生豆焙煎(なままめばいせん)専門店「コーヒーロースト プティ・プッサン」(姫路市飾磨区上野田、TEL 079-241-9646)が9月20日、オープンした。
店主の八木章孔さんは、2年前に生まれ故郷の姫路にUターンし、東京や神奈川で4年間学んだコーヒー焙煎技術を生かして、念願の独立開業を果たした。
同店では、注文を受けてからその場で生豆を焙煎して販売する。取り扱う豆は、定番のものから希少価値の高いものまで、常時20種類以上のコーヒー豆をそろえる。「キリマンジャロ」「コロンビア スプレモ」「ブラジル サントス」(以上240グラム=980円)、「ブラジル ショコラ」(同=1,100円)、「モカ イルガチェフ」(同=1,400円)など、たる容器に入った生豆が店頭に並ぶ。季節に応じてラインアップの調整や新しい豆の追加も行うという。
店舗面積は約20坪。試飲用のテーブル席を設け、どの豆を選べばいいか迷う客には、八木さんが苦みや酸味の好みを聞きながら試飲を提供し、好みに合った豆を提案する。
焙煎時間は約15分。店頭受け付けに加え、事前の電話予約にも対応する。
八木さんは「コーヒー豆は農作物なので、同じ産地でも気候の変化や土壌によって味が変わる。焙煎直後と4、5日寝かせた後でも味や香りの変化を楽しめる。自分好みのコーヒーを見つけてほしい」と呼びかける。
営業時間は10時~18時。水曜、第1・第3木曜定休。