先に逝くのは私だと思った…  2023年03月
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ホッと一息ついたところで 自分以外の者のために生きて行くほど人生長くない

 親がしでかしたことの後始末が、やっと一息ついた。健康保険証、介護保険証、マイナカード、通帳、印鑑、家の鍵、そして結構な額の現金…一切合切失くしたこれらのもののうち、再発行できるものは再発行の手続きをした。
 もうリュックの中に貴重品を入れるのはやめるよう言った。背中は目が届かないところだから、気づくのが遅れる。目の届くところにあればまだ気づきやすい。なので、私が使っていた小さな肩掛けポーチを渡した。ウエストポーチも提案したが、肩掛けポーチの方が気にいったらしい。

 残ったのはマイナカードを取りに行くことだけ。
 家の鍵を失くしたので、代金を振り込ませようとしたのだが、それもふた悶着も三悶着もあって、大変だった。これは送って来るそうだ。
 
 ホッと一息ついたところで考えた。
 一度あったからと言って、二度はないとは限らない。これからずっとこの調子で行くんだろう。

 そして、これから長く続くと思う。

 長生きはめでたいことというけれど、くうみんだって年を取っていく。楽しみが徐々に少なくなっていく。

 すでにできなくなったと自覚するのは、走ること。だけど、次は何だろう?今まで楽しんできたのは、ランニング、登山、旅行くらいなものだけど、次はどれができなくなるだろう。
 まず登山か。旅行は海外個人旅行、海外ツアー、国内個人旅行、国内ツアー、そして海外国内クルーズの順にできなくなると思う。

 今年すべきと思うのは、富士登山、立山縦走、剣岳登山、海外個人旅行。
 富士登山は、70歳以上の登山で高齢者名簿に記帳すると、お神酒をふるまわれ、盃と記念品の扇子をもらえるそうだ。ひとまずそれを目指す。
 立山縦走は富士山より体力が要る。いつまで行けるか?毎年行ってみよう。
 剣は去年同部屋の女性が、教えてくれた。
「動画を見て勉強した」
「侮ってはいけないけど、そんなに難しくはない」
とも。で、行きたくなった。
 山で迷惑をかけるようなら、即引退だ。

 海外個人旅行は、体力よりも頭が回らなくなるのが問題。ポケトークがあるからだいぶ助かるだろうけど、それでも自力で行けるのは、75歳くらいまでではないか?

 身軽になってから、とよく言うけれど、くうみん親は、きっと長生きする。
 おじさんのお姉さんのご主人方の、親せきで106歳まで一人暮らしをして亡くなった女性がいる。フィットネスクラブの知り合いの親戚女性は、108歳まで長生きしたという。

 くうみん親も、そこまで長生きするかもしれない、そうしたら、「身軽になる」のは、くうみんがいくつになったときだろう?ひょっとしてもう、頭も体も動かなくなっているかも知れぬ。

 親の余生は長く、くうみんの活動できる期間は短いと思うのは、親不孝だろうか?
 いや、真実だ。

 自分以外の者のために生きていくほど、人生は長くない。

 よし!今年はコロナの規制もなくなることだし、どれか一つ、できれば三つやってみよう。
 なんて思ったのですよ。

 さて、このオバさんはどこから手を付けるのでしょうか?






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テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

どうでもいい報告

 先日、いつものようにフィットネスクラブでサウナに入り、水風呂に入るべくシャワーを浴びようとサウナから出たら、目の前の水風呂の中で、女子二人が裸で抱き合っていた。二人はくうみんに気づくとすっと離れた。

 なんだ、こいつら…そういう世界があるのは理解している。しかし、人前でいちゃつくのはよくないのではないか?

 さて、どうでもいいことはほっといて、本題に戻ろう。

 このところずっと雨が降っている。たまさかの雨の降らない日は、買い物に行ったり、洗濯をしたりで忙しい。先日は自転車で40分ほどかかる皮膚科に足の裏のいぼ取りに行った。

 足の裏のいぼ…なんとも色気のないことだ。ここに看護師さんが脱脂綿に液体窒素を浸して強く押し付ける。
 はじめはびくともしなかった年代物のいぼが、徐々に崩れて行って、あともう一息の所に来た。そのうちに美しい足の裏になるだろう。

 そのクリニックは美容医療もやっている。壁に
「切らないフェイスリフト。お気軽にお問い合わせください」
 というのが張ってあったので、気軽に聞いてみた。
「これって、いくらくらいするんですか?」
 レーザーのようなものらしい。これが一回4万4千円、半年ほど月一で続けて、そのあとは3か月に一度、半年に一度と続けてキープするそうだ。
 
 半年で26万4千円、そしてその後も続ける必要がある…いいお値段ね!
 すると、看護師さんが、リフトアップの美容液を勧めてくれた。
「これは5千500円」
 26万4千円の話を聞いた後だったので、「安い~~~!」と思い、購入した。

 その夜からつけてみたけど、なんとなくお肌に張りが出たように感じる。
 翌朝、おじさん方のお姉さん二人にラインでこの話をした。
「えっ、私、欲しいわ!」
「いとこ会までに何とかしたいわ!」
「それじゃ、ランチのときにでも現物持って行きます」

 いつもなら、
「今度ね~」
 とか言って、なかなか決まらない。その気があったとしても、2、3日はかかる。が、この日は2時間ほどで即決。しかも最短の月曜日に決まった。
 もし、この美容液を持って行くのを忘れたら、
「持ってきなさい!!」
 と、追い返されるやも知れぬ。決して忘れないようにしなくては。

 先日、あなたはいくつ(何歳)に見えるかというアプリを発見。早速やってみたら、56ですと。
 髪、染めていないのが大きいかも。など思いつつ、2回、3回とやっていると、57、58、と、どんどん老けていくのであった。次はとうとう60…と思ったら、56に戻った。どうも、化粧やその時の光の当たり方でだいぶ違うらしい。

 美人度を測るというおソロなアプリもあった。50が平均値だそうだ。
 やってみると、これもなぜかバラツキがある。

 怖いけど、試してみて、自己満足、自己嫌悪を楽しむのも悪くない…

 って、全編どうでもいい報告でした~~~!






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テーマ : どうでもいい報告
ジャンル : 日記

春は花の季節

 春になったので、花の咲く庭をよく見かけるようになった。うちにも花が咲いている。
 冬の花、シクラメンの花は、最後の一輪がしぶとく残っているが、これはもう、風前の灯火のようなもの。
 寒い冬に凍えそうだったゼラニウムも、息を吹き返して赤い花を咲かせている。こぼれだねから育ったネモフィラも、もうすぐ咲くだろう。安く買ったミニバラもつぼみをつけている。
 
 しかし、一番の楽しみはさやえんどうの花が咲いたこと。欲張らずに少なく蒔いたのが良かったのか、花をたくさんつけている。

さやえんどう
 さやえんどうが花盛り

 これでくうみんの食卓を彩る手作り野菜が一つできた。
 あとは大葉でも育てようかね。これもこぼれだねから芽が出たのを発見。うまくすれば、タダで収穫ができそうだ。

ネモフィラ
 まだ一つしか花が咲いていないネモフィラ

 春が来たと言えば、お彼岸だ。お彼岸と言えば墓参り。
 本当はもうちょっと遅く行って、満開の桜を見ながら墓参りしようと思っていたのだが、雨の中をサクラ見物はあまりしたくない。ましてや墓参りはもっとしたくない。
 なんですか、木曜日からは天気が悪くなる…ということで、21日に行ってきましたよ。

 しかし、お彼岸になると花が高くなるな!
 前の日にイオンで買った、一番安い花(束)をぶら下げて行った。一束298円也×2。そして、20日はイオンお客様感謝デー。5%オフになるのを狙った。なんてケチなんだろう。

 掃除をして、花を活けたのだが、他の墓に比べてあまりにも花がみすぼらしいのだった。
 みんなこの時とばかり、華やかな花束を活けている。

「先祖の皆さん、おじさん、みすぼらしい花ですがお許しください」
 と、墓の前でつぶやいたが、周りを見渡すとその差があまりにもひどいので、墓場の近くには必ずある、高い花屋で花を買ってきて、足した。
 
みすぼらしい花のおじさんちの墓
 みすぼらしい花束のおじさんちの墓

花を足した叔父さんちの墓
 花を足して、人並みになったおじさんちの墓

 これで人並みになった。先祖の皆さんもこれで満足と言わないまでも、納得してくれたことだろう。
 帰りは、駅前にある回転寿司に入って、寿司をつまんだ。隣の女性はチューハイまで飲んでいる。どうしようかな?と思ったけど、やめておいた。

 春は花咲く季節。
 そして種まき、植え替えの季節。
 一番大変なのは茶碗バスの植え替え。水を含んで重いし、何よりもドブのにおいが堪らんのだ。

 う~ん、臭い。

 花はきれいなだけじゃない…






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ビデオのリモコンが利かない騒動

 くうみんはほとんどリアルタイムで番組を見ない。朝の番組以外は、たいてい録画して見るのだが、若い者に多いと言われる3倍速で見ることが多い。
この見方に関しては、いろいろ意見が分かれるが、見逃した、聞き逃したところは戻して見ればいいし、用事が出来て席を外すときも止めておけばいいのだから、大変便利。
 それなのに、それなのに…

 リモコンが利かなくなったんじゃ!

 どうしたんだろう?番組を途中で録画しようとしたら、リモコンが全く利かないのに気づいた。
 
 どうしよう?

 何にもしていなくても、機械ってこういうことがあるんだよね~。

 とりあえず番組はそのまま見ることにして、見ながらスマホでどうすればいいのかを検索した。
 うんうん、あった。リモコンが動かないときは。
 メーカーごとに操作の仕方が違う。うちのリモコンはJVCというメーカー。

 それによると、まず電池が切れていないかをチェック、大丈夫だったら、設定しなおす。設定し直しの仕方は、
・電源を押し、そのまま押し続けながら決定ボタンを押す。
・下の方にある、BD/DVDボタンを押し、
・メーカーごとの設定番号表に従って、数字を入力する。

 ということなのだが、単なるビデオか、ブルーレイか、DVDかで設定の番号が違うらしい。

 うちのはどれなんだろう?それがまたわからない。おじさんがいた頃に買ったものなので、もう10年以上前のものだ。なので、普通にビデオなんだろうと思って、ビデオの番号でセットしてみたが、できない。ブルーレイやDVDの番号も試してみたけど、

 できない!!
 
 それどころか、今まで「ピッ、ピッ」と反応していた音も出なくなった。

 今日の番組は録画しなくてもどうでもいいのばかりだが、明日、月曜日は村上信五様とマツコ・デラックス様が出る、大好きな「月曜から夜更かし」がある。夜更かしは苦手なので、いつも録画するのだが、これでは夜更かしするしかないのか?!

 しかし、ああ。できない。

 こういう時はもう寝てしまおう。

 という訳で日曜の夜は問題が解決しないままに終わったのだが、気になったので朝の番組を見ながら、どうしたものかと考えた。
 まず、うちのビデオは何者なのか?品番でスマホ検索したり、いろいろなところから推測すると、どうやらHDD内蔵ブルーレイディスクリコーダーというやつらしい。おじさん、意外と張り込んだな。
 取説を引っ張り出して書いてあることに目を凝らした。そして今までし忘れていたことに気づいた。

 電源を押し、そのまま決定ボタンを押してから、DB/DVDボタンを押さねばならないのに、それを飛ばして、そのまま設定番号を押していた!

 お~、これか!!やっとわかった!

 そして無事にリモコンが使えるようになったのは言うまでもない。
 まったく機械というものは、一つでも手順を間違えると、どうにもならないものだ。あ~、でもよかった~。

 こんな時は
「おじさんがいたら…」
 などとは思わないのだ。
 おじさんはくうみん以上にこういったことが苦手で、
「お前、どうにかしろ!」
 とか言うのが関の山。

 そうだよね~、おじさん。



 


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サブフォーはすごいんだぞ!ドヤ顔自慢タラタラ大会 そして、老くうみんはこれからどうする?

浜風様からこんなコメントが。

>東京マラソンは昔、女子の同僚が出場して応援に行ったことがあります。ものすごい人で、派手なコスチュームの彼女でも見つけるのが大変でした。マラソンに詳しくない私も彼女にサブフォーのすごさを教えてもらいました、くーみんさんがそのサブフォーを視界にとらえているとは驚きです。

 ふむふむ、わかるかね、浜風様。

 くうみんはサブフォーランナーだった。しかし、今はサブフォーを狙えなくなった。だから、フルマラソン引退を考えるようになったのだよ。
 しかし、サブフォーがどれほどのものか、知らない人の方が多い。
 だって、仕方ないよね。国内の大会でもエリートランナーしか見ていないから、サブスリー(3時間以内)は当たり前。3時間以上かかるランナーは、遅いランナーという認識。
 
 くうみんも、4時間以内を目指しているというと、
「ふ~ん」
 と言われるのが関の山で、
「あっはっは!マラソンって普通2時間くらいでしょ?!」
 と言われたことすらある。あれは普通じゃないの!!

 サブフォーというのは、市民ランナーの立場でいうと、尊敬されるタイムなのだ。どれくらいのものかというと、4時間以内でフルマラソンを走りきることのできるのは、ランナー全体の20%程度。女子ではもっと少なくて、13%程度しかいないのだよ。

 くうみんのフルマラソン最高タイムは3時間46分ちょっとだ。ハーフなら1時間36分。

 どや!!

 立派なタイムだろう、参ったか!!まー、上には上がいるけどね。

 ハーフマラソンでは6位入賞したこともある(年代別だが)し、5キロ10キロの大会なら総合3位が最高(非常にレベルの低い大会だったが)で、年代別5位、6位が定位置というところか。

 しかしな、ハーフや10キロ、5キロが楽という訳ではない。
 距離が短くなるにつれてスピードを要求されるので、5キロ10キロ大会は、もう初めから心臓バクバクで、死ぬかも知れないと思いながら走る。
 ハーフも初めから飛ばすが、力の配分が難しいのう。

 距離が短い方が得意な人と、長い方が得意な人っているのですよ。私の走り友達の一人は、フルはくうみんより速いけど、ハーフはくうみんの方が速かった。あの人も、今は走るのをやめたと聞いている。どうしているかな?

 この年になると、自分の子供世代より若い人にお世話になる事は多い。足腰の調子が悪いときには、若い整体の先生にお世話になった。年のせいで、というと、
「年のせいにしてはいけません」
と言う。
 フィットネスジムのコーチは、
「年は関係ありませんね。強い人はいくつになっても強い」
 というが、その年を取った強い人って、くうみんに言わせると十分若い50代前半(くうみんもその年なら、サブフォーを維持していた)。
 抗がん剤の後遺症にもめげず、最愛のおじさんを亡くしたことにもめげず、サブフォーを維持してきたが、年には勝てぬ。

 老いたくうみん、これからどうしよう?

 走っているときに感じたのは、全身の筋肉の衰え。今まで走っているときに腹筋や僧帽筋、背筋の筋肉痛なんて、なかった(初マラソンのときは除く)。
 
 ということで、引退するかしないかはまた考えるとして、まず筋トレに励むことにしよう。







 







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ジャンル : スポーツ

東京マラソンを走る これを最後にマラソン引退しよう

 11分も歩いてようやくスタートに着いた。
 もう、サブフォー(4時間以内にゴールすること)は、叶わないとわかっているのに、走り始めると「もしかして」と、夢を追ってしまう。5キロで、10キロで、時計を確認すると、なんとなくサブフォーを狙えるような気がしてくる。

 給水はあるたびに取った。おかげで汗はかいても、体中の水分は十分足りている。給食はパック入りの小さな羊羹が出た。これがなかなかイケる。何回目かのときに、この羊羹を3つほどポケットに入れた。こんなところでもくうみんは卑しいのだった。

 マラソンは35キロからが苦しくなるというが、今回は20キロくらいで苦しくなった。今までならまだ余裕しゃくしゃくのはずなのに。
 それに、全身が筋肉痛になっているのが分かった。

 肩こりは僧帽筋の筋肉痛だということがよくわかる。
 肩こりは日本人特有というが、他の国では「肩の筋肉痛」という表現をしているだけで、やはり肩こりはあるんだな。

 たった20キロでこんなになるとは…しかし、今更やめる訳にもいかない。最後の花道…実はこれを最後にマラソンはやめようと思っている。

 飲み友達の某女が言う。
「くうみんさん、マラソンって活性酸素が大量に発生するから、これから、老け見えするかもよ」
「うん、それもそうだね」
 てか、もう老け見えしているよなぁ。
「今度は他の競技を考えたら?ボルダリングなんてどうかしら?」
「ボルダリングね、いいかも」
 そんな会話を交わして、二人大酒を飲み、かつ食べたのだった。

 それはそれとして、苦しい、体中が悲鳴を上げている。30キロ、35キロ…
 早く終わって~~~!もうしません!もうしません!

 なかなかゴールにたどり着かない。ゴールはすぐそばのはずなのだが、狭い東京をあっちをくねくね、こっちをくねくね…コース取り、苦労しただろうなあ。

 やっとゴールにたどり着いたときは、よかった、助かったとしか思わなかった。タイムはネットタイムでで4時間34分ほど。今までなら、タイムが良くなかったら、ガックリ来ているところだが、そうではなかった。

 前の人の後をくっついていって、いただくものをいただく。参加賞のメダル、ドリンク類、そしてド派手なポンチョのようなもの。はて?これはどういうときに着ればいいのか?風呂上がりにでも着るのか?

ド派手ポンチョ
 材質はフェルトのような感じ。どうやって活用したものか

 普通の大会では、吹きさらしの所にテントを張ったものが更衣室になるが、東京マラソンでは、ゴール近くの近代的な建物の一室を使わせてもらえた。快適なところで着替えができる。これはありがたい。

 着替えを済ませたら、お土産でパンパンになった手提げを持って、地下鉄に乗る。予想に反し、そんなに混んでいなかった。東京からは、たくさんの線が出ているせいか。
 ジャージ姿でびっこを引きながら歩くランナーが三々五々見受けられた。
 くうみんも、ヨレヨレではあったが、びっこを引くようなところは人に見せられないと、歩く姿勢に気を付けたのだった。

 帰りはフィットネスジムのお風呂に寄って、汗を流した。
 家にたどり着き、荷物を整理すると、やっぱり楽しみなのはビール!!
 スーパーに寄って買ってきた半額セールの刺身を出して、まず一杯。そして、冷蔵庫の中の残り物で一杯。
 う~ん、酒はいい。禁酒の後の一杯、これを一日千秋の思いと言うのか…

 正面にいるおじさんが笑顔を見せる。おい、楽しそうだね。

 うふふ、おじさん。楽しいよ、おじさんがいればもっと楽しいんだけどね。んでね、マラソンなんて、もうこんなバカなことやめるんだ。

 フルマラソンを走った後は非常に疲れる。くうみんは9時を待たずして眠りに落ち、朝までぐっすり眠ったのだった。

 

 
 





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ジャンル : スポーツ

久々のフルマラソン 当日の朝からスタートまで

 マラソン前日は禁酒で臨む。たとえ名古屋でおいしいひつまぶしを食べようとも、帰りのスーパーで大トロの半額以下のたたき売りを見ようとも、禁酒せねばならんのだ。これでかなり体調が違う。
 当日の朝はいつもより2時間ほど早起きする。
 日帰りできると言っても、会場は近くはないし、朝ご飯はいつもよりしっかり食べねばならぬ。

 と言ってもご飯と味噌汁、生卵くらいだが。その後はいつもなら罪悪感満載の菓子パンを食べる。
 今回は近くのスーパーで作っているという生クリームがコテコテにサンドされたケーキのようなもの。ケーキの生地がちょっと固い。二度は買わんな。

 ゼッケン、自分の写真の入ったスマホ(これで人を入れ替えて出場ができないようにしている)、計測用チップは忘れてはなんねえだ。帰りの着替えも(ニホヒなどで)人の迷惑にならないよう持って行かねば。
 しかし、なんで「ゼッケン」をビブスなんて言うようになったんだろ?ビブスビブスというから、何のことかわからなかったけど、話の上下から推測してようやっとビブス=ゼッケンのことだとわかった。

 電車に乗って会場に向かう。参加するであろう人が、ちらほらと増えて行く。
 はじめは小さな川が大河になるように、次第にそれは大きなうねりになって、気づくとスタート会場なのであった…な~んてね!

会場に向かうランナーたち
 会場に向かうランナー達

 セキュリティチェックの前で、またスマホの操作でしくじりそうになった。
「あなた、画面が緑になっていないわ!緑になるようにするのよ!」
「えっ、どうしたらいいんですか?!」
 係の人が持っているカードにあるQRコードを読み取り、操作をすると、くうみんの例の写真の周りが緑色に変化した。
「ありがとうございます」
「わかりにくいですよね」
 気づくと、QRコードを持っている人の所に戻って、操作する人が散見された。あ~分かりづれぇ~!!

 セキュリティーチェック
 セキュリティチェックを受けるランナー達

 長い傘は持ち込み禁止で、没収されるそうだ。折りたたみ傘は可。当日は雨の予報だったので折りたたみ傘を持って行った。

 トイレは長い列を作っていたが、たくさんあったのでそんなに待たなかった。ジャパニーズスタイルを楽しんでくださいという、外国人の皆さんに対する計らいなのだろうか?見る限り和式だった。ここまで気を使わなくても…

 着替え、と言っても中に着込んでいるので、あとは脱ぐだけだが、身支度をして預ける荷物を指定の場所に持って行った。
 スタート位置に行って、スタートを待つ。

そびえたつ東京都庁
 そびえたつ東京都庁。ここで小池百合子様が執務なさっておられる。裸の木々が寒々しい

 気温12度。長袖のランシャツにスパッツとカーゴパンツ。寒いのではないかと思ったが、周りに人が群れているせいか、ちょうどいいくらいだ。

 スタートの時間になったが、号砲は聞こえなかった。そのうちにみんなが歩きだしたので、もうスタートしたのだとわかった。
 スタート地点ははるかかなたで、11分ほど歩いてやっと見えた。

 スタートを過ぎて、少しずつ走れるようになった。コースの高低図を見ると、はじめは下り坂、そして後はほとんど平坦な、ランナーに優しいコースと言えよう。

 マラソンが始まった。参加の最高齢男子は89歳、女子は87歳だそうだ。

 そこまでは行っていないが、決して若いとは言えない、このオバさんはどうなってしまうのでしょう?!
 
 



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東京マラソンに出場しました 受け付けはこんな感じ

 東京マラソン、どうせ当たらないだろうと踏んでいたのが、当たってしまった。

 応募する人が少なかったのではないか?

 というのも、
・参加料が2万3千300円と高額だったこと。
・去年の大会で、荷物預けが、「預ける荷物は大会の前日までに送ってください♡」というとんでもないものだったので、またそれじゃかなわんと敬遠した人が多かったのではないかという推測。

 ゴールまでスタートまでに着ていた衣類や持ってきた荷物をしょって走らねばならんかも知れん。一応コールセンターに問い合わせたが、
「多分去年のようにはならないと思います」
 などという、不確かな答えだったのだが、それならそれで仕方ないと荷物を担ぐことを覚悟して、参加することにした。

 まあ、大丈夫だったけどね。ちゃんと前日受付で預ける荷物を入れるビニール袋をもらうことができた。

 受け付けは3月2、3、4日に行う。4日は混雑が予想されるので近場の人は避けるように、という指導のもと、早々と、2日に行くことにした。
 受け付けは国際展示場。ここはくうみんには複雑な思いのする場所でもある。

 乳がんの治療をした病院がある。癌研有明。カニのロゴが笑わせてくれるぜ…

 まあ、そんなことはどうでもいい。受付だ~、受付~。

国際展示場
 いかめしい国際展示場建物

 それにしても、たくさんの人がいること。列に並んで順番を待つ。そのうち受付が近くなってきた。健康チェックのアプリ、「グローバルセイフティ」を開いて用意した。
 しかし、隣の外国人のおっちゃんが、
「あなた、写真を入れなきゃいけませんよ!」
 と教えてくれた。おっちゃんは日本語で言ってくれたので、くうみんにも理解できたのだった。

「えっ、どうすればいいんですか?!」
 おっちゃんは自分のアプリで説明しようとするが、向こうは英語でこっちは日本語のアプリなので、どうも勝手が違うようだ。
「どんな写真でもいいから、ここに入るようにすればいいんです。私なんか、パジャマ姿ですよ」
「はぁ~!どうしよう?!」

 そこに日本人係員が登場。
「スマホに入っている写真を入れてください」
 操作方法を教えてもらって、アプリに無事写真を入れることができた。 

くうみん
 健康アプリ「グローバルセイフティ」に入っているくうみんの写真

 この写真は先の箱根に行ったときに撮ったものだ。
 帰りのロマンスカーで、車掌さん二人が、
「記念に写真はいかがですか~」
 と呼びかけていたのだが、誰も手を挙げないので、
「せっかくだから、お願いします」
 と言って撮ってもらったものだ。

 いや~、助かった~!

 ということで、大汗をかき、人の恩情にすがって受付を無事済ませることができた。

ランナー受付
 受付けで盛り上がる人々。外国人の姿が目立った

 日本人よりも外国人の方が多いような気がする。
 そういえば、ホノルルマラソンは、7割近くが日本人ということだ。まあ、外国人が多いというのはそれだけ注目されているということでもあるのでいいことだ。

私は美人
 無事受付を終えて、リラックスするくうみん

 しかし、無事終わったのは受付だけです。
 3月5日は過酷な42.195キロが待ち構えているのです。

 いい年してこのオバさんは、どうなってしまうのでしょう?





 

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ぬかるみ報告

 重要書類の再発行手続きは、できるところまでやった。
 マイナンバーカードは、ブツができるまで、2か月半ほどかかるそうだ。
 しかし、年寄りというのはなんで大金を持ち歩くのかのう?

「手元にお金がないと不安なのよ」
 そう言っていたが、どうして何十万も?

 年寄りは金を持ち歩いている。 

 それを知っているから、今流行りの強盗に遭ったり、落としたりするんだから、その方が不安だと思わないのか?
 
 通帳は再発行に一週間ほどかかるそうだが、カードはくうみんが預かっているので事なきを得た。
「お金、おろしたいんだけど」
「今いくら持ってるの?」
「2万」
「それだけあれば十分でしょう!」

 電子マネーはスイカ、あとはクレカを使用する程度の遅れた人間くうみんだが、現金はなるほど使わなくなった。財布の中には数千円が入っているだけ。
 まあ、ジイサンバアサンは、電子マネーは訳が分からないようだし、クレカはかえって危ないように思うので、命永らえる間は必要なだけのお金を持ち歩くようにするしかないだろう。

 そして実は…くうみんも人のことはとやかく言えない。

 暗い過去とそして…

 くうみんの暗い過去とは、おじさんがいた頃の話になる。
 おじさんとともにニュージーランドに行った時のことだ。
 ニュージーランドと言えば、自然がきれいなところでもあるのだが、山大好き人間おじさんとくうみんは、山に行ってそれこそ、金目の物一切合切を入れたウエストポーチをなくしたことがある。

 パスポート、日本円、ニュージーランドドル、クレジットカード、帰りの航空券…失くしたときは実感がわかなかったのだが、次第次第にこみあげてくる焦り。

 しかし!!

 山を知り尽くした女・くうみんはある手段によって失せ物を取り戻したのだった。
    ↓
 この記事

 リンクを開くのがめんどくさい人のためにかいつまんで言うと、山の中で失せ物をしたときは、こうすると見つかるというおまじないがあるのだ。
 そのおまじないとは…

 男のモノを出す!

 昔から言い伝えられていることで、本当に出てくるというのでこの際だから試しにやってみたのだが、本当に出てきたのだよ。

 そこは何回も見た所だった。確かになかった。それなのに、おじさんがモノを出してから、そこにぽつんと置いてあった。
 なんですか、山の神様は女の神様なので、男のモノを出すと喜んで失せ物を出してくれるということだ。

 いや~、助かった。おじさんがいなければ、どうなっていたか。

 これがくうみんの人のことを言えない暗い過去なのだが、もう一つはプリンターのインク、間違って別のモノを買ってしまうという大失態。
 そう。つい先日、呪われた日々を送っているときにやっちまいました。ダメな時は何をやってもダメというものか。
 
 プリンターを替えたのをすっかり忘れてしまい、古い方のインクを買ったのだった。
 もうどうしようもないから、メルカリや楽天ラクマにでも出品して叩き売るしかないな。相場を見ると、まあ、安いこと。
 ここで叩き売って、次からはここで買う、そうすれば勉強の成果ともいえようか。

 ああ、それに確定申告もあるな。まったく、年寄りは源泉徴収票なんか来ても、捨てちゃうんだもの。再発行はお願いしたけど、また捨てられたらどうしよう?こっちに送ってくれればいいんだけど、それはできないらしいし。

 ということで、まだまだぬかるみは続いているのだよ。

 てか、年寄り抱えているってこと自体、ぬかるみなんだな。



 




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ひねくれくうみん

Author:ひねくれくうみん
 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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