今年の夏は特別暑い。
まだ、梅雨明け宣言されてませんけどね。
でも、まぁ暑いです。
熱中症対策には水分をこまめに摂ることが大事。
梅シロップやジンジャーシロップ、シソシロップで作る炭酸ドリンクはおいしいんですけど、1日1杯と決めています。なぜならたくさんお砂糖を使っているから。
そんなわけで糖尿病の私にとって、夏を乗り切るためのドリンクは麦茶なんです。
今回はその麦茶の話。
麦茶に薬草茶をプラスしてブレンドを楽しむ
毎年麦茶をやかんで炊いて煮出しし、冷蔵庫で冷やして飲んでいます。
麦茶は単体でもミネラルたっぷりで香ばしくおいしいのですが、暑くなってからちょっと疎遠になってしまった薬草茶をブレンドすることを思いつきました。
最初はウコギ茶を入れてみました。
道の駅清川で購入したものです。
麦茶の味に深みが出て、
これはいいじゃん
ってなりました。
次にカキドオシ茶をさらにブレンドしてみました。
カキドオシについては以前書いた記事カキドオシという薬草をいろいろブレンドする楽しみ
https://hirarin.blog/yakusoutya-kakidousi/ にまとめていますので読んでくださるとうれしいです。
カキドオシはミントのようにすぅーとした香りがするお茶です。
麦茶に入れて冷たくして飲むとさらにそのさわやかさが際立ち、なかなかイケました。
さらに乾燥ショウガを細かくして入れてみたんですが、なぜか味がぼけてしまって
せっかく3つも入れたのに
っていう感じになってしまいました。
そんなわけで、今はウコギとカキドオシを主にブレンドしていただいています。
薬草茶のストックがそれしかないもんですから。
また、いろいろな薬草が手に入ったら、いろいろブレンドして、いろいろな味を楽しみたいと思っています。
ウコギ茶も血糖値を下げてくれる?
さて、このウコギという植物、どんな効能があるのでしょう。
滋養強壮に効くという朝鮮ニンジン(高麗人参)も同じウコギ科ということなので、さぞ体にいいのだろうなと思って調べてみました。
かの有名な米沢の戦国武将・直江兼続公が、食料も兼ねた垣根として推奨したのがウコギの木だったそうです。
ふだんは垣根、食料が乏しくなると垣根の葉をむしって食料にするという、なんとも便利なウコギの葉は天ぷらやおひたし、あえ物としておいしく料理に使える食材なのだそうです。
そのウコギの葉を乾燥して細かくしたウコギ茶は健康茶としてどんな効果があるのでしょうか?
ウコギの主な成分
ポリフェノール、植物繊維、カルシウム、ビタミンCなど
ウコギ茶の効能
抗酸化作用、強壮作用、血液浄化作用、代謝促進効果などが期待できる
食後血糖値の上昇を抑制する効果が実験で認められたと書かれた文献もありました(「山形おきたま伝統野菜 ウコギ博物館」より)。
その他にも高血圧や冷え性、リウマチといった症状の改善や、コレステロールの低下作用、疲労回復、食欲増進などの効果があると言われています。
ウコギも…というと、カキドオシも血糖値を下げてくれるの? となると思いますが、実はそうなんですよね。
これも前述のブログ記事カキドオシという薬草をいろいろブレンドする楽しみhttps://hirarin.blog/yakusoutya-kakidousi/ を読んでくださると詳しく? まあほどほどに詳しく書いてあります。
ウルソール酸という成分が血糖値やコレステロール、中性脂肪の低下に効果があるそうなんです。
なので、麦茶にカキドオシやウコギをブレンドして飲むのは糖尿病の私にはとても理にかなっているというか、身体のためには最高のブレンドのわけです。
暑い夏にはこまめに水分を補給する必要があります。
その際にははぜひ、薬草茶でブレンドした麦茶がおすすめです。
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