「また叱られちゃう❗️」の続き - アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

「また叱られちゃう❗️」の続き

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(2019年1月25日 アルツハイマー認知症の診断から約11年11ヶ月)

harienikki.hatenablog.com

ありがとうございます。

前記事⬆︎は、おママが「また叱られちゃう」と言ったので、私が過剰反応をしました。

それに対して、ブックマークやTwitterで暖かいコメントやご意見を下さり、ありがとうございました。

前記事をアップしてから丸一日以上たちますが、あれから思い出す事もあったので、今回は「つづき」です。(^。^)

 

叱る関係性

家族間で「叱る」「叱られる」関係性と言えば…。

まず親が子を叱る場合が圧倒的に多いでしょう。これは躾であったり、ものに善悪を教える(これも躾のうちか…)だと思います。

逆に子が高齢の親を「叱る」のは、本来の「叱る」ではなく声を思わず荒げてしまうようなものでしょう。私にも身に覚えがあります。

親がいままで問題なく出来ていた事が出来なくなる。

物事が分からなくなる。

耳が聴こえない。

その現状に対する苛立ちには、衰えゆく親の姿を目の当たりにする悲しさが潜んでいるのではないか…。

どちらにしても、行き過ぎれば虐待です。

誰にでも起こり得る事だから、私も無関係ではないでしょう。今回は自らを省みる良い機会だったと思います。

 

お片付けは苦手なの

「出しっぱなしにしないで、ちゃんと片付けなさい‼️」

これは私やオネコが娘時分におママから言われ続けた事です。

前記事、おママの「出しっ放しにしたら、又、叱られちゃう」という言葉を聞いた時、私が心外に思った根っこには、

(散々、その件で叱ってきたのはおママの方じゃん❗️)

という気持ちがあったのです。(笑笑笑)

 

しかし今思えば、おママも掃除や片付けはあまり得意ではなかったように思います。

 

私もそうですが、それでも一家の主婦になれば、片付け役や注意する立場にに回らなければならないでしょう。そうでなければ生活が成り立ちません。

だから、おママは娘達がしっかり片付けができるよう、私達姉妹必死でを躾けていたのだとおもいます。

 

これは私の想像ですが…。子供時分のママも、お母さんに(おママの実母)から

「出しっぱなしにしないで、ちゃんと片付けなさい‼️」

と言われて育ったのかも知れません。

 

前記事のその時、おママは、

よくご飯を作ってくれるオバさん(私の事よ〜)に叱られると思ったのか?

ひょっとして、現実より随分若い気分になって、自分の母親に「叱られちゃう」と思ったのかも知れませんね。

 

あと30年くらい経ったら、私も、

「出しっぱなしにしておくと、また叱られちゃう」

なんて言って、娘のアズキを嘆かせるかも知れません。想像すると、なんか可笑しくなってきました。(^。^)

 

本日アップの貼り絵

本物の枯葉と草花の写真が組み合わされた作品です。

これは、オネコがベランダで育てているバラの葉です

おママはベランダで落ちている葉を見つけて、作ったのだと思います。

写真の方は全く分かりません。σ(^_^;)

  

おママの貼り絵を見て下さり、有難うございます。