最近のこと(2017/02/11~)
少し早起きして、近所のミスタードーナッツでモーニングを楽む。原田治への追悼、というわけでもないのだけど。ホットコーヒーとハニ―ディップとシナモンオールドファッション。シナモンのドーナッツが好きだ。子どもの頃、日曜出勤の父を家族で駅まで見送る途中にミスタードーナッツで朝食をとった。幸福な家族の風景。甘いものを食べる印象があまりない父がいつも決まって注文するドーナッツがシナモン(プレーンドーナッツにシナモンがまぶしてあるやつ)で、何だかすごく格好良く思えたのだった。父がスーツ姿で口についたシナモンの粉をナプキンで拭き取るところまで含めて格好よく見えた。甘すぎず、スパイシーな、憧れのシナモン。シナモンはその後は廃番と復活を繰り返し、今は店舗に見当たらない。たまに思い出したように既存のドーナッツにシナモンパウダーをまぶして新メニューとして出してくれる。高校時代は、シナモンクリスピーというドーナッツを決まって注文して、小説や日本史用語集を読み込んでいたものです。シナモンクリスピーが復活してくれたら泣いちゃうかもね。やっぱりあのプレーンドーナッツにシナモンをまぶしたやつが1番食べたいが、シナモンオールドファッションも悪くないと思った。コーヒーを何杯かおかわりして、長嶋有『ジャージの2人』を読み終えた。
- 作者: 長嶋有
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/01/01
- メディア: 文庫
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土曜日。ミストから帰宅して、洗濯物干して、ヴァン・ダイク・パークスを聞いた。
- アーティスト: Van Dyke Parks
- 出版社/メーカー: Imports
- 発売日: 2012/06/26
- メディア: CD
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hiko1985.hatenablog.com
しかし、「そこはつっこまないのがこの作品のお約束なのだな」と思わせていた矛盾を突く河瀬直美でスリルを演出するのはズルくないだろうか。昨夜放送の『ドキュメント72時間』がまたしても別府温泉回が最高。男湯の様子もおもしろいのだが、妙に美人ばかりが登場するのがよかった。風呂上がりの彼女たちは化粧が落ちた状態なのだけども、暖簾をくぐる前より何故だか更に美しい。特にボディセラピストの人、よかったな。家にいるのにも退屈してきたので、自転車でブラブラする。小学校時代の友人が住んでいたあたりを通過するとどうでもいい記憶がどんどん蘇ってくる。どうしても『ファイナルファンタジーⅥ』でフィガロ城でどう進めればいいかわからないと嘆いていたら、「オレが教えてやるから、ソフト持って遊びに来な」と言ってくれたオクムラくん。彼はスイスイとゲームを進めてみせてくれたのだが、「じゃあセーブしといて」と言うと、「君が自分で進めたわけじゃないからそれはできない」と言って、データをセーブせずにスイッチを切った。なんて意地悪な奴なんだ、とプリプリしながら家に帰って教えてもらった通りにフィガロ城を攻略した。今、思えばオクムラ君なりの正義みたいなものがあそこにはあったのかもしれない。という話を、自転車で辿り着いた先の荻窪、で友達と飯を食いながら話していたら「ねぇだろ」と返された。ヴァーチャル空間の検索に長けた友人にフェイスブックでオクムラ君を探してもらったところ、関西のほうでファミレスの店長をしているらしい。この日、適当に入った台湾料理屋で食い散らかしたら、凄い金額を請求される。ボッタクリじゃねぇか、と帰り道に悪態をつきました。
日曜日。花粉が飛んでいて調子が悪い。新宿に出掛けてタイ料理を食べて、バルト9でロバート・ゼメキスの新作『マリアンヌ』を観た。
す、素晴らしい。2017年は大豊作の予感。バートンの『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』は”見ること”の映画であったが、『マリアンヌ』は”見ること”の困難さの果てに、音の映画となる。音響、素晴らしかった。主演の2人も抜群に美しい。タワレコと本屋を覗いて、帰宅。近所のサウナで心身をととのえる。何かの誤作動で、10分間ほどテレビと照明が消える時間があり、精神が統一されてしまい、神さまはいると思った。しかし、清水富美加の件は驚いてしまったな。こんな事があって書くのも何なのだが、実は私は清水富美加がとても苦手だった。「こっち側のふりしているけど、こっち側じゃないぞ」という感じ、いや、自意識の強烈な捻じれが透けて見える演技が嫌だった。しかし、こんな結末が待ち受けているとは。もし、戻ってくることがあったら応援したいな、と思う。長嶋有『泣かない女はいない』
- 作者: 長嶋有
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2016/05/27
- メディア: Kindle版
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月曜日。新しい職場環境にもすっかり飽きてきた。人間の適応能力もたいしたものである。しかし、トイレがハイテクで焦ります。スーパーにビリヤニが売っていて、期待していなかったのだけどもむちゃ美味でした。
なんでもホテルで修行したインド人の方が作っているらしい。ボリュームたっぷりで580円とリーズナブルなのもいいです。見かけたら、また買いたい。ときに広瀬すずが”狙い撃ち”する風邪薬のCM好きだったのに、新しいのに変わってしまったな。広瀬すずは「多分人類至上はじめての~」とか言ってるソフトバンクのCMも好きだ。阿部寛が女達と円になって桃を称えるCMは好きだなんて思ったことなかったけども、梨に変わって以来、妙に恋しい。また観たいな。帰宅して、ご飯を食べながら『乃木坂工事中』と『欅って書けない?』を観る。それだけが月曜日の疲れを癒してくれるのです。『乃木坂工事中』はそろそろテコ入れが必要かもしれない、と思うほどにまったりマンネリ。『万年B組ヒムケン先生』の「バンドマンの巻」最新話むちゃくちゃおもしろかった。この番組、本当に凄いと思う。B組生徒だけのルール(法則)というのがあって、むちゃくちゃさがむちゃくちゃなまま肯定されてしまう。私はそういうのに滅法弱い。『万年B組ヒムケン先生』と『水曜日のダウンタウン』と『クイズ☆スター名鑑』が揃ってるTBS凄すぎる。しかし『クイズ☆スター名鑑』打ち切りの噂は本当なのだろうか。どうせ激戦区なら遊んで欲しいな。それに名古屋ウェルビ―のサウナのテレビでは激戦を勝ち抜き、チャンネルは『クイズ☆スター名鑑』に合わせられていた。裸のおじさん達の支持はあついぞ。ミツメの「霧の中」のMVが公開された。ミツメの中でも1番Real Estateっぽい曲で大好きなのだ。
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火曜日。仕事後にタワレコでどついたるねんのニューアルバム『COLOR LIFE』購入。
- アーティスト: どついたるねん
- 出版社/メーカー: TRAIN TRAIN RECORDS
- 発売日: 2017/02/15
- メディア: CD
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最高だ。ワトソンの顔ずっとおもしろい。先輩の「おいミツメ、ちゃんと飯食ってるか?」に痺れた。そして、本屋さんで石黒正数『それでも町は廻っている』最終巻を購入。
- 作者: 石黒正数
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2017/02/14
- メディア: コミック
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水曜日。昨夜『カルテット』観たり、『それ町』読んだり、どつ聞いたりで、すっかり夜更かしになってしまい、寝不足。シンプルな理由でうたた寝した。クドカン登板を言い当てた、と話第になっていた『エキレビ!』というサイトの『カルテット』レビューを読んだら、吉備団子とか関サバのくだりも書かれていて、正直やってんなーと思ってしまった。他はまだしもそこは誰も書かない、という確信めいたものがある。というかほとんどあらゆるところからの引用で成り立っているレビューなのだろうな、というのが書く側からするとわかる。一貫したエモーションみたいなものがないから(書いている人は凄く博識だな、とは思う)。でも、これでやってなかったら、無茶苦茶失礼だよな、とオドオドする(ふり)。エビ中メンバーのりななんに向けたブログを読んで涙。いつの間にみんなあんな立派な文章を書くようになったのだ。特に安本さんのがよかった。エビ中のカップリングやユニット盤曲をまとめたプレイリストで作って聞いている。ちなみに私の好きな私立恵比寿中学の楽曲トップ5(シングルは除く)。
①「ほぼブラジル」
②「ガリ勉中学生」
③「神さまの言うとおり」
④「たそがれシアター」
⑤「売れたいエモーション!」
以上です。あぁ、全部ウットリするほどの名曲。でも、今は聞いてると涙ばっか出てくるなー。堅気じゃない人御用達のサウナに久しぶりに。90℃くらいなんだけども、ナイスな湿度が保たれていて、すごく汗をかく。近所ではやっぱりここがベストかもしれない。椅子に座っているヤクザの人の前を通ると、伸ばした足をスッと引っこめてくれたて、キュンとした。これがギャップ萌えか。サウナの中のテレビではローラが生き様を語り尽くしていた。ローラって努力の天才なんだな、と素直に思いました。頭が冴えたので、帰宅して『カルテット』流しながら、感想を書いた。ドーピングのようなものである。この日放送の『いろはに千鳥』が信じられない面白さだった。頭から終わりまでずっとおもしろい。ノブのお漏らしもさることながら、ハロー玉を完全に使いこなす大悟に腹筋壊れた。DVDになるまで保存版だ。単純なので、この日の夢に大悟が出てきた。
木曜日。たまごサンドとホットコーヒーのカルマから抜け出せなくて困っています。この組み合わせはもはや麻薬。ヤクルトがさっそく怪我人続出でウンザリしている。まじで頼むよ、川端さん。廣岡のサード転向で開幕あるな。明日、意味もなく思いつきで有給休暇をとったので、実質金曜日のような気持ちで過ごせた。本屋に寄って買いそびれていた『売野機子のハート・ビート』と『ゴールデン・ゴールド』と『ハイスコアガール』の新刊を購入。
売野機子のハート・ビート (フィールコミックスFCswing)
- 作者: 売野機子
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2017/01/07
- メディア: コミック
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- 作者: 堀尾省太
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/01/23
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ハイスコアガール(7) (ビッグガンガンコミックススーパー)
- 作者: 押切蓮介
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2017/01/25
- メディア: コミック
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去年の乃木坂でダントツ1番良い曲。美しいな。ショートカットのななみんを見るだけで涙が出てきてしまう。今まで本当にありがとうございました。