6月24日(木)連日晴れの天気。朝晩は涼しい。
先日、隣のカジェの友人と再会の宴を催した。そこで、飲みすぎたのか、それともスペイン滞在の疲れがでたのか、翌日から血圧が急上昇。かなりやばいと思い、この間、運動のため「歩き」に努めている。
「ほっつき歩くのが好きな」という意味は「カジェヘロ」というのだそうだが、「ペロ カジェヘロ」だと野良犬という意味だ。「カジェ」は「通り」とかの意味。さて、僕はグラナダの街の隅々をほっつきまわっているから、差し詰め「japones callejero=浮浪者ぽい日本人」となったわけだ。
サクロモンテの家並みと背後の城壁跡
サクロモンテ丘上の修道院
30度以上の外ほっつき歩いて帰ってくると、さっぱりしたものとか冷たいものが食べたい。そこでガスパッチョもいいが、やはり麺がほしくなる。
そうめん、そば、・・・しかし残念ながら今回はそうした持ち合わせをあまり持っていない。
そこで思いついたのが、冷やし中華だ。
今から28年も前にバルセロナにアパートを借りて暮らしていた時のことを思い出したのだ。友人の彼氏というのがなかなかの料理人。彼はいとも簡単に冷やし中華を作ってくれたのだ。当時の僕にはまさに驚異の腕前だった。
麺はスパゲッティ。これをゆで時間の倍ほど茹でていた。
僕は圧力鍋を使って柔らかくすることを試みたのである。付け汁は、バルサミコ、醤油、ごま油(中華食材店で買った)、ゴマ、砂糖、豆板醤。トッピングはトマト、キュウリ、ヨークハム、イタリアンパセリ。
うまかった。以前、そういえば釜揚げうどんでスパゲッティを使うとうまいと言ったら、周りから嘲笑をかった。
今回は、ほんとうまいぞ!新宿御苑の「トンキン」の「ノボさん」参ったか?
高血圧対策で「イワシ」