(2020年11月16日 アルツハイマー型認知症の診断から約13年9ヶ月)
あれはいつだったか?
私の場合おママの関連で「いつだったけな?」となるのは、おママが美容院に行った時期と、私が小津和紙に「越前 耳付きはがき」を買いに行った時です。
これはブログの記事で辿れば解決するので便利です。
すみません。今日は忘備録です。(^◇^;)
*忘備録1
12月4日金曜日
私は日本橋の小津和紙に「越前耳付き はがき」100枚入り1箱を買いに行きました。
これは,いつもおママが貼り絵の台紙に使っているハガキです。
「耳付き」とは、手漉きならでは「耳」(紙のふち)が残っている和紙のことです。
真っ直ぐにカットされたものより温かみと風情があって良いものです。
この和紙はがきは丈夫でしっかりしています。
一度貼り付けた紙を剥がしとっても、多少表面は荒れますが破れたり穴が空いたりしません。
おママがこのハガキを台紙にして貼り絵をし始めたのは、およそ14〜 15年前。その頃すでにアルツハイマー型認知症の症状が出ていましたが、とても軽かったのだと思います。
デザインに試行錯誤を繰り返し、寸分違わぬシンメトリーに拘った当時のおママにとっては、納得できる台紙だったと思います。
糊の吸収の良さと和紙の強さ。 この高品質、絵手紙などにピッタリでしょう。
別にこれに拘らなくても良いのですが、
「長年使っていた台紙の質を下げると、おママのモチベーションが下がりそうだ❗️」
というジジの考えがあり、今も使っております。
前回、この100枚入りを買ったのは6月下旬でした。
その時、ひと月におママは17枚から20枚使うので、私は(次回は年末か、年明けか?)と予想していました。
まずまず予想通りです。(^O^)
それはおママが今年の下半期も元気で過ごせた証です。
コロナ禍の今、幸運な事だと思います。
小津和紙で(↓)こちらの千代紙を買いました。
色々な切り方が出来て楽しめるかも…⁉️(^O^)
(↓)前回の記事です。
*忘備録2
「お母さんが自分で『髪が伸びた』って言っているから、そろそろ連れて行って。」
ジジがそう言い出したのは11月の末のこと。
伸びましたねー。元々癖っ毛ですから、前髪と横の髪はぼうぼうと広がっていますし、後ろの襟足は自分でも鬱陶しかったのでしょう。
「前回はいつ行ったのかしらね。夏だったかな。」
早速ブログの記事を検索してみますと、ありました❗️(↓)
2020年7月6日でした。(^◇^;)
そりゃぁ、伸びるはずです。(^◇^;)
それで12月7日月曜日に行ってまいりました。
カット屋さんのようなチェーン店なので、前回担当してくださった美容師さんはいませんでした。
でも、今回の美容師さんも親切で気持ちよく対応して下さいました。
サッパリと、いつもより短めにカットしてもらい、おママも頭が軽くなってご機嫌でした。
次回は、こんなに間が開かないうちに、行きたいものです。
でも、言い訳みたいになりますが、
本人が「伸びて嫌だ」という感覚を持たないと、誘っても拒否されるのです。
「私は良いです。行かないわ。」
おママは結構、頑固ですから。
時々思うのです。
おママは生来の頑固さなのか?認知症の症状によるものなのか?
どちらでも良いか…。(^O^)v
*本日アップの貼り絵
「お題方式の貼り絵」です。
「お題方式の貼り絵」とは…。
昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それで、あらかじめ私が「お題」と称して何種類かの紙を用意することが多くなりました。そして、他に組み合わせする紙片をおママに選んでもらってから、切り貼りを楽しんでもらうようになりました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。
おママが昔にストックしていた写真を『お題』にしてみました。
南国の青空と椰子の木が映える写真。そして夕焼けの海の写真です。
おママはすぐに椰子の木の写真をそのまま中央に据えました。
どうも写真の周囲を額縁みたいに飾るようです。
(↓)こんな風にするようです。
(↓)更に飾り付けをするそうですが、ピンクの麻の葉模様の千代紙にするそうです。
(う…う……ん…。それを選ぶか…。)
今日本で一番有名な麻の葉模様ですね。(↓)『鬼滅の刃』のヒロイン禰󠄀豆子ちゃんの着物の模様。パッと目について、可愛らしくて甘さもあるのに、少し落ち着いた感じにも見える。絶妙な配色だと思います。おママもさっと手に取りました。
(でも、どうなんでしょう。合うのかしらね…。
(↓)こうして貼ってみると、 案外しっくり見えてしまうのが不思議なところです。
おママの貼り絵を見てくださりありがとうございます。