熱話§ラグビーを観る~観客動員~ [ラグビー]
ドイツやオーストリアを旅行している時、ホテル客室のテレビに“ユーロスポーツ”というスポーツ専門チャンネルが見られるようになっていることが多い。
おかげでかっこうの時間つぶしになってくれる。それを見ているととにかくどんなスポーツにも人々が熱心に足を運んでいることに驚かされる。それは屋外、屋内を問わずなのだ。
翻って日本ではどうかというと、特定のスポーツの観客数は多いけれど、少しマイナーになると、とたんに少なくなってしまう。むしろ、これが人気とかメディアで紹介されると、どこからか湧き出したかのように人が集まってくる。
2019年のラグビワールドカップ日本大会の時など、連日スタジアムは数万人の観客で満員御礼だったりしていた。ところが2019~2020年のトップリーグがコロナ禍で中止となって、ワールドカップでの勢いが殺がれることになってしまった。
翌年、トップリーグ最後のシーズンの観客動員数は一試合平均3425人、最多でも8747人となり、ワールドカップの人気を維持できず、元の鞘に収まったのである。
リーグワンも2年目となって、少しだけ観客が戻ってきたのではと感じなくもないが、上位グループに位置付けられるブレイブルーパスの観客動員が芳しいとはいえず、5000人入ったのは一度か二度に留まってしまっている……まあ、観客動員戦略にセンスが感じられず、客席の熱気も感じられないが。
リーグワンとしては、一試合あたりの観客数目標を8000人と設定しているけれど、サントリーやワイルドナイツのような人気チームであっても、1万人入場はごく稀でしかない……我々が観た第3節のサントリーサンゴリアス対キヤノンイーグルスは、ファフ・デクラーク人気もあって1万人を超えた。
残念ながら海外からの有名人気選手に客寄せを頼るしかなく、そのあたりをいつ脱却できるものかが喫緊の課題ではないか。
《スポーツのトピックス一覧》
おかげでかっこうの時間つぶしになってくれる。それを見ているととにかくどんなスポーツにも人々が熱心に足を運んでいることに驚かされる。それは屋外、屋内を問わずなのだ。
翻って日本ではどうかというと、特定のスポーツの観客数は多いけれど、少しマイナーになると、とたんに少なくなってしまう。むしろ、これが人気とかメディアで紹介されると、どこからか湧き出したかのように人が集まってくる。
2019年のラグビワールドカップ日本大会の時など、連日スタジアムは数万人の観客で満員御礼だったりしていた。ところが2019~2020年のトップリーグがコロナ禍で中止となって、ワールドカップでの勢いが殺がれることになってしまった。
翌年、トップリーグ最後のシーズンの観客動員数は一試合平均3425人、最多でも8747人となり、ワールドカップの人気を維持できず、元の鞘に収まったのである。
リーグワンも2年目となって、少しだけ観客が戻ってきたのではと感じなくもないが、上位グループに位置付けられるブレイブルーパスの観客動員が芳しいとはいえず、5000人入ったのは一度か二度に留まってしまっている……まあ、観客動員戦略にセンスが感じられず、客席の熱気も感じられないが。
リーグワンとしては、一試合あたりの観客数目標を8000人と設定しているけれど、サントリーやワイルドナイツのような人気チームであっても、1万人入場はごく稀でしかない……我々が観た第3節のサントリーサンゴリアス対キヤノンイーグルスは、ファフ・デクラーク人気もあって1万人を超えた。
残念ながら海外からの有名人気選手に客寄せを頼るしかなく、そのあたりをいつ脱却できるものかが喫緊の課題ではないか。
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