結論から言えば、一括でのりかえるべきではない。やるなら税控除の範囲で毎年すこしずつ乗り換えればよい、です。
私のニッセイ外国株式インデックスは今188.83%の騰落率でこれを売って、新NISAを買い付けると、かなりの税金を払うことになりますが、新NISAの節税効果で数年先には回収できると思われます。それがいつなのか計算してみたところ11.2年という結論になりました。
概算ですが415万円特定口座で売却して、55万円の税を払い、360万円の手残りになります。
415万円を特定口座で運用しつづけた場合の将来の税引き後の手取りと、415万円の特定口座の投信を売却して360万円の新NISAで同じ投信で運用した場合を比較すると11.2年でトントンになることと計算できます。
新NISAの節税効果がでるので11.2年もかかるなら、毎年48万円ずつ所得控除の範囲内で利益をだして無税で、資金を移動した方が得だと思います。
そういうわけで、巷でいわれているように、特定口座の投信を売却して新NISAを買った方が得、という意見には手放しに賛同できないのですね。
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