今日の夜、娘をT駅に送っていった。
因島一人旅・第2弾である。
これも、ポルノグラフィティ愛の成せる業か。
好きなジャンルは違えど、音楽好きに育ってくれたのはうれしくて、子育ての半分は成功したようなもの…というのはバレエの先生の言葉だけど。
(娘がバレエのレッスンをしているときに、練習中に流れていたクラシック音楽を聴いて、娘が「この曲知っている!」と言ったら、先生が「子育ての半分は成功しているな」と言ったらしい)。
娘一人を車に乗せてT駅に送ったのは久しぶりのような気がする。
そして私は、未だに忘れられない、大阪のバレエ・フェスに行く娘をT駅に送った時のことである。
朝早い時間で、確か会社出勤前に送っていったんだと思う。
駅前の集合場所に送り届けて、近くで信号待ちをしていたとき、娘が車に走って戻ってきて、「携帯落ちて…ないか。いい、大丈夫大丈夫。もう行って。」と言って去っていったのである。
私は心配になって、イマドコサーチしたり、近くに戻ってみたりしたのだけど、既に仲間と落ち合ってコンビニで買い物しているみたいだったから、「見つかったのかな…」と期待して会社に戻ってしまったのである。
あの時、娘のもとに戻り、見つかったのかどうか確認して、一緒に探すべきだった。
娘の性格を考えたら、そうするべきだった。
一緒に探したって、会社に遅れるほど時間は掛からなかったはず。
お友達が周りに居たって、変に気を使う必要もなかったはず。
娘も子供だったかもしれないけど、こういう時に親はしっかりしないとだめだ。
子供の頃からずっと親が一緒で、ひとりで出かけることもほとんどなかった娘。
今では、因島へ、東京へと、音楽愛と共に成長している。
私は…どうかな。成長はしていないだろうな。