ホッと一息ついたところで 自分以外の者のために生きて行くほど人生長くない
もうリュックの中に貴重品を入れるのはやめるよう言った。背中は目が届かないところだから、気づくのが遅れる。目の届くところにあればまだ気づきやすい。なので、私が使っていた小さな肩掛けポーチを渡した。ウエストポーチも提案したが、肩掛けポーチの方が気にいったらしい。
残ったのはマイナカードを取りに行くことだけ。
家の鍵を失くしたので、代金を振り込ませようとしたのだが、それもふた悶着も三悶着もあって、大変だった。これは送って来るそうだ。
ホッと一息ついたところで考えた。
一度あったからと言って、二度はないとは限らない。これからずっとこの調子で行くんだろう。
そして、これから長く続くと思う。
長生きはめでたいことというけれど、くうみんだって年を取っていく。楽しみが徐々に少なくなっていく。
すでにできなくなったと自覚するのは、走ること。だけど、次は何だろう?今まで楽しんできたのは、ランニング、登山、旅行くらいなものだけど、次はどれができなくなるだろう。
まず登山か。旅行は海外個人旅行、海外ツアー、国内個人旅行、国内ツアー、そして海外国内クルーズの順にできなくなると思う。
今年すべきと思うのは、富士登山、立山縦走、剣岳登山、海外個人旅行。
富士登山は、70歳以上の登山で高齢者名簿に記帳すると、お神酒をふるまわれ、盃と記念品の扇子をもらえるそうだ。ひとまずそれを目指す。
立山縦走は富士山より体力が要る。いつまで行けるか?毎年行ってみよう。
剣は去年同部屋の女性が、教えてくれた。
「動画を見て勉強した」
「侮ってはいけないけど、そんなに難しくはない」
とも。で、行きたくなった。
山で迷惑をかけるようなら、即引退だ。
海外個人旅行は、体力よりも頭が回らなくなるのが問題。ポケトークがあるからだいぶ助かるだろうけど、それでも自力で行けるのは、75歳くらいまでではないか?
身軽になってから、とよく言うけれど、くうみん親は、きっと長生きする。
おじさんのお姉さんのご主人方の、親せきで106歳まで一人暮らしをして亡くなった女性がいる。フィットネスクラブの知り合いの親戚女性は、108歳まで長生きしたという。
くうみん親も、そこまで長生きするかもしれない、そうしたら、「身軽になる」のは、くうみんがいくつになったときだろう?ひょっとしてもう、頭も体も動かなくなっているかも知れぬ。
親の余生は長く、くうみんの活動できる期間は短いと思うのは、親不孝だろうか?
いや、真実だ。
自分以外の者のために生きていくほど、人生は長くない。
よし!今年はコロナの規制もなくなることだし、どれか一つ、できれば三つやってみよう。
なんて思ったのですよ。
さて、このオバさんはどこから手を付けるのでしょうか?
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