アスンシオン(Asuncion)へ - 梅安亭日乗
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2015/11/02

アスンシオン(Asuncion)へ






10時前に宿を出た。
バス停に着くと予想どおり10時のバスが来たのだが、満席で乗せてもらえなかった。
その後、10時半にもう1台やってきた。これには乗れた。
喜んでいるのもつかの間。車内には空席はない。仕方がないので立ったまま。
すると、すぐ後ろで子供が吐き出す。
床が汚物まみれ。乗客は意外と寛大だが、当の子供の親は最悪の母親。汚物をなるべくまき散らさないように配慮するとか、子供に食べ物を控えさすとかしない。もちろん謝りもしない。



立ったまま1時間半が過ぎた。
階段口のスペースにいたオヤジが僕を呼んで隣に座らせてくれた。
座席ではなく床に座っているようなものだが立っているよりはましだ。
この状態で1時間。

右のボックスのようなところに座っているオヤジの背後のスペースに座らせてくれた。
ボックスの上に座っている


次に偶然オヤジの前の席(上の写真で写っている太い腕のおばさんが降りた)が空いたのだが、オヤジは僕に座れと言った。あんたこそどうぞと言ったのだが、いいから座れという。お言葉に甘えて座った。
周りには立っている人が10人ほどいた。
うとうとすること1時間。バスが停まると、僕に席を譲ってくれたオヤジは降りて行った。ありがとう!

立っている乗客
立っている人 バス内



このバスはそれこそ今までで最悪のバスだった。
またまた、先ほどの子供が僕の横の通路を吐きながら通り過ぎて行った。母親は知らぬ顔。汚物のたまりがすぐ横に2か所ほどできた。
それでも周りは寛大。子供だから仕方がないじゃないか、ということなんだろう。
妙に感心した。偏狭な自分に少し嫌悪感。反省!

5時間走ってアスンシオンに到着。ただ、アスンシオンの市内で5か所ほど停車するので市内に入ってからけっこう時間を食った。

バス・ターミナルに着いて、切符売り場に次の予定地カンポ・グランデ(ブラジル)行きの切符を買いに行った。
Cometaバス。180,000Pyg=3,600円。円のレートを計算しやすくと50にしているので実際はもう少し高い。それにしても国際線のチケットにしては安い。今日の5時間乗ったバスも1,200円と安かった。パラグアイの交通費は割安だ。

この時点で少し悩んだ。時間は4時半過ぎ。あと5時間の待機で次のバスに乗れる。
それとも今日は5時間も移動したのだし、疲れているだろうから、移動は明日にしたほが良いのではないか・・・
自分の年を考えに入れておかないと・・・

結論としては明日の移動に決定。

アスンシオンで1泊。
となると昔泊まらなかった「内山田旅館」に行くことにした。
「内山田旅館に行ってくれ」とタクシーの運転手に言うと「スキヤキね」との返事。そうか、日本レストランのスキヤキのほうが有名なんだと納得。

内山田ホテル(旅館から改名)。右が旧館。左が新館。真ん中が日本レストラン「スキヤキ」
内山田旅館とスキヤキ

受付で「新館か本館かどちらにするの?」と聞かれたので、「安いほうでおねがいします」というと、「安いほうは145,000グアラニー」との返事。

現金で支払うと値引きがあり、124,000Pyg=2,500円になるという。
評判の朝飯付きで、この値段ならと納得。

部屋にいって驚いたのは風呂場には日本式のバスタブがあったことだ。
ツインベッドで風呂付、エアコン、冷蔵庫つき、NHKの国際放送が写るテレビと建物は古いがコスパは良い。


こんなバスタブ。
日本式の風呂



一段落して、宿に隣接してい日本レストラン「スキヤキ」に行った。
この店は昔来たことがあるが、以前の店とは違って大きくなっていた。新しくできたのだろう。

焼き魚定食とビールを注文。(写真を撮るのを忘れた)
感想はとくになし。


なんだか、この日のブログはアスンシオン到着以後が、とげとげしかったので後日、訂正した。
別にそれほど怒ってはいないのだが、文章にすると怒り満面っていう感じになっている。
玉が小さいなあ!(器が小さいという意味)


追記
ブログを書いた後に朝食をとりに食堂に行った。
評判通りのすばらしい朝食だった。
写真には写っていないが、デザートもついていた。
自分は気づかずに食事を終えてしまったのだが、このほかに冷ややっことかキムチなども用意されていた。
いわゆる和風バイキングというやつだ。
内山田の朝食

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