2019年10月 - 梅安亭日乗
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2019/10/10

ミラノ・トリノ小旅行・初日(10月1日)

ドキドキもののLCC利用

今回は、「Easy Jet」という大手のLCCのチケットを買った。

グラナダからミラノ行きが直行便!

しかも、その往復の代金が、78ユーロと破格の値段だったのだ。

ただし、預け入れの荷物代金がそれなりにする。

自分の場合は、23キロまでと普段の感覚で申告をしたら、けっこうな値段になった。

それに加えて、座席指定をすると20ユーロほど取られ、結果、180ユーロほどになって

しまった。

こうしたLCCをうまく利用するには、自分のように預け入れ荷物はなしにして手荷物だけ、

座席は指定しないのがいいようだ。

実際、こうしたLCCを利用している若者は、手荷物だけで搭乗していた。

たとえ預け入れ荷物を利用する場合でも、15キロ以下に抑えるべきだ。

自分の荷物も測ってみたら13キロもなかった。

こうすると、合計金額は、120ユーロ(14000円ほど)ぐらいに抑えられたと思う。

自分がこうしたLCCを利用するのは、タイからミャンマーへ移動した時以来で、あの時、

預け入れ荷物の事前申告をちゃんとしていなかったので、カウンターで罰則的にそれなりの

料金を取られた経験がある。

そのトラウマが、今回、預け入れ荷物を過大に申告したことにつながったのである。

後知恵だが・・・・

ミラノにはユニクロもMUJIもあり、下着や靴下などなんでも入手可能だったのだ。

短期の旅行なら、ほぼ手ぶらでいけることに気づいて、預け入れ荷物なんかに60ユーロ

ちかくも払ったことが悔やまれた。




ミラノまでは予定どおり


カテドラルの空港行きのバス停を午前8時16分に出発。

空港着が9時。

チェックインタイムが9時半からなので、少し待つ。

9時半のチェックインもスムーズに終える。

あまり好きではないのだが、ものは試しと、今回は携帯の「Easy Jet」のアプリに搭乗券

を読み込ませておいた。

こちらもいたって簡単だったが、印刷した搭乗券を持っている人の方が多かった。

11時34分発のフライト。

easy jet グラナダ空港

機内はほぼ満席。

ミラノのマルペンサ空港には定刻の13時49分着。

着いたのはターミナル2で、ここからシャトルバスで「ミラノ中央駅」へ向かう。

ほぼ40分ほどで到着。

ここから予約のしてあったホテルまではタクシー。12ユーロなり。





ホテルではなく民泊だった


Booking.comで予約しておいた「Omar Hotel」

Omar Hotel

タクシーで行ったので、番地どおりのところで降ろしてもらった。

ところが、入り口には「Omar Hotel」なんて看板もインターホーンの表示もない。

たまたま中から出てきた人がドアを開けたタイミングで、中に入った。

ビルの管理人の意地悪そうなオヤジにホテルのことを訊くと、嫌な顔で指差されたのが、なんの

表示もない部屋のドアだった。

チャイムをなんど鳴らしても応答なし。

しばらくすると、やっとドアが開き、女の子が入れという。

ドアの中には、4室ほど部屋があり、その1室に通された。

部屋はそれなりに清潔で、シャワーとトイレがついている。値段は1泊45ユーロ。

オマールホテルの室内

鍵を3個渡される。

建物の入り口の鍵、次は自称「ホテル」の入り口の鍵、そして「部屋の鍵」である。

普通のマンションを闇でホテルとして営業しているようだ。

Wifiの暗証番号を訊くと、Wifiはないという。

よく確認しなかった自分が悪いのだが、今時ネット環境のないホテルというのには驚かされた。

結局、この女の子とはこの時にあっただけで、それ以降顔をあわすことがなかった。




最初の食事が中華!

時間が午後4時をとうに過ぎていた。

宿の目の前に中華レストランがあった。

初日から中華?と少し躊躇したが、ほかにそれらしきレストランもなかったので入った。

宿の向かいの中国レストラン


春雨の炒めもの

春雨の炒め物


餃子

餃子

これにビールの小瓶を2本を頼んだ。10ユーロなり。

味は塩辛くなくて、なかなかのものだった。

夜は、近くのカレフォール・エクスプレスというスーパーで、ロシアンサラダとサラミ、

ワインを買い、部屋ですませた。




2019/10/10

ミラノ・トリノ小旅行・2日目(10月2日)

プリペード・SIMカード

ホテルを8時に出発。

ミラノ中央駅に行くのにメトロの駅を探す。

10分ほど歩いた。途中で、おばさんにメトロの駅を尋ねたが通じなかった。

こんな時に携帯の地図ナビがあると簡単にいけるのだが。。。

うまいぐあいにタクシーがきたので、乗ることにする。

10分ほどでミラノ中央駅に着く。

ミラノ中央駅




駅構内の中二階にある「ボーダフォン」でプリペイドSIMカードを購入。

25Gで30ユーロだった。

携帯用とタブレット用の2枚のSIMを渡される。

僕の持ってきていたIPADミニはセルーラモデルでないのだが、今後買い替えの時には一考

すべきだ、と思う。


参考記事。下記の記事の太字部分をクリックするともとの記事へジャンプする。

iPadはセルラーモデルを買うべし!Wi-Fiモデルの違い、どっちを選ぶべきか徹底比較!



駅なかのカフェで朝食。クロワッサンとエスプレッソで3ユーロなり。

朝食後、メトロの切符売り場へ。

1日乗車券(メトロとトラム、バスが24時間乗り放題)を購入。7ユーロ。





ドゥオーモへ

さっそく、メトロでドゥオーモ(DUOMO)へ。

ドゥオーモ正面


屋上へのエレベーター利用、大聖堂などの見学ができるパスを購入した。こちらは17ユーロ。

エレベーターで屋上のテラスへ。

テラス1




ドゥオーモ広場を俯瞰

修復工事中と大勢の観光客で、わざわざ上ってくるほどの場所でもなかった。



その後、エレベーターの所に戻るのがめんどうだったので、階段を歩いて降りた。

階段を歩いて降りた



降りたところが大聖堂。

カテドラル1




カテドラル2





やはり本場のパスタはうまい!

ドゥオーモ広場のすぐ近くのカフェで昼食。

ペンネ・アマトリチャーナとビール


ビールとペンネ・アマトリチャーナで12ユーロ。

ペンネ・アマトリチャーナだが、濃厚な味でうまかった!さすが本場だね!と感心。





トラムに乗る!

さて、ホテルへは16番のトラムで帰ることにした。

これが、携帯のナビで簡単に検索できたのだ。

停車駅はホテルから2分ほどの距離にあった。

16番のトラム




いつものシエスタ。





ヴィスコンティ二世ガッレリア

夕方、5時すぎ。

再び16番のトラムに乗ってドゥオーモへ。

ヴィスコンティ二世ガッレリアを散策。

ヴィスコンティなんて名前を聞くと、あの映画監督のルキノ・ヴィスコンティを思い出してしまう。

監督は貴族の出なのだ。

ガッレリアの入り口はドゥオーモ広場に面している。

ここには、有名なカフェや高級ブランドの店が軒を並べているのである。


ヴィスコンティ二世ガッレリア




ヴィスコンティ二世ガッレリア2



ヴィスコンティ二世ガッレリア3







通りを抜けると、スカラ座広場にでて、ダヴィンチの像があった。

ダヴォンチ像




スカラ座横のカフェで休憩。

スカラ座横のカフェ


この時は気づかなかったのだが、ホテルに帰って須賀敦子さんの「コルシア書店の仲間たち」を

読み返してみて、このカフェについて書かれているのを知った。


ビール小瓶を頼んだのだが、オリーブとほかにタパが出てきたのだ。

ビールを注文



タパが付いてきた



これで10ユーロ(1200円ほど)。

ジジイには場違いの高級店だったのである(笑)

帰りはメトロ。

駅からホテルまでは15分ほど。

途中、大きなスーパーがあったので、ワインとハム、海苔巻き、などを買って帰った。

晩飯は、ホテルの部屋ですます。

歩きが1万6千歩なり。





2019/10/10

ミラノ・トリノ小旅行・3日目(10月3日)

コルシア書店跡を探して

ホテルを8時発。

前日調べておいた須賀敦子さんの「コルシア書店」のあった「コルシア・ディ・セルヴィ通り」

へ歩いて向かう。

40分ほどで到着。

古い教会が残っていた。

おそらく彼女は毎日、目にしていたはずだ。

古い教会


だが、このあたりは再開発が激しく、なかなかそれらしきところが見つからない。

ようやく、その通りを示すものを発見。

コルシア・ディセルヴィの通りの標識



この通りのちょうど中ほどの位置にあったと本には記されている。

コルシア・ディ・セルヴィの通りの標識2





ドゥオーモ広場へ

朝食は広場に面したカフェでクロワッサンとカプチーノですます。

ドゥオーモ広場に面したカフェで朝食


6.5ユーロ(760円ほど)なり。

普通の店の倍以上!

昨日のスカラ座横のカフェの経験が教訓化されていない。

こんなところで、朝食をとるなんてアホちゃう!(笑)


そのあと、ドゥオーモ近辺をうろうろと歩きまわる。





ドゥオーモ近くのバルで昼食

BAR「MERGURIO」

メルクリオと言うバル


まずはビール

まずはビール



モッツアレーラとニョッキのトマトソース煮と赤ワイン

モッツレーラとニョキのトマトソース煮


勘定は22ユーロ(2500円ほど)なり。

ここは、場所の割にそれほど高くはなかった。





1日乗車券を買って、トラムで帰宿。


シエスタ



夕方、高級惣菜屋「PECK」へ

これも「コルシア書店」に出てくる。

peck


海鮮リソットでキロが2700円ほどだった。200グラムほど買ってホテルで食する手もあった。

リソットがキロで2700円ほど



同じく本に書かれていた向かいの魚屋にもよった。

魚の匂いが通りに立ち込めていると書かれていたが、今では、ずいぶん垢抜けた魚屋になっていた。

SAPADARI鮮魚店

SAPADARI鮮魚店



陳列されていた魚



マグロのトロが置いてあったが、キロが48ユーロもしていた。

トロがキロで48ユーロ。高い!



トラムで帰宿。

宿の近くの「カレフォール・エクスプレス」で、ヨークハムなどを購入。

部屋でワインで晩酌。

歩きは2万歩超え。









2019/10/11

ミラノ・トリノ小旅行・4日目(10月4日)

トリノへ移動



午前7時、ホテル発。

トラムとメトロを乗り継いで、ミラノ中央駅へ。

駅内の一時荷物預かり所に荷物を預け、カフェで朝食。

トリノへ移動するには、複数の鉄道会社があるが、一番値段の安いのは「鈍行」で12.5ユーロ

(=1500円ほど)。特急の料金は3倍ほどする。

別に急いでるわけではないので、鈍行で行くことにした。


9時40分の列車で出発。

トリノ行きの列車


10時50分。トリノのPorta Susa 駅で下車。

porta susa




ホテルへ


そこから20分ほど歩いて予約しておいたホテルへ。

ホテルインペリアル

掃除中ということで、チェックインは1時間後。


時間つぶしに宿の近くのバルで待機。

宿の近くのバル


ホテルに戻ってチェックイン。

インターネットは工事中なので繋がらないととのこと。

明日は大丈夫だと言われたが、明日は土曜日で工事なんかあるわけがない。

ホテルの部屋


風呂場は広々としていた。

風呂場




夕食は中華

夕方7時過ぎに、ネットで調べておいた近くの中華レストラン「美食毎刻」へ行く。

人気の店らしく、混んでいる。

餃子とラーメンを注文。

ビールを頼んだら「青島ビール」が出てきた。

青島ビール

焼き餃子。

もう少し焦げ目がつくと完璧なのに。。。

メニューでは餃子は「ラビオリ」と記されていた。なるほど!

焼き餃子



ラーメン。こちらも薄味でなかなかのできだった。

ラーメン


本日の歩きは18000歩。









2019/10/11

ミラノ・トリノ小旅行・5日目(10月5日)

トリノの中心街にそびえ立つモーレ・アントネリアーナ

モーレ・アントネリアーナ(Mole Antonelliana)は、当初、ユダヤ教のシナゴーグ

として建設され、設計者アレッサンドロ アントネッリが亡くなった 1 年後の 1889 年に

完成する。

今日では、国立映画博物館が併設され、尖塔の上部までの高さは167.5mであり、当時

としては世界一の高さを誇った。




ホテルを午前8時に出発。

トリノの市街が一望できるという塔を目指して歩く。

モーレ・アントネリアーナ外観



入場料8ユーロを払って、エレベーターで屋上へ。

エレベーターで屋上へ



丘が迫っている1




トリノが丘に囲まれているのがわかる2

チェーザレ・パヴェーゼが言っているように「トリノは丘に囲まれて」いるのである。




あのユベントスのホームスタジアム

ユベントスのホームスタジアム




真ん中に見える尖塔の辺に滞在中のホテルがある。

真ん中の尖塔のあたりから歩いてきた









チェーザレ・パヴェーゼが通ったトリノ大学(University of Turin、Università degli Studi di Torino)


トリノ大学



トリノ大学




トリノ大学3

須賀敦子さんが翻訳をしている「家族との会話」の著者ナタリア・ギンズブルグの夫

だったレオーネ・ギンズブルグはここの教授。

パヴェーゼと師弟関係にあったイタロ・カルヴィーノもここの出身。

ここは反ファシズムの拠点だったのだ。

チェーザレ・パヴェーゼについて、当ブログで触れているので、よかったら読んでください。

このブログの検索欄に「チェーザレ・パヴェーゼ」と入れると幾つかの記事が出てきます。





サンカルロ広場とカステッロ広場



サンカルロ広場

サンカルロ広場1




サンカルロ広場2



カステッロ広場

カステッロ広場



カステッロ広場2


昼食は宿のすぐ近くのレストラン「CASA DONATO」

カサ・ドナート


海の幸リゾット

海の幸リゾット

ワインとコーヒーなどもついて、全部で20ユーロ(2400円ほど)だった。

安くてうまいとの評判なのか、混んでいた。

今日一番の驚きは、隣の席に、昨日の列車で隣だったオヤジが座ったことだった。

迫力ある顔だったので覚えていたのだが、小さい時見たプロレスラーの「プリモ・カルネラ」

=「動くアルプス」とよく似ていたのだ。

軽く挨拶すると、彼も驚いた表情のあと、軽く微笑みを浮かべた。

夜は、近くの「カレフォール・エクスプレス」でサラダとグリッシーニを買ってきて、宿で

ワインとですます。

このスーパーは、ミラノでも、宿のすぐそばにあったし、妙に縁がある。

夜、Wi-Fiは相変わらず不通だった。


本日の歩きは23800歩なり。


2019/10/12

ミラノ・トリノ小旅行・6日目(10月6日)

ミラノへ戻り

午前8時、ホテル発。

メトロの駅まで行き、そこからPorta Nuova へ。

ミラノ行きのチケットを購入。

駅構内のカフェで朝食。

カフェラテとクロワッサン

日曜日で列車の本数が極端に少ない。

2時間ほど待って、10時54分発の列車に乗る。

途中、車掌がきて「ここは1等だから2等車に移るよう」に言われる。

混んでいたので、「ここで、追加料金を払えば、この席にいてもいいか?」と訊くと

かまわないとのこと。

8ユーロを払って「1等車」の席にとどまる。

12時45分 ミラノ中央駅着。映画「ひまわり」をもういちど観たい。

ミラノ中央駅





ゲストハウス「セントラル・ステーション」のオーナー

駅から歩いて10分ほどの距離のところに、予約しておいた宿はあった。

ゲストハウス・セントラル・ステーション



チェックインの手続きを終えると、受付の横にいたオーナーの中国人の男性が、

「別の部屋を提供するから、ついてこい」と言った。

最初の宿から、3分ほど離れたところにある建物に案内された。

別の建物


建物の中

マンションの中の通路

部屋は1LDKのマンションだった。

リビング

寝室

値段は予約した時の2泊の料金の98ユーロでよい、という。

最初予約したゲストハウスは、共同シャワーだったから、いい条件だ。

ただしネットは使えないが、あと2日のことだから辛抱することにした。

太っ腹な中国人オーナーに感謝して、泊めてもらうことにした。


目の前のレストランで昼飯

午後2時を過ぎていた。

新しい宿の目の前に、大衆食堂のような雰囲気のレストランがあったので、入ることにした。

宿の目の前にある食堂


ペンネ・アラビアータと赤ワインのcaraffa(デキャンタ)を注文。

ペンネ・アラビアータ


〆はエスプレッソ

締めはエスプレッソ

エスプレッソを飲むと、今は亡き高校時代からの友人の重本正さんのことを思い出してしまう。

彼は、会社の近くの行きつけのイタリアン-レストランで昼食をとったあと、

いつもエスプレッソを美味しそうに味わっていた。

重本さんは、テレビマンユニオンの創立時からのメンバーで、

須賀敦子さんのDVD 「須賀敦子 静かなる魂の旅---永久保存ボックス/DVD」の

撮影を担当している。

僕の今回のミラノ滞在は、重本正さんへの追悼の旅でもあった。



ホテルに戻り、シエスタ

夕方、中央駅まで散歩。


当初宿泊予定だった「ゲストハウス・セントラルステーション」の前のカフェにて。

生ビールとゲストハウス







帰途、またもや「カレフォール・エクスプレス」が宿のすぐ裏手にあったので、立ち寄る。

ワインとサラダ、生ハムなどを買って帰る。

夜は、グリシーニに生ハムを巻きつけたのとサラダを肴にワインを飲む。

ホテルで晩酌

今日は移動日で歩きが少なかったが、1万歩はなんとかクリアー。

2019/10/12

ミラノ・トリノ小旅行・7日目(10月7日)

スフォルツェスコ城

ミラノのスフォルツェスコ城に眠るミケランジェロ最期のピエタ
太字部分をクリックするともとの記事へジャンプする。

ミケランジェロの「ロンダニーニのピエタ」とやらと、古代エジプト博物館を見学しようと

やってきたのだが、あいにく月曜日は休館日だった。



スフォルツェスコ城1




スフォルツェスコ城2




スフォルツェスコ城3




スフォルツェスコ城4


城内にあるカフェで朝食

朝食


その後、いつものドゥオーモへ。

百貨店を覗いて、メトロで中央駅へ移動。


昼食は、昨日のレストランで

ミラノカツレツとサラダと赤ワイン

ミラノカツレツとサラダとワイン

カツレツがでかすぎて、完食はできなかった。

〆は、エスプレッソ。

会計は22ユーロなり。


宿に戻り、シエスタ。

夕方、中央駅まで散歩。

夜は、宿でサラダとグリシーニの生ハム巻きですます。

本日の歩きは、21000歩なり。


2019/10/12

ミラノ・トリノ小旅行・8日目(10月8日)

帰国日。

朝4時半に宿を出る。

ミラノ中央駅横にある「マルペンサ空港行き」のシャトルバス乗り場へ。

5時出発。

ターミナル2で降りる。

荷物をドロップするカウンターへ行き、預ける。

その後、保安検査を受けてから、指定カウンターへ向かう。

飛行機は定時の8時半に離陸。

途中で、斜め前の乗客の男性が体調不良になり、ちょっとした騒ぎになる。

同乗していた医師が、脈をとったりして診察していた。

大事に至らず、そのうち男性も回復。

2時間でグラナダ空港に着陸。

グラナダは暑い!

30度近くあるようだ。

無事帰宅。




<追記>

トリノで触れているチェーザレ・パヴェーゼについて・・・

チェーザレ・パヴェーゼについての記事だが、当ブログの右上にあるブログ内検索という囲みの

ところにチェーザレ・パヴェーゼと入力し、ブログ内検索のボタンをクリックすると該当記事が

出てくる。


2019/10/14

「コシード」作りに挑戦

マドリード風コシード
太字部分をクリックするともとの記事へジャンプする。

自分がよく行くバル「カスタネーダ」でも、冬になると、タパとしてコシードが小皿に盛られて

でてくる。

ポトフはよく作るのだが、こちらは未経験である。

スペインのスーパでは、コシード用の材料である塩漬けの豚骨と脂身のセットが売られている。

1ユーロ(120円)か2ユーロ未満と格安だ。

これを水で洗い、塩を落としたものを、人参や玉ねぎ、セロリ、ローレルなどと一緒に圧力鍋

で煮る。

沸騰してアクが浮いてきたら取り除き、蓋をして圧をかける。

待つこと20分ほど。

コシード用の塩漬け豚骨と脂身セット

そこに、今度はひよこ豆(自分は水煮のものを使った)、チョリソーなどを加えた。

コトコトと20分ほど煮て完成。

完成コシード

具材とスープは別にわけなかった。(上の記事のような食し方だとわける)

味付けは、塩漬けの豚骨や脂身のため、する必要はなかった。

濃厚で、程よい塩味だった。


昨日の昼




さて、昼間に食したのだが、夜も胃もたれがして、翌日の今朝も胃の膨満感が抜け

なかった。

うまいのだが、自分のようなジジイには、ハードな料理だ。

次回は、もっと豚骨の量を減らして作ってみよう!


2019/10/14

豚の耳に手を出す!

スペインの市場やスーパーには、豚足や豚の耳などが陳列されている。

以前から気になっていたのだが、今まで買うことはなかった。

昨日、コシードを作ったのを機に、せっかくだからとトライすることにしたのである。

値段は両耳で2ユーロ(240円)ほどだった。

塩と酢でもみ洗いしたあと、鍋に入れかぶるくらいの水で10分ほど下茹でする。

豚の耳

次に、圧力鍋にネギの青い部分と生姜を2切れほど入れて、下茹でした豚の耳を入れる。

沸騰してから、約20分加圧。

火を止めて、圧が下がったら、完成。


豚の耳の下茹で


今回は、きゅうりとの和え物にした。

豆板醤と酢、砂糖、すりおろしニンニク、いりごま、ごま油を混ぜたタレを用意する。

千切りのきゅうりと細く切った豚の耳を混ぜたところにタレをかける。

きゅうりとの和え物

ジジイの感想としては、今回のタレよりも、酢醤油にラー油なんかを加えた餃子のタレの方が

いいかも。

次回は豚足に挑戦。