フリースクール「てだのふあ」(彦根市京町1)が主催する「てだのふあ祭」が10月26日、同施設と京町公園で開催された。通学する子どもたちが自分たちで準備した店を出店したり、出し物を披露したりして来場者と交流した。
同スクールは設立以来、地域住民や支援者らへの感謝の意味を込めて「てだのふあ祭」を毎年開催している。今回で5回目。今年も通学する子どもたち約40人や保護者、スタッフたちが一緒にイベントを企画した。
今年は京町公園と施設前に子どもたちの店と保護者たちの店が10店ずつ出店。京町公園内に設けられたステージではバンド演奏やジャズ演奏、子どもたちによるパフォーマンスが行われた。ゲストとして、ひこにゃんも来場して会場をにぎわせた。
併せて、将棋対局コーナーなどのスペースも設け、子どもたちと来場者が交流を楽しんだ。
同スクール代表の山下吉和さんは「『地域の方々への感謝』をテーマに、子どもたちと立案し、準備を進めてきた。地域住民の皆さんの理解がなければ、フリースクールの運営はできない。このイベントを通して、地域の方々、市民の皆さんに喜んでもらえたら」と話していた。