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短歌と感想ほかまとめ

log:202410 短歌

1001

息継ぎのたびにこぼれていく涙25メートルプールいっぱい



1003
わたしの宝物予告

傘のないわたしが悪い本当に嫌なときって笑っちゃうんだ
雨粒は冷たい日向はあたたかい当たり前ってこんなに痛い
幸せがわたしのなかにあるのならあなたのことを思う一瞬




1005
ラッカ星人にあてて

がんばったことをまっすぐ誇ってよきみにいっぱい拍手したいよ



1008
ネプリおりぼん投稿作(テーマ:距離)
「からっぽの椅子」

くっついて肩にもたれて抱きしめてそういう全部、ぜんぶゆるして
誰にでもやさしいのって誰にでもやさしくないのに似てる 霧雨
どこまでと聞けばよかったタクシーの運転手さんみたいにきみへ
王の不在 からっぽに似た感情をぼくらは何と呼んだのだっけ
大抵のことならひとりでもできる 手は繋げない きみもそうだろ




1012
日食なつこさんライブ「エリア不変」DAY1 レプス

ひらがなで話してる曲フレーズを忘れないようそっとなぞって
鍵盤の上をフロアを星空を跳ねまわってるぼくらはうさぎ
歌声とスポットライトいっぱいに抱きしめながら橋を渡った




1013

盛岡でふたたび出会うわたしたち いつからここにいたの、みんくる



1015

最後まで再生できたYouTube水底で見る光のように



1016

くたびれた帰路にも金木犀は咲くおかげで少し目線が上がる



1017

さよならはふとしたときにやってきてまだお話を聞いてたかった



1019
わたしの宝物#01

とくべつ、の温度をおもう 旧姓で呼ばれて視線を上げる一瞬
いつか来る別れを恐れたとしても出会わなければよかったなんて
手のひらはあたたかかった 薬指 にぶく光った銀色の輪は




1020

レモンサワー片手に踊る今だけは怖いものってそんなないんだ
船上の天使に代わり海鳥はゆっくり空を渡っていった
逆光のせいにしといてあげるからちょっとだけなら泣いてもいいよ



1023
toconoma「SODA」

ごめんねって名前のジュース きみの声 なくしたものは特別きれい



1024
森永パリパリサンド

凹んでる部分にせっせと詰め込んだパリパリサンドちょっとしょっぱい



1026
わたしの宝物#02

立ち止まることも上手にできなくて鞄をきつく握りしめてた
生まれ出てきみは幸せ? 泣きじゃくる僕の言葉は聞かなくていい
鳥籠のなかにはふたりあたたかい日がさすはずのリビングにいて




1027

願わくはわたしがわたしであるようにたった一票だって捨てない

アイと短歌鯖いちごつみ(会う)
あなたとは上手く会いたいぎこちない僕はいらないさよならしたい



1030

あとちょっとしたら溢れていきそうで月を探しているふりをした



1031

曲名もおぼろげなまま聴く新譜 好きになるって予感があって

log:202410 アイドル短歌

1001
Snow Man 岩本照さん・宮舘涼太さん
入所日

ここだけの名前で呼べばほころんだきみはおっきな花束に似て



1002

かさぶたを薄く剥がした ぐずるには僕のこの手は器用にすぎた



1006

つながっていると思えるそのひとの歌にしかないあなたに出会う

燦燦
光より濃ゆい陰影だとしても決してあなたを掻き消しはしない



1007
RAYS

手が足が瞳が揺らがぬ魂が名前のとおり赫灼とある
燦燦と注ぐ光が生む影を忘れやしない 抱きしめていく
ランウェイの先は眩耀いくつもの夜の向こうにいま辿り着く
晴れやかに響いた声は新しい日にふさわしい耀光として
大輪の花を束ねてあなたへと そのかんばせにうつす燦爛
光芒 たとえば舞台上で見るレーザー、もしくは振ったライトの
真っ黒な瞳のなかに星があり煌煌として決して消えない
カフスボタン、ブローチ、タイピン、何よりも磨き抜かれた姿は輝煌
全身を踊らせきみは赫赫とうすい素肌を染め上げていく




1009

2時間でかけてもらった明日のこと怖がらないでいられる魔法
降りそそぐ紙片の向こうへ目をこらす一瞬のまばゆさでさえ覚えていたい



1015
KAMIGATA BOYZ「世界を明るく照らしましょう」MV

大きめのため息 これはいい方の こらえきれずに笑うみたいな
泣いてたらちゃんと見えない光ってなんでこんなに痛いんだろう



1018
Snow ManEMPIRE

何のためあるいは誰のための四肢 答えは自ずから知っている
高揚というならこれがそうだろう頭のなかで鳴り響く曲
立ち止まる、迷ってもまた走り出す きみが眼差す場所に光は




1027
アイドル短歌題詠:お題「飛ぶ」または「宝物」でアイドル短歌

髪型も衣装もぜんぶ忘れても好きだったことなら覚えてる



1030
Snow Man 深澤辰哉さん
BARFOUT! vol.350

虹彩にぽつんと明かり夕暮れの空に見つける星だと思う
色褪せることなく咲いている花卉の名前はあなた 手折れるものか
暗闇のなかでいつしか目が慣れる かすかに洩れる光を追って、

log:202409 短歌

0902

何回も書き違えてる8月に忘れものしてきちゃったみたい

あとひとつ何かあったら泣けたのにクリームパンのかすかな凹み



0904

チョコレート、クッキー、キャラメル、ありったけ泣いちゃう前に詰め込んでおく



0907

JR池袋駅地下通路ふつうでいるってどうやればいい



0908
「呪文が分からない」で詠んだ短歌

僕ひとりきれいさっぱり消えちゃえるはずの呪文 検索 ヒット0件


きみと見るテレビでうまく笑えない夜にぽつんと立ち尽くしてる



0910

なまぬるい炭酸水を飲み干して希釈しておくやってらんなさ



0911

液晶がやけに明るい好きだったものを両手で抱いてたかった



0912
題:包む/包まれる

できるだけ綺麗に剥がす包み紙もらったときのきもちのまんま
小籠包餃子春巻天津飯泣き言ぜんぶ包んでおいて
マジックの不思議な布に包まって1、2の3でぱっと消えたい




0914
題:真夏のダイナソー入道雲

ぼくたちは別個の個体だけど今おんなじように雲を撮ってる
その歌を口ずさむだけ恐竜はどこにもいると教えてもらう
ゆっくりと遠ざかってく夏の空それじゃあまたね、また来年ね




0914
題:寝る前のお酒

何杯もビールをあけて笑い合う無敵マリオになったつもりで
ふわふわと浮き上がってく全身へ重しがわりに注ぐチェイサー
半分は残してしまう缶チューハイ持て余してるひとりも夜も




0916
タイラズマ(正反対な君と僕 第61話)

あのときの不味かったって何年か後になっても笑っていたい
軽々とプレイリストに追加するこれから好きになっていく曲
コンビニへ行くのに何の言い訳もいらない夜の空気を吸って




0917

がんばれない日のおしまいにぱたぱたと飛び込んでくる銀のエンゼル



0918

たまらなく好きだ あなたの、あなたの、声が、言葉が、流れる文字が



0919
Discordアイと短歌鯖にあてて

おとなりさんみたく林檎を花びらをアイスを星を渡してもらう



0920

とびきりのクッキー缶をあけていい今日はぜんぶを許してもいい



0926
題:目覚め

アラームにしてて嫌いになった曲そんなつもりじゃなかったなんて
眠り姫だって起きたくない朝があって王子を蹴飛ばしている
また今日がはじまる何度目覚めてもわたしはわたしわたしのままだ



「来世では同級生に生まれたい」で詠んだ短歌

来世では同級生に生まれたいおそろいだって思っていたい



0927

つけっぱのテレビは消してちゃんとした大人になんてなれないくせに
完璧な人には完璧なほくろ うらやましいってどう書いたっけ



0928
題:酔わない人と二日酔いの人

少しだけ酔いたくなったはしゃいでるきみの隣はあったかくって
ソフドリとビールを二人取っ替える何にも言わず慣れた手つきで
おそろいのコップに注ぐいっぱいの白湯がいちばん楽しみだった

きみのことばっかりだねってきみじゃないひとに言われてやっとわかった




0929

泣きたくて泣けないときにバリバリと頬張っているポテトチップス

log:202409 アイドル短歌

0903
アイドル短歌ワンドロ:視線

からっぽの観客席に向けられたきみの視線をまだ覚えてる
いいものを見てるみたいに笑ってた幾千という光のなかで
まばたきは小さな合図 ハロー、世界。あなたはどこにだって行けるよ




0905
ほほえみデート

ここからは遠いところでよかったね思い出すだけでもまぶしくて
終わってく夏のにおいが喉元に かなわないって思い知りたい
ごめんねは聞こえなかったふりだって出来たろうにね へたくそだった
薄情なぼくらは繋いだ手のひらの温度でさえも忘れてしまう
溶けていくアイスクリームおそらくはもう戻らない風景として




0909
わたしの宝物(冬月稜)

あ まつげ 斜め後ろで見るきみのゆるい稜線が好きだった
人の手がこんなに熱いんだってこと知らなかったなこの唇も
触れないもののたとえとして遠く仰いだ先にある冬の月




0913
アイドル短歌ワンドロ:好物・趣味

好きそうな光とおもうアスファルト上にこぼれる夏の終わりの
そんな写真あったっけって笑うかな あなたの写すものはきれいで
きみみたく世界が見たい ためらってそれでも押したシャッターボタン




0921
BAILA11月号表紙

大きめの上着をゆるく身にまとう秘密はいくつ手のなかにある
湯上がりの熱よりもっと低温でそのくせ長く残ってしまう
あとにして、ぜんぶ、なんでも ぱたぱたと落ちる雫を目で追っている




0922
SUPER EIGHT/関ジャニ∞ 全国デビュー日

スーパーで買った安めのお酒でもバカデカジョッキで飲めば格別
いつだってえいと魔法をかけるのはきみだってこと知らないでしょう
超超超いくつ付けても足りないよ両手いっぱいあふれる愛を
8の字をゆっくり描く終わらないものはないってわかっていても
大切な名前は予測変換にまだ残ってる 消えてくれるな




0923
アイドル短歌ワンドロ:擬音語・擬態語

ぱちんって瞬くきみの1秒で今日も明日も夜を越えてく
ぼろぼろと零れる涙もそのままに画面を見てた静かな春を
本当はずっとあなたを呼んでいたぱちぱち叩く手のひらの熱
ひらひらと溢れるほどの紙吹雪これもひとつの祝福だろう
ぱーんって大きな声で言ってみる手振りもつけるまた生きてける




0924
題:ほくろ

まだ知らないことはいくつも残っててたとえばきみに星座はあるか
首筋と指先、あとはシャツのした ほくろの数だけ不埒になった
散りばめたひとつひとつが持つ座標なかったことにしないでいてよ




0929

確かめるようにその名を口にして間違いなんてなんにも 今も
さらさらとこぼれ落ちてく砂時計もっといたいと思い込んでた

log:202408 短歌

0801

町中の、むくげ、あさがお、さるすべり、昼のにおいを抱きしめている
夏中の、むくげ、あさがお、さるすべり、強い日差しを頬に受けてる(改)



0802

くたくたの帰りの電車よりもっといいとこで読む新しい本



0804

入って、のかわり日傘は傾いて右半分がじんわり熱い



0805

2時間目プールのあとの教室をたゆたっている僕らおさかな



0806

地下鉄の出口へ向かう階段で青く染まった19時を見る



0807

立ちのぼる雨のにおいに咽せそうで胸のあたりに貯めとく空気

ずたぼろになってもいなきゃなんないのなんでだろうね 目が覚めなくて



0810

何年も経ってようやく撫でられる生傷もある風があたって



0811

9月には閉まってしまうカメラ屋のディスプレイには色があふれる



0813

真昼間と夕べが混ざり合っている水彩絵の具を溶かすみたいに



0815
題:アイス

あ、好き、ってパピコのちっちゃいとこを吸うきみを見たときひらめいたんだ



0816

なんとなく顔を上げたら近かった、で許されるはずの接触
ばいばいが上手にできる/できないのどちらかに丸(備考:さみしい)
繋いでた手と手をほどき友人に適切だろう位置まで下がる




0817

目の前を横切っていくシャボン玉消えちゃうものはずっとまぶしい

夜風って呼ぶにはぬるい8月を部屋着で泳ぐ 終わってしまう



0818

感情の粗熱をとるタッパーにせっせと詰めておく作り置き



0820

いいねって押せないまんま流れてく すぐ見失う 喉が痛くて
ほんとには分かんないかも知んなくて、だけど思いを巡らすことは、



0821
題:お知らせ

あのときのメールは二度とひらかないフォルダの底で眠り続ける
【祝】頭にでかでか書いといて【うれしい】でもいい おねがい
もう何年経ったら平気? 振り向いた先でわたしがうずくまってる




0822
題:ちょっと怖い短歌

朝一で一回保存したきりのエクセルファイルが応答しない
リビングにおりたら誰もいなかった二度と姿を見かけなかった
両手からぱらぱら落ちてひとつずつ薄れてしまうわたしの名前
ああ夢か 夢でよかった 終わったと思った夢がずっと覚めない




0823

何回も振りかけている塩胡椒泣きたいのってどんなんだっけ



0826

いたくなさいきてたくなさいちばんに立ってた場所へ電車は来ない



0830

わたしにはわたしの仕事 銀行へ、シアター前の人波を抜け
ここじゃないどこかとしての弊社ビル斜向かい地下レストラン街
塩ラーメン半炒飯付このスープ涙ってよりちょっとしょっぱい
強そうなアップルソーダ午後いっぱい生き抜くための経費で落とす
あなたにはあなたの仕事 十六時、遠くから見る青いポスター




0831
映画 ラストマイル

朝起きるご飯を食べる家を出る職場に入る ロッカーの、鍵、
着膨れたジャンバーのなか段々にちいさくなっていく父を見る
警鐘はずっと鳴ってた 秒針のつもりで聞いてなかっただけだ
壊れてもひとつも変わらなかったよ上昇してくパーセンテージ
届かないことはないって思いたいわたしにもまだ朝日は差して

log:202408 アイドル短歌

0805
アルバムSUPER EIGHT

イントロで夏中聴いてたアルバムと思うんだろう次の季節に



0808

ありったけ拍手を贈る日めくりの数字もきみを祝福してる



0812
Snow Man 深澤辰哉さん・阿部亮平さん
入所20周年おめでとうございます!

きょうだいじゃなくって親友でもなくて同期ってのが最適解で
さよならは聞かずに延々歩いてた 後先どっちになってもふたり
本当のとこはどうだかしんないよ、けど特別と呼んだっていい




0815

来週の1ヶ月後の数ヶ月先の日付をなぞる 会いたい



0819
題:リア恋

笑うときおっきく口を開けるとこ、ふとした仕草、遅いまばたき
変わらないとかって言ってほんとにはいそうでいないくせにずるいね
1、2列離れたとこにいるきみの横顔ばっかよく知っていた
フライデーされたら多分いやんなる そういう好きを飼いならしてる
目は合わないまんま終わってくんだろう東京ドームは光に満ちて




0824
Aぇ! group 末澤誠也さん
お誕生日おめでとうございます!

愛に色があるなら赤 たくさんのひとがあなたを祝ってうたう



0825
SUPER EIGHT 関西デビュー日

何度でも名前を呼んだわたしたちおんなじときに息をしている
転げても前へ前へだ がむしゃらに拭った頬もいつかは乾く
無意識に動くペンラがきみの見る星のひとつになりますように
格好いいヒーローなんかいくらでも泥にまみれてたって走れる
はじめから花はあなたに降っていた浪花の文字をやさしくなぞる




0825
WEST. 重岡大毅さん
お誕生日おめでとうございます!

あなたより眩しいものもなかろうに眩しい顔でくしゃくしゃ笑う
おれだって楽器だろうよ頭から足の先までぜんぶ、全部だ



0828
0822ふか日

陽のひかり 雲のふくらみ きみの見る世界を少し分けてもらえる


Snow Man 深澤辰哉さん・渡辺翔太さん
大阪王将 冷凍餃子シリーズ イメージキャラクター就任

くたくたになったときにも食べられるレパートリーに足す水餃子
週末はパーティーしようスーパーで買った餃子をやまほど焼いて




0829
大阪王将(追加)

天使のじゃないけど羽根は見つかった僕らの焼いた餃子の皿に

第1回上+下のこと(感想)

X(旧Twitter)での企画「第1回上+下」に参加しました。せっかくなので、皆さんの短歌について感想を書きたいと思います。(あいにく全作については触れられていませんがご了承ください…!)
こちらの企画については、今現在ネットプリント配信中です。詳細は、主催である碓氷さんのポストをご参照ください。



まんまるの月が僕らを照らしてて(遊佐さん)

まんまるの月が僕らを照らしてて一緒に笑う 何度目の戀(増田貴久/あきさん)

「戀」と旧字体を使われていることで、印象に残るなあと思いました。
「恋」と書くよりもう少し情感が強くて気持ちが乗るかんじがする。
でも「一緒に笑う」という明るさ、朗らかさもあって、バランスが素敵。

まんまるの月が僕らを照らしててはじめて影を重ねた2秒(宮舘涼太/独活部さん)

ロマンティック…!と思ったところでだてさんのお名前を見て、なるほど!!となった短歌。
その人らしさが強く感じられて、すごくいいなあと思います。

まんまるの月が僕らを照らしててきれいやねって声を待ってる(向井康二/しま)

まんまるの月が僕らを照らしてて「綺麗だね」って言っていいよね?(阿部亮平/わらびもちさん)

似たアプローチだと思うのですが、対象にしている人が異なっているのもあり
主体をどこに置くか(アイドルかそうじゃないか)などの違いが出るのが面白かったです!


甘いもの、お酒も許せる免罪符(ぺちかさん)

甘いもの、お酒も許せる免罪符あなたと同じ罪を被れば(正門良規/昨さん)

甘いもの、お酒も許せる免罪符むくんだ俺も愛してるやろ?(正門良規/遊佐さん)

こちらは同じ人を主題においているけれど、アプローチが異なっている短歌で、
そういった違いも楽しかったです。
でも「同じ罪」と「むくんだ俺“も”」というのは、どこか通じ合っている気もする。
その人のどういった面にフォーカスするか、どこに魅力を感じるか、が似ているのかな。

甘いもの、お酒も許せる免罪符花火を遊ぶ白い指先(深澤辰哉/わらびもちさん)

情景描写が美しいな~と思って好きです! 深澤さんの白い指と花火、とってもきれい。
なんとなくですが、ファン視点で、花火をする姿をMV等で見ながら
甘いものやお酒をとる…といったシーンが浮かびました。


ただ起きるだけの日だった去年まで(車掌さん)

ただ起きるだけの日だった去年まで手帳に増えたバースデーマーク(SixTONES/残星さん)

わかる!!と思わずうなずいた短歌。好きな人ができると増えますよね。
対象が「SixTONES」とグループ単位なのもいいなあと思いました。本当に人数分増えるかんじが…

ただ起きるだけの日だった去年まで君が世界を塗り替えるまで(なし/偏頭痛さん)

あざやか!誰かを好きになったときのことが、難しくない言葉で、
ぱっと言い表されていてすごく素敵だなあと思いました。

ただ起きるだけの日だった去年まで今年はカウントダウンしようよ(阿部亮平/独活部さん)

ファン視点ではなくて、アイドル視点と思って読みました。
「カウントダウンしようよ」と言ってくれるのが、あべちゃんだ~!と感じて好きです。


「大丈夫」繰り返す日々 強がって(古迫ねねさん)

「大丈夫」繰り返す日々 強がって生きてくための明日の約束(松村北斗/残星さん)

「明日の約束」がいいなあと思って…約束があるからどうにかやっていけるんですよね。
ファン視点でもアイドル視点でもどちらでも読めるかも、と思いました。

「大丈夫」繰り返す日々 強がってきた先にいるあなたと未来(Aぇ! group/遊佐さん)

「強がってきた先にいる」、という繋げ方がめちゃくちゃ好きです!
「あなたと未来」もすごくまぶしい……本当に救いというか、光になっているんだなあと強く感じました。

「大丈夫」繰り返す日々 強がって君がうたって本当になる日(正門良規/昨さん)

「本当になる」が大好きです…!
ぱっと目の前が開けるような、一気に世界に色がつくような、そんな印象がありました。



碓氷さんの企画「第5回 上×下」にも参加させていただきました。その感想はこちら。
hashi-716.hatenablog.com




こちらの記事の内容について、もし何か失礼な表現などありましたらすみません、そっと教えていただければ幸いです。
その他ご感想などあればお題箱まで。
odaibako.net