2021年10月 - 梅安亭日乗
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2021/10/01

ペルーのスープ「カルド・デ・ガジーナ」

「男厨同志」がサンマの写真付きメールをくれた。

スーパーのサンマ、まだ2尾298円と高いが、見るからに新鮮だったので買って初サンマ。

うまかった。



10月1日サンマ

見るからにうまそう、食べたい!


お昼は、イワシとマグロの刺身

市場でイワシを買った。500グラムほどで300円。

10月1日イワシを500グラムほど買った。

目が黒々。

10月1日目が黒々したイワシ


10月1日イワシとマグロの刺身で1杯

イワシだが、脂がのっていて、最高!




夜は、ペルーのカルド・デ・ガジーナ

当ブログの2010年の12月20日の記事「ワラスの休息日」。

ペルーの奥地のワラスの市場で食べた時の写真。

ワラスの食堂で食べたカルド・デ・ガジーナ

骨つき肉がなかったのだが、もも肉で作って見た。

しかも、ガジーナ(めんどり)の鶏肉で作るのが本来のレシピだそうだ。

10月1日カルド・デ・ガジーナ

もう少し濃厚な方がいいのかも。

それでも、十分うまかった。


ポルチーニを見つけた!

スペイン語で「Boletus」と書かれているが、ポルチーニのこと。

これは、今は亡き吉村文彦さんが調べてくれてわかった。

当ブログ2018年11月1日の記事「謎のキノコの正体が判明」。


10月1日ポルチーニが売っていた

キロが48ユーロとまだ出だしで高い。

もう少し安くなったら買ってみよう。


買い物で通る道

10月1日買い物に行く道

昔は、この道をもっと大きなバスが走っていた。
2021/10/02

ダニエル・デフォー「ペスト」

10月2日の賄い日誌

お昼は、安く買った肉でステーキ。

10月2日の牛ステーキ


夜は、昨日の鰯を焼いた。

10月2日イワシの塩焼き


シメは、茶漬け

10月2日シメは茶漬け

今日はほどんど飲まなかった。





ダニエル・デフォー「ペスト」

今も365年前もパンデミック下での庶民の心的状況は、ほぼ同じだ。

読んでいて、デフォーの、これでもか、これでもかと事実を畳み掛けてくる姿勢には押しまくら

れる。

なるほど、バージニア・ウルフが「事実の描く天才」と言ったそうだが、深く首肯。

一番衝撃的なのは「監視員のもと感染者の家が閉鎖される」という感染拡大予防策だ。

感染者がでた家は、外から鍵をかけられ閉鎖され、家族と病人が閉じ込められる。

それを「監視員」が見張り、細々した買い物も代行する。

そして、家族全員が死に至る。

なんとも非情な制度だ。


カミュとデフォーの同名の小説「ペスト」の違いだが、野球に例えるなら、デフォーの「ペス

ト」が豪速球ストレートなら、カミュのはスライダーか大谷のスプリットのような感じだ。
2021/10/03

大谷最終戦で46号!今年の活躍はすごかった。。。

夕方、窓の外の木が激しく揺れているので、外を見ると雨も降っていた。

10月3日夕方風雨

こうして、気温がぐんぐんと下がっていく。



10月3日の賄い日誌

昼は、パスタで焼きそば

10月3日パスタで焼きそば


夜は、蒸し餃子

10月3日蒸し餃子

ほかは、イワシの生姜煮、オクラと大根おろし、キュウリのぬか漬け。

オクラおろしだが、牡蠣のだし醤油をかけるとすごくうまい!

10月3日オクラおろしだが、だし醤油をかけると最高




大谷最終戦で46号ホームラン



今年の活躍、すごかった。

私的には、今日の最終戦で、やっと深夜観戦の悪習慣ともおさらば。

寝てても試合時間になぜか目がさめる大谷病に罹っていたのである。

この間、この大谷病でずっと睡眠不足だった。
2021/10/04

銀杏が実っている!

グランビア通りを歩いていたら、友人のUさんが嬉しそうに指差した。

「たくさん、なっている」

10月4日銀杏2



10月4日銀杏1

一昨年よりも多くの木に実がついている。(昨年は日本にいて知らない)

もう少ししたら、拾いに行こう!



「カスタネーダ」

買い物帰りに、ふらふらと立ち寄った。

1杯目は、ベルモットと鶏のピリ辛煮

10月4日鶏のピリ辛煮


2杯目は、ムルシア産のワインのフミージャとコシード

10月4日フミージャとコシード

勘定は、全部で520円なり。

センベロって言葉があるそうだが、グラナダならほんとだ。



夜は、イカのスペイン風炒め

10月4日スペイン風イカ炒め

2021/10/05

京都発祥のラーメン店「天下一品」ふうのスープで、ペルーのソウル・フード「カルド・デ・ガジェーナ」を作ってみた。

ロゼの箱ワインを買った。

5リットルで12ユーロ。

10月5日箱ワイン

この間、買ったのと別のメーカーだったが、こちらの方がうまい。



10月5日の賄い日誌

昼は、鯖の焼きびたし

買い求めた鯖があまり新鮮でなかったので、きずしは諦めて焼くことにした。

10月5日鯖の焼きびたし

ロゼの入ったワイングラスが汚い。油のついたスポンジで洗ったためのようだ。

よく確認しなかった。

見苦しくて、すみません!



夜は、天下一品風の「カルド・デ・ガジェーナ」

スープをドロドロにしてみた。

鶏ガラと手羽元を青ネギ、ニンニク、生姜、ジャガイモ、玉ねぎなどと煮て、そのあと、鶏ガラ

を取り出し、ミキサーで攪拌。

それを煮詰めると、天下一品ふうのドロドロのスープができた。

10月5日カルド・デ・ガジェーナ



コンラッド短編集

紙の本の「短編集」は持っているのだが、字が小さくて読めない。

そこで、Kindle版を買って読んだ。

紙の本とは、取り上げられている作品がダブっているのはあるのだが、ちょっと違った。

よく見るとどちらも「コンラッド短編集」と名乗っているのだが、出版社が違うので当然だ。

紙の本だけにある作品を目を凝らして読むしかない。

目も悪いし、耳も聞こえない。

情けない。

ところで、コンラッドは若くして祖国を捨てて、船乗りになるのだが、経済的に困窮していたと

勝手に思い込んでいたのだが、じつは、おじさんからの」経済援助を長く受けていたのだとこの

本の解説を読んで初めて知った。

ディアスポラ、デラシネ、バカボンド・・・



アルバイシンの路地

10月5日アルバイシンの路地

右側の建物は、数世紀前に建てられた当時の病院跡。Call Tiña.

2021/10/06

朝晩寒くなってきたので、こたつをセットした!

朝晩が10度近くになっている。

早めに用意しなくてはと、古いこたつが壊れたので、新しいのを買いに行った。

10月6日こたつ



10月6日の賄い日誌

昼は、冷蔵庫の残り物ですませた。

鰯の生姜煮、うざく、ほうれん草のおひたし、オクラと大根おろし。

10月6日昼は残り物で済ませた


夜は、鶏の水だき。

10月6日鶏の水だき

この電気鍋は、便利なのだが、大きすぎる。

2人から3人用だ。

以前、一人用の良いサイズのを持っていたのだが、壊れたので買い替えたが、同じサイズのがな

かった。

最後の雑炊とかには不向きだ。



天下一品のタレ作り

昨日は、カルド・デ・ガジーナを「天下一品」ふうのスープで作ってみたのだが、けっこううま

くできた。

そこで、こんどは、文字どおり「天下一品」ふうのラーメンにトライすることにした。

鶏ガラとモミジ(鶏の脚)を買ってきた。

10月6日鶏のガラ


形がモミジに似ているのでつけられている。

10月6日モミジ



これらに、青ネギ、ニンニク、生姜、玉ねぎ、じゃがいもを加えて、圧力鍋で30分ほど煮た。

それをハンドミキサーで攪拌したところ。

10月6日天下一品のスープづくり

明日、これを粘りが出るまで炊く。

そして、かえしを作るとあの「天下一品」のラーメンダレが完成する。


買い物帰りに立ち寄ったカフェ

10月6日買い物帰りに立ち寄ったカフェ
2021/10/07

本を日本へ向けて発送。

朝、エルビラのカフェで。。。

10月7日エルビラのカフェで



10月7日の賄い日誌

朝は、昨晩の鳥の水だきの残り汁を使って、雑炊。

10月7日朝雑炊



昼は、「天下一品」ふうのパスタ・ラーメン。

10月7日「天下一品」ふうのパスタラーメン



夜は、「シマアジ」で晩酌。

10月7日シマアジ

ほかに、あら汁とほうれん草のおひたし。


断捨離

捨てないでおく本を日本に向けて発送。

郵便局まで重いダンボール(13キロ)を運んだ。

値段は、SAL便で98ユーロほど。

この作業を、あと4回ほどやらなければならない。

2021/10/08

連日、散歩兼買い物で街中を徘徊!

カレーラ・デ・ラ・ビルヘン通りの臨時書店。

不定期だが、こうした本屋の市がある。

以前は、古書市だったのが、今は新刊本も扱っている。

スペイン人って本好きなんだね。

10月8日カレーラ・デ・ラ・ビルヘンの臨時の本屋



10月8日の賄い日誌

エンパナーダ

冷蔵庫の奥に放置されていたエンパナーダの生地を発見。

少しべとついていたので、捻りがうまくできなかったが、まあまあの仕上がり。

中身は、ラタトィーユ 。

10月8日エンパナーダ


レンコンと豚肉の炒め煮

「ファミリー・マーケット」で買ったレンコン。

10月8日レンコン

これを豚肉と一緒に調理した。

10月8日 レンコンと豚肉

写真右端は、オクラと大根おろし、左端は、スイカの皮の糠漬け。

このブログでは、なんども紹介しているが、栗原はるみさんの人気レシピ。


豚肉とれんこんの炒め煮

材料

(4人分)

・豚肉 (しゃぶしゃぶ用)200g

・れんこん450g

・サラダ油

・しょうゆ大さじ3+1/2

・みりん大さじ1

・砂糖大さじ2

つくり方

1.れんこんは皮をむき、3cm幅のいちょう切りにして水にさらし、水けをきる。豚肉は2

等分に切る。

2.フライパンにサラダ油大さじ1/2を熱し、豚肉を菜箸でほぐしながら炒め、取り出す。

サラダ油大さじ1/2を足し、れんこんを炒める。透き通ってきたら豚肉を戻し入れ、しょ

うゆ大さじ3+1/2、みりん大さじ1、砂糖大さじ2を加えて汁けが少なくなるまで煮る。






買い物兼散歩で体力アップ

友人のUさんに誘われて、中華食材店の「ファミリー・マーケット」に行った。

長茄子のいいのがあったので購入。

10月8日長茄子とえのき

ほかは、エノキダケ。


最近、何が原因かよくわからないのだが、体がだるくて歩くのが億劫だ。

それでも、友人が誘ってくれるので散歩に出ている。

今日も歩いているうちに、かなり良くなったのだが、最後はバテて、バスで帰った。


その友人も坐骨神経痛で、リハビリのために毎日、買い物兼散歩に出かけている。

わたくしめもご相伴に預かっているというわけだ。

おかげさまで、1日平均すると7000歩ほどは歩いている。うまくいくと1万歩。


2021/10/09

コシード(スペインふうポトフ)を作った。

今日も散歩兼買い物に行ったが、買ったワインやお米などが7キロほどあったので、最後はバテ

てしまい、バスに乗った。

8200歩。

ところで、昨日書き忘れたのだが、日本では足の甲のあたりが腫れていたのだが、こちらにきて

腫れがひいた。

連日の歩きの成果のようだ。



コシード作り

コシード に入れる具材。

塩漬けの豚の脂身、豚の足の部分、チョリソーと血入りソーセージ(モルシージャ)

10月9日塩漬けの脂身や骨つき脚、チョリソー、モルシージャ


これに、かぶら、ネギ、人参、キャベツにひよこ豆を加えて圧力鍋で煮た。

10月9日コシード1


10月9日コシード

具材の塩抜きが不十分だったようで、ちょっと塩辛い。

と思って、水で薄めたら、今度は水っぽくなってしまった。

仕方がないので、コンソメを少し加えて修正した。
2021/10/10

よく寝たら、体調がだいぶん良くなった。

10月10日の賄い日誌

朝、浸水3時間の米を圧力鍋で炊いたのだが、信じられないくらいに上手く炊けていた。

キロが130円の安い米だが、新米なのがよかったようだ。

となると、やっぱり卵かけご飯。

10月10日ご飯が上手く炊けた


ピストを餡にして、エンパナーダ

急いでいて下手な包みだが、味はバッチリ!

10月10日エンパナーダ



コシードで夕飯

10月10日コシードで夕飯

しっかり煮込んだので、見た目よりは美味しくなっていた。


体調不良が少し回復

この間、体調が悪かったのだが、昨日今日としっかり寝たら、だいぶん良くなった。

睡眠不足が原因?