出産日記 : はるうらら
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猫2匹と坊の育児、の巻。


by haruuraranman
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出産日記

記憶がまだ鮮明なうちに記録しておきますー。


7月10日水曜日 妊娠38週1日

午前中
妊婦検診へ。エコー上、推定体重は2688g。内診で子宮口がだいぶ柔らかくなってるから、来週の検診までには産まれるかも、と言われる。子宮口グリグリ攻撃されるが、長男のときほど激痛とはならず終了。

14時半
友人とお茶する。軽く生理痛のような鈍痛が時折あったけど、36週あたりから前駆陣痛はあったし、お腹の位置は高いままだったのでさほど気にせず。
友人には「今夜やったりして。」と言われるがさほど気にせず。
軽く出血するが、内診のせいだろうと、さほど気にせず。

夕飯後
今回は暑さにかまけて全然あるいていなかったので、自分に喝を入れて1時間歩く。生理痛のような鈍痛が強くなっている気がする。また出血し、もしかしたらおしるしかも、と思う。

20時頃
長男と入浴。やっぱり下腹部に鈍痛を感じるが、長男の世話であまり気にかけられず。でも痛みと魔の二歳児に手を焼かされイライラする。

21時頃
いつものことながら長男の歯磨きに苦戦。怒り(私)、怒られ(長男)ながら
就寝。

落ち着いてみると、やはり下腹部の鈍痛が気になる。寝ようと思っても眠れず。陣痛アプリで間隔を計ると約10分間隔。でもまた遠のくかもしれないし、寝られるうちに寝とこう、と目を閉じるが痛みに目が覚める。でもまだ全然辛くない痛み。朝まで様子を見るか、産院へ連絡するべきか迷う。

前回のことを考えると時間がかかりそうやし…でも友人たちには二人目は早いから侮らないように言われているし…

迷う。


7月11日木曜日 妊娠38週2日 

0時過ぎ
産院へ状況を報告してみる。経産婦だし、グリグリ内診されたところなので念のため来院するように言われる。

今夜入院になるとは思わず、長男に怒ったまましばしの別れになることを後悔し、懺悔と惜別の思いで寝ている長男の頭を撫でて部屋を出る。


母親に最後の妊婦写真を記念に撮ってもらってタクシーに乗り込む。


0時半頃
産院へ入院。子宮口開大3センチ。
前回も微弱陣痛だったし、今回も進みは遅いかも、とのこと。
とりあえず、LDRでNST装着。40分ほど付けるが、その間に2分間隔の陣痛になる。が、1分ほどしか持続せず。それでも痛みに意識が集中すると力が入ってしまうので、モニターに映される泳ぐイルカを凝視し、自分もイルカになったつもりで優雅に漂う自分を無理やりイメージしてみる。看護師さんの、力を抜くほうがお産の進みが速くなる、という言葉を信じて。
まだイルカになれる余裕がある痛み。

1時半頃
陣痛室へ移る。昨日お腹を下していたので浣腸はナシと。いきみたくなるような痛みになってきたら呼んで、と言われる。
うとうとしては、痛みで目が覚める、を繰り返してるうちにトイレへ行きたくなる。昼間お腹を下していたのでその名残かと思い、トイレへ行くが音沙汰なし。音沙汰なさすぎてトイレの人感知センサーが私を感知せず何度となく電気が消える。

暗闇とトイレと私と陣痛…

孤独…


諦めてベッドへ戻る。
横になって幾度か陣痛をやり過ごしていると、トイレへ行きたいのは陣痛の波が来たときだと気付く。

あ、いきみたくなるような痛みとはこのことか、とナースコールを押す。
(長男のときはもっと激痛の最中だったのもあって、もっといきみたくて仕方なくて辛かった)

助産師さんに内診してもらうと子宮口開大5センチにまで進んでいたため、夫を呼ぶように言われ、電話する。「よっしゃ!すぐ出るわ!」と意気込んでくれる。だんだん痛みが強くなってくる。


2時半頃
ひっきりなしに強い陣痛が襲う中、なんとか歩いてLDRへ移る。声が出せなくなる。必死に呼吸法に集中してフーフーする。分娩台に上がり、助産師さんに内診してもらうと子宮口全開している、と告げられる。アラー、夫間に合わずか…と残念な気持ちになるが、すぐさま陣痛の波に打ち消される。
痛みのやり場がなく、隣にいた看護師さんに救いを求める手を震えながら伸ばすがその手を取って
「点滴始めますねー。」と、針をぶっ刺される。
導尿、剃毛と着々と出産の準備が進められる。
フーフーと息を吐き続け、力を抜くことばかりに集中する。目を閉じると痛みに集中してしまうので目を見開いてはフーフー。イルカにはもうなれない。痛いったら痛い。
「少しならいきんでもいいよー。我慢してるの辛いよね。フーフーのあと、フー、ウンッていきんでみようか。」と助産師さんに言われる。
そんないきみ方、母親教室でも習ってない。戸惑う。とりあえず、声だけで「ウンッ」とやってみる。意味があるのかないのか…それでも助産師さんは「そうそう!」と褒めてくれるので、ほんまかいな、と思いながらウンッとやる。
そこへ医師が到着。なんとその日の当直医は、お産はちょっとご遠慮頂きたいと評判のイケメンドクター。(羞恥心ゆえ。)
でもそんなこと気にしてられない。早く出したい。
「次の陣痛で頑張っていきんでねー。」と言われ「キターーー!!」目を見開いて思いっきりいきむ。破水する。
2回ほどいきんだところで、「ちょっと手伝いするね。」と、イケメンドクターに会陰切開される。やっぱり切られたかーと思うけど不思議と痛くない。
また陣痛の波が来ていきむ、と頭が出てきた。前回は吸引分娩だったので分からなかったけど、鼻からスイカってこのことか、と思う。頭が出るときも痛いけどその次の肩が出るときもまた痛い。
頭が出たらもういきまない、ハッハッハッの呼吸法に変わる。でも肩が引っかかった感じが痛いので、早く出て~とちょっといきんでしまう。と、するんと出てきてウンギャー!!


2時56分
「男の子ですよー。」お腹に乗せられた次男坊。
「よう出てきてくれたな。えらかったね。」と一緒に頑張ってくれた次男坊の頭を撫でる。感無量。痛かったけど、やみつきになるような達成感。
2688gと推定されていた体重は2910gありました。あと、髪の毛もありました。(笑)

「胎盤出てくるからねー。」とオマタのところからイケメンドクター。忘れてたけどイケメンドクター。産後のあれやこれやの処置をオマタのところで黙々と続けるイケメンドクター。ああ、夫間に合わずで良かったかも、と思う。
助産師さんに夫に電話してあげるように言われ、
「産まれちゃったよー。」と電話する。
「マジか!一人で頑張ったん!?ごめんな!」と間に合わずの夫。

オマタのあれやこれやしてたイケメンドクターは全て終えると「安産やったね!」と爽やかに言って爽やかに去って行きました。

それから30分ほどしてカンガルーケア中、間に合わずの夫やっと到着。親子初対面となりました。

ちなみに、カンガルーケアの事故があったからか、今回はベビーに酸素モニターを付けてはりました。


長男は夫にも私にも似てると言われていますが、次男はどっちにも似ていません。(笑)
これからどう成長していくか、楽しみです♪
by haruuraranman | 2013-08-02 16:16