《腕を組んですわるサルタンバンク(1923)》パブロ・ピカソ
アーティゾン美術館に
常設展示されてる
ひとりの大道芸人を描いた
このピカソの絵画
後ろの壁に薄く人型の
下書きが残ってたり
壁や椅子の描き方が雑だったりして
どうってことない絵なんだけど
実物の絵を目の前にすると
なぜかぐっと惹きつけられるもんがあるんよね。
3度見てるだけど3度とも惹きつけれた。
なんでだろうね?
高校同級生がこの謎について即答してきた。
「態度も顔もなんとなくあんたに似てるからでは?」
な・る・ほ・ど・デ・ス・笑
ピカソがキュビスムを極めたあとの
「新古典主義の時代」と呼ばれた
時期に描かれた作品だそうな。
確信めいた表情や色遣い
自信ありげな腕組のさまなど
何かしら惹きつけられるもんがあるんかな?
個人的に何度でも観たくなる作品なのだ。
因みにサルタンバンクは1945年
ウクライナ出身の世界的ピアニスト
ウラディミール・ホロヴィッツの手に渡り
25年間の保有後、紆余曲折をへて
1980年美術館創始者石橋正二郎氏の
ご子息・石橋幹一郎氏によって買い取られたそうだ。
因みにホロヴィッツは4000万円
石橋幹一郎氏は6億円以上で買い取ったとか。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
大谷さんの次に尊敬する内村航平さん
引退してもこのレベル(凄っ)