今年の富士登山
今年もまた、富士登山のシーズンがやってきた。
チコリはいるが、富士山には登りたい。チコリは近くの動物病院に預けることにしたのじゃ。
出かける前の日の夕方に、チコリを動物病院に連れて行く。その際、いつも食べているドッグフードを持ってくるように言われた。いつものフードと、おやつを少し。
「いつものご飯、持ってきました。おやつは冷蔵庫の中に入れてください」
そう言って、チコリを預かってもらったのじゃ。
久々に、チコリのいない部屋。くうみんは登山の支度を始めたのだった。雨具、防寒具、過不足なく持って行くのは結構難しい。何かが無駄になり、何かが足りない。いつもコンタクトレンズの扱いに困るので、今回は眼鏡で行くことにした。
そして登山当日。
バスの中で4割増しサンドを食べる。がちょ様!4割増しサンド、ゲットです!
高速バスに乗り、富士山5合目に着いたものの、あまり天気がよろしくない。この時台風が沖縄近辺で定置していた。その影響がこっちの方にも出ている。
そう言えば、近くの家に燕が巣を作っているのだが、なかなか南の国に帰らない。
「おかしいのよ。いつもならもうとっくに旅立っているのに」
そこの奥さんが言っていた。
「台風があるの、わかっているんじゃないかしら?」
くうみんが言った。
「あ~!」
やっぱりくうみんは頭がいい。
そんなことはどうでもいいのだが、はじめは霧雨だったのに、だんだんと普通の雨になって行った。雨具を着て、ザックにザックカバーを付けた。
しかし、ザックカバーがおかしい!ザックにぴったりはまらず、ビロ~ンとしている。よく見ると、ゴムが劣化していた。
なんていう花でしょう。初めて見た
しまった!そう言えば、このザックカバー、山登りを始めるときに買ったんだっけ。もう20年くらい?劣化もするよなあ。あまり出番がなかったので、気づかなかったのだった。
装備がお粗末、天気が悪いとなると、途端に登山する気がなくなってしまった。
ツアー会社に電話して、山小屋のキャンセル料のことを聞くと、今ならキャンセル料は宿泊代の50%で済むと言う。
「じゃ、キャンセルお願いします」
と言うことで6合目で帰ることにした。
しかし、このまま帰るのももったいないので、河口湖当たりに宿を取って、温泉にでも浸かりたいと思った。
河口湖へ行くバスは、ほとんどが外国人だった。運よく座れたが、河口湖までは1時間くらいかかったのではないか。
駅前の観光案内で宿を予約しようと思ったら、
「今日は泊まれる宿はありません」
ときた。
ここで予約できる宿がないと言うだけで、調べればあるというもの。某予約サイトで「ブリーズベイレイクリゾート河口湖」が空いているという情報を入手。さっそくサイト経由が安いか、直で予約するのが安いか確認。直で予約した方が安い。電話で予約。
このホテルでは、3時から5時まではレモンサワーやビール、ポップコーン、肉まんなどのサービスがある。酒は一杯のみなど堅いことは言わず、飲みたいだけ飲める。しかし、風呂上がりに飲むなら、部屋でのんびり飲みたいから、くうみんはここでビールを一杯飲んで、レモンサワーを紙コップにこっそり入れて、部屋で飲んだ。もちろん、持ち込みのビールもある。
おお!なんという心遣いだ!
後で夕食を食べることを考えると、肉まんはやめておこう
部屋はこんな感じ。ちょっと古いけど、清潔
河口湖ビュー
食事はビュッフェだが、基本の料理はすでにテーブルにセットされている。すきしゃぶ鍋だが、牛肉が柔らかくておいしかった。
いい肉だ
いつものように喰いまくった。もし、富士山の山小屋に泊まっていたら、カレーを食べて、お茶を飲んで、そして夜1時くらいまで仮眠をとって登山。
登山できればいいけど、あの調子じゃ頂上まで行くのは無理と言われてそのまま下山…
それに比べてここは天国じゃ!
翌朝も喰いまくった。
晴れ間が見えているけど、雨が降っている
締めは朝カレー
これで一人泊1万6千800円なら安いと思う。
スマホでバス予約をしようと思ったら、2時間前までじゃないとできないと言う。仕方ない、駅まで行ってそこで予約だ。
河口湖駅前は、外国人客でごった返していた。直近の10時10分のバスはすでにいっぱいだった。やむを得ず、次の11時10分発の新宿行きに乗ることにした。
しかし、こんなに外国人ばかりとは思ってもいなかった。日本人だけなら、がらすきではないか。
無事バスに乗り、オバさんは帰路に着いた。次に、チコリを迎えに行かなければならない。
しかし、オバさんの手違いで、チコリはとんでもない目にあってしまう。
次はチコリに対するくうみんの懺悔録となる。
チコリよ、許せ…
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チコリはいるが、富士山には登りたい。チコリは近くの動物病院に預けることにしたのじゃ。
出かける前の日の夕方に、チコリを動物病院に連れて行く。その際、いつも食べているドッグフードを持ってくるように言われた。いつものフードと、おやつを少し。
「いつものご飯、持ってきました。おやつは冷蔵庫の中に入れてください」
そう言って、チコリを預かってもらったのじゃ。
久々に、チコリのいない部屋。くうみんは登山の支度を始めたのだった。雨具、防寒具、過不足なく持って行くのは結構難しい。何かが無駄になり、何かが足りない。いつもコンタクトレンズの扱いに困るので、今回は眼鏡で行くことにした。
そして登山当日。
バスの中で4割増しサンドを食べる。がちょ様!4割増しサンド、ゲットです!
高速バスに乗り、富士山5合目に着いたものの、あまり天気がよろしくない。この時台風が沖縄近辺で定置していた。その影響がこっちの方にも出ている。
そう言えば、近くの家に燕が巣を作っているのだが、なかなか南の国に帰らない。
「おかしいのよ。いつもならもうとっくに旅立っているのに」
そこの奥さんが言っていた。
「台風があるの、わかっているんじゃないかしら?」
くうみんが言った。
「あ~!」
やっぱりくうみんは頭がいい。
そんなことはどうでもいいのだが、はじめは霧雨だったのに、だんだんと普通の雨になって行った。雨具を着て、ザックにザックカバーを付けた。
しかし、ザックカバーがおかしい!ザックにぴったりはまらず、ビロ~ンとしている。よく見ると、ゴムが劣化していた。
なんていう花でしょう。初めて見た
しまった!そう言えば、このザックカバー、山登りを始めるときに買ったんだっけ。もう20年くらい?劣化もするよなあ。あまり出番がなかったので、気づかなかったのだった。
装備がお粗末、天気が悪いとなると、途端に登山する気がなくなってしまった。
ツアー会社に電話して、山小屋のキャンセル料のことを聞くと、今ならキャンセル料は宿泊代の50%で済むと言う。
「じゃ、キャンセルお願いします」
と言うことで6合目で帰ることにした。
しかし、このまま帰るのももったいないので、河口湖当たりに宿を取って、温泉にでも浸かりたいと思った。
河口湖へ行くバスは、ほとんどが外国人だった。運よく座れたが、河口湖までは1時間くらいかかったのではないか。
駅前の観光案内で宿を予約しようと思ったら、
「今日は泊まれる宿はありません」
ときた。
ここで予約できる宿がないと言うだけで、調べればあるというもの。某予約サイトで「ブリーズベイレイクリゾート河口湖」が空いているという情報を入手。さっそくサイト経由が安いか、直で予約するのが安いか確認。直で予約した方が安い。電話で予約。
このホテルでは、3時から5時まではレモンサワーやビール、ポップコーン、肉まんなどのサービスがある。酒は一杯のみなど堅いことは言わず、飲みたいだけ飲める。しかし、風呂上がりに飲むなら、部屋でのんびり飲みたいから、くうみんはここでビールを一杯飲んで、レモンサワーを紙コップにこっそり入れて、部屋で飲んだ。もちろん、持ち込みのビールもある。
おお!なんという心遣いだ!
後で夕食を食べることを考えると、肉まんはやめておこう
部屋はこんな感じ。ちょっと古いけど、清潔
河口湖ビュー
食事はビュッフェだが、基本の料理はすでにテーブルにセットされている。すきしゃぶ鍋だが、牛肉が柔らかくておいしかった。
いい肉だ
いつものように喰いまくった。もし、富士山の山小屋に泊まっていたら、カレーを食べて、お茶を飲んで、そして夜1時くらいまで仮眠をとって登山。
登山できればいいけど、あの調子じゃ頂上まで行くのは無理と言われてそのまま下山…
それに比べてここは天国じゃ!
翌朝も喰いまくった。
晴れ間が見えているけど、雨が降っている
締めは朝カレー
これで一人泊1万6千800円なら安いと思う。
スマホでバス予約をしようと思ったら、2時間前までじゃないとできないと言う。仕方ない、駅まで行ってそこで予約だ。
河口湖駅前は、外国人客でごった返していた。直近の10時10分のバスはすでにいっぱいだった。やむを得ず、次の11時10分発の新宿行きに乗ることにした。
しかし、こんなに外国人ばかりとは思ってもいなかった。日本人だけなら、がらすきではないか。
無事バスに乗り、オバさんは帰路に着いた。次に、チコリを迎えに行かなければならない。
しかし、オバさんの手違いで、チコリはとんでもない目にあってしまう。
次はチコリに対するくうみんの懺悔録となる。
チコリよ、許せ…
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