。金環日食は太陽が月に隠されきられずにリング状になった太陽を観測できる現象です。金環日食は2012年に日本国内でも起こっていますので、実際に見たという方も多いのではないでしょうか。

金環皆既日食とは、ある地点では金環日食、ある地点では皆既日食になるというもので「ハイブリッド日食」なんて呼ばれ方もされています。もちろん、私たちは皆既日食になる地点を選び、遠征しました。

細かい説明は後日アップ予定の動画で解説しますが、今回の日食は月と太陽のみかけが同じくらいの大きさで発生するものなので、通常の日食よりも皆既となる時間は1分程度と短く、その代わり、通常の日食では大きく隠されて撮影することができない「プロミネンス」が撮影できるというものでした。間違いなく、特別な日食だったのです。

皆既日食の観測・撮影地

Google Mapより。オーストラリア大陸全体。ハートの位置が撮影地のエクスマウスです。

今回の日食はオーストラリア左上に位置する小さな半島で起こるというものでした。周囲には日本から直通の飛行場などはなく、移動手段は南に遠く離れたパースから約1,300km車で移動するというもの。皆既時間が短く、移動への負担が大きいことから敬遠する方も多かったと思います。

◆日本からの日食撮影チーム

佐賀天文同好会会長・副島さんと、天文機材メーカーのK-ASTEC・川野さんが今回の日食に遠征する企画を立てていると知り、私も参加させていただきました。

現地では日食のためにキャンプサイトがオープンされていました。
私たちは約20名で参加したので、現地で機材を設置するとこの通り異様な空間に(笑)

しかも私たちがオーストラリアでいうところのNHKみたいな局のニュースで「日本から約20名の観測チームが日食のためにエクスマウス入りしている」と報じたことから、我々のキャンプサイトを訪れる方々が次々と訪れ、ちょっとしたスターパーティになっていました。

◆私の機材

ちょっとわかりづらいですが、Hobym Crux140 Travelerというハーモニックドライブ赤道儀にVixen SD81S+SDフラットナー、FUJIFILM GFX100Sの組み合わせ。Crux140Travelerは福岡の天文ショップ「天文ハウスTOMITA」にご協力いただきお借りしました。バランスウエイトなしで7kgを搭載可能で、本体重量が2.9kgと、なんとかして荷物を減らしたい今回の日食遠征にぴったりの機材でした。

SIGMA fpL、SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sports SWAT350V-specの組み合わせ。前日の予報で風が強い!と予測されていたので、風ブレ対策でLeofoto LM-362Cを使い極端な低重心でセッティングしました。

この機材についてはUNITECさんのブログでも紹介されています。
https://unitec.cocolog-nifty.com/photo_gallery/2023/04/post-c940e2.html

誤算だったのは、SIGMA fpLの液晶が固定であることを忘れてしまっていたことです。そのため、このような姿勢でのセッティングを強いられることとなりました(笑)

Nikon Z9+Z70-200mm F2.8S+2倍テレコンの組み合わせで8K N-Rawでの撮影にトライしました。結果としてうまくいった部分もいかなかった部分もあったのですが、ものすごく貴重な体験を提供した機材となりました。

◆今回のベストショット

SIGMA fpL
SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sports
x1.4倍テレコンバーター
SWAT350で追尾
ISO100
900mm
f16
1/400秒
Photoshop Lightroomでさくっと処理,トリミング

今回はダイヤモンドリングと呼ばれる現象は観測できませんでした。その代わりにベイリービーズと呼ばれる太陽の光がぷちぷちと現れる現象とプロミネンスが観測できました。
太陽コロナを撮影するのかプロミネンスを撮影するのか、双方はかなりの露出差があるため、5段でのブラケット撮影を基本としましたが、カメラではなく目で見ていると、この瞬間が最も美しかったです。

この処理はまだ途中のものです。カメラの設定ではコロナを撮影するかプロミネンスを撮影するかで設定が変わってしまいますが、人間の目のダイナミックレンジはすごいですね。5秒間だけ双眼鏡を覗いたのですが、コロナも大きくプロミネンスもしっかり両方見えていました。帰国後はそのイメージに近づけるよう画像処理を試みたいと思います。

◆K-ASTEC 川野氏が撮影した動画が完璧すぎるので紹介

さすが何度も日食を経験されている川野さん。完璧です・・・。

動画の冒頭で「フィルター外した〜」と言っているのは「日本で最も彗星を撮影した男」とされる津村光則氏の声。このとき全員が、太陽光によるセンサー焼けを防ぐために太陽撮影用減光フィルターを装着していましたが、いつそれをとるべきか!?を判断しかねていたと思います。津村氏の掛け声は「もう大丈夫だよ!」という全員に対してのメッセージでした。これが私の涙腺を崩壊させるトリガーになったとです・・・。

皆既が始まり、双眼鏡で観察していた人たちが揃って「赤いよ!真っ赤っか!」と叫んでいました。太陽の周囲を囲うプロミネンスがそのように演出していたのでしょう。
5秒間だけ、天リフ・山口さんの双眼鏡を覗かせてもらいましたが、人間の目のダイナミックレンジはすごいですね。カメラだと、太陽コロナに露出を合わせるか、プロミネンスに露出を合わせるか2択ですが、目で見た感じは両方完全に見えました。後日の画像処理は見た記憶を元に処理したいと考えています。

皆既日食の直後の夜、興奮冷めやらぬ遠征メンバーたちとライブ配信を行いました。みんな日食の感動が凄まじかったことを話してくれています。

最後に、海外のニュースサイトでも私たちのことに触れている記事がいくつかありましたのでリンクを貼っておきます。

第二回 タイムラプス作品講評会を開催します!

昨年、視聴者さんの要望により私めがみなさんの作品について講評をするという企画をやりました。

第一回目の配信はこちら↓

たくさんの作品をご応募いただきありがとうございました。中には私が講評していいのかというハイレベルなものもあり、とても充実した企画になったと記憶しています。

このチャンネルを通じてタイムラプスに興味を持ってくれた方、チャレンジしている方、たくさんいらっしゃると思いますが、成長したくても参考になる動画が少なかったり、刺激が足りなかったりという悩みをお持ちの方は少なからずいらっしゃると思います。

そしてこの度、再度開催を希望する声をいただきまして、第二回タイムラプス講評会を開催することといたしました!

開催日は2023年5月29日(月)20:00~から配信開始!
配信先はコチラ!


成澤と言えば星空のイメージが強いですが、本企画は星空に限ったものではありません。すべての「時間の経過」が講評作品の対象となります。

今後どうすれば良いのか、どんな観点や改善点があるのか、本企画がみなさんの成長のヒントになれば幸いです。

<応募について>
講評を希望の方は、私のHP「Contact」から直接メッセージをください。
記載いただきたい情報は以下です。

①名前(ハンドルネーム可)
②作品のアップロード先URL
(視聴者全員が見れるよう、ご自身のYoutubeチャンネル・動画配信サイトが望ましいです)
③作品タイトル
④使用した機材と画像処理・動画編集ソフト
⑤作品に使用した音楽の楽曲名と、楽曲の配信サイト
⑥作品に対する思い

音楽に関しては有料・無料音源問いませんが、著作権に触れるものはその旨必ずお知らせください。
私はEpidemic Sound・Evoke Music・Audio Stockを利用しています。
それ以外の音楽サイトから楽曲を使用している場合は私のチャンネルでは流せませんので、ご指定いただいたURLをみんなで同時にアクセスしてみる、というやり方で視聴します。
全員で視聴しながらの講評会となります。作品の長さは1~3分程度で仕上げてください。

申し込み期限は当日のAMとします。ギリギリまで制作頑張ってください!

今回は私がどのような観点で作品を講評しているかを事前にお知らせします。

①作品タイトルと内容の一致
②音楽に合わせた見せ方、演出。動画全体の緩急のつけ方。視聴していて飽きることがないかどうか。
③各シーンの色やノイズなどの仕上げ・処理方法。
④焦点距離や上下比率が似てないか、ワンパターンになってないか。
⑤面白いことに挑戦している!という実験的なアプローチ

こんなところでしょうか。これを公表するとハードルが上がってしまうように感じるかもしれませんが、あくまで参考程度にして作品作りに励んでください。
作品の長さは問いませんので、お気軽に腕試しをしてもらえたらと思います。

また、前回の企画では皆様から素晴らしい作品の数々を見せていただきましたが、残念なことに一部の視聴者からのネガティブコメントがいくつかありました。
タイムラプスは撮影から処理まで多くの時間を有します。そういったコメントを投稿される方はその苦労を知らない、タイムラプスを撮影したことのない人だと思いますが、それでもこれは本当に残念なことです。
作品について指摘をするのは私の役割です。
みなさんが苦労して制作した作品を心のないネガティブコメントから守るため
本企画ではモデレーターを設置して配信することをお知らせします。
該当のコメントが投稿された場合は即削除しますので、ご了承ください。

質問がございましたら、このブログのコメント欄、もしくはYoutube配信先のコメント欄に書き込んでください。

それでは、たくさんの良い作品に巡り会えることを楽しみにしております!
どんどんご応募ください〜!




CP+2023 成澤登壇情報一覧

年の一度のカメラの祭典「CP+」が4年ぶりに開催されます。
私、成澤もありがたいことに登壇の機会やPR動画の制作依頼をいただきました。
いつ何時にどこで登壇しているのか、このブログにまとめておきますので、会場にいらっしゃる方はぜひ足を運んでいただければと思います。

◆2/23(木)
①13:30~14:00 ワイドトレード(レオフォト)ブース

沼にハマったトラベル三脚沼のお話をします。沼はいまなお更新されておりますので最新情報をお届けしたいと思います。

②16:20~17:00 タムロンブース
この日は「TAMRON 20-40mm F/2.8 DiⅢ VXD」を使った星景写真・撮影方法やTamron Lens Utilityの活用方法などについてお話します。
登壇情報はこちら→https://www.tamron.co.jp/special/cpplus2023/cpplus2023-event/


◆2/24(金)
①11:10~12:00 ニコンブース 
「業界屈指のタイムラプス機能。Z9が表現する世界とは。」

アメリカ旅で撮影した素材をベースにZ9の魅力や導入に至った理由などを語ります。
タイムラプス作例たんまり。
登壇情報はこちら→https://www.nikon-image.com/event/cpplus2023/nikon_booth.html

②17:10~17:50 タムロンブース
この日は「TAMRON 20-40mm F/2.8 DiⅢ VXD」「TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 DiⅢ-A VC VXD」を使って、ズームレンズで撮影するタイムラプスの魅力・編集方法やTamron Lens Utilityの活用方法などについてお話します。

◆2/25(土)
①13:20~14:10 ニコンブース 
「業界屈指のタイムラプス機能。Z9が表現する世界とは。」

アメリカ旅で撮影した素材をベースにZ9の魅力や導入に至った理由などを語ります。
タイムラプス作例たんまり。※その場のノリで言うこと多少変わると思いますが、2/24(金)とお話する内容は基本的に同じです。
登壇情報はこちら→https://www.nikon-image.com/event/cpplus2023/nikon_booth.html

②20:50~21:20 ビクセンブース(オンライン)
『進化したポラリエUステップアップキットで星空撮影にチャレンジしよう!』
新発売のポラリエU用ステップアップキットの紹介と、使用方法などについてお話します。こちらはオンラインイベントになっておりますので、みなさん気軽にご参加ください。
登壇情報はこちら→https://www.vixen.co.jp/post/230215k/

◆2/26(日)
ヨドバシ横浜 タイムラプス講座
 ①14~15時、②16~17時
こちらはCP+と関係ないですが(笑)ヨドバシカメラ横浜店の店頭にて、ニコンのカメラを中心としたタイムラプス講座をやらせていただくことになりました。
CP+帰りにでもぜひお立ち寄りください。

その他、サイトロンさんのセミナーについて、天リフ・山口さんの配信をお手伝いしています。
サイトロンさんのセミナースケジュールはこちら→https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000155.000007828.html

そして、H&Yブースでは「REVORING SWIFT」の解説動画がブースで見れるはず!

浅沼商会ブースでは「ifootage シャークスライダーシリーズ」の動画が3本ブースで見れるはずです!

以上が今年のCP+2023での私の登壇情報やスケジュールなどなどです。
今年も大変忙しく過ごさせていただいております。私の撮影スタイルはタイムラプスも多いですし、動画制作がほんとに重い(笑)
会場でみなさんにお会いできるのを楽しみにしております!バタバタしてゆっくりとお話する時間はないかもしれませんが、どうかお許しください。そしてぜひお声がけを。

CP+はなんと4年ぶりのリアル開催!その前は2019年だったんですね。なつかしい画像出てきたので貼っておきます。

CP+2019 ビクセンブースにて

浅沼商会ブースにて

市川ソフトラボラトリー(SILKYPIX)ブースにて

ウクライナ支援 よしみカメラx成澤広幸 コラボカメラシュー発売開始!

よしみカメラさんから素敵な提案をいただき、微力ながら協力させていただくことになりました。

https://yoshimi.ocnk.net/product/339

この商品の売上はウクライナ支援基金として寄付されます。

新しくロゴを作り直しました。普段Youtubeなどで使用しているロゴって、実はwordpressのおまけでついてきたロゴメーカーで作ったやつだったんです。

今回の企画に協賛するにあたって、イラストレーターのaiデータが欲しいと言われたのですが、そんな経緯で制作したロゴだったのでaiデータがなかったんですね。

それで、改めて自分で作ってみよう!と思ったんですが、なんと全然違うものができてしまいました。

このロゴの意味を解説します。

私の撮影ではとても重要な方角。地図記号の東西南北っぽくしたいなと考えました。

成澤のN、広幸のH。ひっくり返しても同じなのは、裏表のない素直人間でいたいと言う意味が込められています。

Nは同時に、私の故郷でもある北海道、Northの意味もあります。

アルファベットのAからZまで。始まりから終わりまで、という意味。

ターンAは、全てを受け入れる(ターンAガンダムより)という意味があります。

私が使用しているニコンZもあるし、富士フイルムXもあるし、パナソニックのP、ルミックスのLもあります。

横線は土星の環(わ)をイメージしました。

こんな感じでいろいろな想いが込められて制作した新ロゴです。これからサインを求められたときにはこれを書きたいなと思っています😁

そんな新ロゴのはいったカメラシュー、ぜひお買い求めください!

「星景写真・タイムラプスワークショップ2022@岩手」を開催します!

昨年、岩手県で開催した「星景写真・タイムラプスWS」をレンズヒーター事務局さまの主催で今年も開催させていただくこととなりました!
実は、私が多忙で今年のWSは企画できずにいました。個人情報の管理・企画・メール対応など追いつかず、遅れてご迷惑をおかけすることがあったのですが、今回有志で請け負ってくれる方が事務局を開設してくれました。甘えさせてもらい、開催するに至りました!

なんとありがたい!涙 ほんとにありがとうございます!
場所は再開催の要望の多かった、岩手県八幡平にて開催することといたしました。

岩手山と東北の山々の景観が素晴らしい、標高1500mの「八幡平レストハウス」近辺が会場となります。

さて、今回のWSについてざっくりと説明をいたします。

・このWSでは、星景写真・タイムラプス撮影(星景タイムラプス・ホーリーグレイル)のノウハウを学びます。
・料金は15,000円です。念のため参加者には保険に入っていただきますが、料金に保険料は含まれています。
・雨天中止です。
・宿泊はありません。朝までコースです。
・遅れて参加でも問題ありません。
・撮影会後に①8/16(火)初級者編②8/17(水)中・上級者編でオンラインでのグループレッスンを開催します。この講義の動画はアーカイブ化され、後日も閲覧できます。
・月の入り時刻が23:13と、星景写真を撮るには少し遅いですが、月没→天の川の劇的なタイムラプスを撮影するためにこの日程を選びました。
・初心者の方も大歓迎です。

その他、詳細は以下のPDFをご確認ください。

<お申し込み方法>
上のPDFをダウンロードいただき、3枚目の項目に情報を記入の上、info.ws.narisawa@gmail.com に書類を添付の上でメールにてお申し込みください。
記入が苦手な方は、メール文面に直接必要事項を打ってメールしていただいても問題ございません。
メール返信は企画を代行いただいている、WS事務局さまより返信差し上げますのでよろしくお願いいたします。
技術的な質問は成澤から返信することになりますが、場合によっては対応が遅くなるかもしれませんのでご了承ください。

今回は少し攻めた場所にもお連れしようと考えています。前回参加された方もお楽しみに・・・!!

過去には長野県・高ボッチ高原でワークショップを行ったこともありました。動画にしていたのでどんな感じなのかこちらを参考にしてみてください。

このときは夜曇ったので参考にならないかもしれません涙

今回は晴れますよーに!!

LUMIX ナイトモードの話題から、今の自分を見つめ直すキッカケに

前回アップしたLUMIX DC-S5のレビュー動画の中で、この「ナイトモード」という機能について誤解をしていた部分があったので、フォロー動画の意味も込めてアップさせていただきました。

対してひみつでもないので、ちょっと煽り感あってすいません汗

前回の動画はこちら↓

この動画のコメント欄で、視聴者さんからいろいろとアドバイスをいただいていて、今回のフォロー動画になる訳ですが

私自身、想定外に頭が「星景写真派」ということに気付かされる出来事になりました。いつでも星景と天体の中立の立場でいるつもりだったので、実は偏っている自分に気づいてけっこうショックでした。

ライト問題は、いつまでも答えがないですね。星空撮影的な政治問題というかw それぞれの立場の人でいろんな主張があるし、これまでやってきた習慣みたいなものもあるので、はいそうですかと変えることができないのもわかります。

でも今回の動画を作って思ったのは、PCの画面が明るいのが一番の問題なんだなってこと。これはきっと改善しないでしょうね💦

おそらく年齢にもよるんじゃないかとは思いますが、カメラ側でも文字を赤色にするだけでかなり目が楽になるのは確かで。周囲に迷惑がかからないように普段から気を使ってますが、何も知らない初心者のひとが明るいライトや赤色ライトを使って怒られたりするのをみるとちょっと嫌になるんですよね。

この話の根本には、忘れてはいけない事件があります。星峠での転落事故のこと。

過去にブログにまとめてます。→「衝撃の事件から一年が経ちました」

細かい話はいろいろあるけれど、こういう事件が2度と起こらないように。そのためにも私のような立場の人がちょいちょい情報発信していく必要があると考えてます。

「SILKYPIX Developer Studio Pro 11」レビュー 補足情報

市川ソフトラボラトリー「SILKYPIX Developer Studio Pro 11」のレビュー動画をアップしました。
このソフトは普段から、仕事以外のプライベート撮影で使用していたのですが、実はノイズリダクションが超強力で天体撮影でも使用していました。

これまでも私はメーカー公式Youtubeなどで何度が出演させていただきましたが、天体写真のノイズリダクション効果については触れてませんでした。
天体写真の画像処理にはレイヤー処理が必須であり、PhotoshopやStella Imageで仕上げるのが基本になります。処理後の画像をTIFFで書き出し、SILKYPIXでノイズリダクションをかけていたのですが、メーカー公式ページではちょいと言いづらいプロセスでした。

今回やっと紹介できたので、とてもうれしく思います。早速、友人からも反響があり「天体写真でのノイズリダクションがえらい楽になった」とメッセージがきました。

また、動画では強く言い忘れてしまったのすが、ベイヤー配列のセンサーを採用していないカメラにはクリアビューなどが対応していない場合があります。すなわち富士フイルムユーザーは注意です!メーカーHPにてご確認ください。以下のページの下のほうで、対応カメラ一覧が確認できます。

さて、この動画の中では各機能をひとつひとつを比較していったのもあり、結果的に違いがわかりづらいというご意見をいただきました。(確かにわかるひとにはわかる的な、細かい差なのかもしれませんね・・・)

しかしながら、補足でもっとわかりやすい画像をお見せできればと思いましたので、ここに掲載します。


◆星景画像での比較 クリアビューとファインディテール

画像クリックで拡大できます
左:クリアビュー+ファインディテール、右:どちらも標準
上部画像の拡大。左:クリアビュー+ファインディテール、右:どちらも標準
上部画像の拡大。左:クリアビュー+ファインディテール、右:どちらも標準

動画ではクリアビューとファインディテールを別々に紹介してましたが、この画像は両方を適用した画像と、標準画像になります。
引きの画像では、全体的に星についてるグリーンが消え、星の数が増え、天の川の濃淡がシャープになっています。いいこと尽くしですわ。
拡大画像では風景部分の輪郭のシャープさがまったく違っていますね。

ちなみに星の周囲についているグリーンのフリンジみたいなものは、SIGMA fpで撮影した元画像にはついていません。SILKYPIX側でつくものです。
SIGMA fpは素晴らしいカメラで、私も購入検討しているくらいです。カメラにはまったく関係ないことをここに明記しておきます。

クリアビューとファインディテールは、元画像の性質をそのまま(それ以上?)に引き出すことができる新機能なのでしょうね。

しかしながら・・・クリアビューもファインディテールも、両方とも使用すると今まで何だったのってくらい違いますね。私自身も思わず「え~~」って言っちゃいましたw


◆天体写真での比較 ノイズリダクション

画像クリックで拡大できます
100%で拡大。左:ノイズ整列75+ノイズ除去50。右:そのまま。
100%で拡大。左:ノイズ整列75+ノイズ除去50。右:そのまま。
200%で拡大。左:ノイズ整列75+ノイズ除去50。右:そのまま。
200%で拡大。左:ノイズ整列75+ノイズ除去50。右:そのまま。

動画では処理済みの、しかもコンポジット枚数の少ない失敗のJPEG画像で説明しちゃってましたので、ここまで拡大するのは恥ずかしかったのでやらなかったんですが・・・涙

さすがにここまで拡大するとわかるんじゃないかと思います。右の画像と比べて背景の空の黒い部分がなめらかになっているのがわかります。200%画像はノイズリダクションがよくっても元画像の限界が見えちゃってますけどね。


まぁ、このアプローチでこのソフトを使うのは間違いなく天体写真撮る人だけなんで、ある程度がっちり画像処理した画像に対しては、ノイズ部分とそうでない部分がはっきりするんでしょうね。ソフト側もノイズを判別しやすいのか、びっくりするくらいにきれいにノイズ除去してくれるときがあります。


◆暗部除去強度

画像クリックで拡大できます
左:暗部除去高度強め、右:標準
左:暗部除去高度強め、右:標準

暗部除去強度を強くすると、左の画像のように星の周りに黒いエッジがでて、星像がかっこ悪くなるのであまりかけないほうがいいですよ、というものです。
他の機能はかけたほうがいいですが、この機能は使用せずに「標準」のままで使いましょう。

FUJIFILM X-T4などで星景タイムラプス撮影するときの注意点

星景タイムラプス撮影では、撮影枚数を稼ぐため、星空の動きを滑らかに見せるためにインターバルタイム(撮影間隔)を最短(限りなくゼロ)でスローシャッターの連写をしていきたいです。

そのため、外部レリーズを使用し、カメラを連写モードにしての「レリーズロック」が最も有効的な撮影方法として知られています。
また、大量の写真を撮影するために、ミラーレスカメラを使用の場合はシャッター方式を「電子シャッター」にすることも通例です。これにより、カメラへの負担(シャッターユニットの摩耗)と、シャッターショックによるブレを軽減することができます。

ただ、私が愛用しているFUJIFILMのカメラで、 X-T4などの連写性能が高いカメラに限っての話になりますが、これらの撮影をするときにシャッタースピードが1秒以下にすることができないという場合がありますので、その解決方法をご紹介します。

電子シャッター時に露出を1秒以下にできない犯人は、ドライブ設定!

低速連写の詳細設定をすることができます。ここから・・・

5.0fps以下の設定にしましょう。これで露出が1秒以下に設定できます!

連写性能が劣るX-S10などでは同じ症状はないようです。(そもそもCLで5.0fps以上に設定できない)

X-T4などを使用している場合は、星景タイムラプス撮影時に要注意です!!