2020年7月に読んだ「週末、森で」の続編になる「きみの隣で」を読みました。
「丘の上の本屋さん」を観たばかりですから心に響く小説を読もうと思ったのですが、読んだのは漫画です。 でもね、漫画ですがとても深い内容でした。
益田ミリさんのほのぼのとしたタッチの絵でさりげなく、心の奥へグイグイと響いてきます。
森で住み始めた早川さんのその後。家族が増えたけれど相変わらず仲良しの女友だちが週末に森の早川さんちに時々遊びにやってきておしゃべりするあれこれがみんな心に響くのですよ。 森の近くに暮らす早川さんだからこそのウンチクが、出会う人の心に届くのですよ。 辛い部分もあるけれど未来には光があると思えるお話しでした。
「その人の人生はそのひとのもの」なのだと言う早川さんと森をお散歩してみたいなぁ。 漫画の中に私の家も描き足して早川さんちにおじゃましてみたいです。
タイトルの「きみの隣で」の「きみ」って誰なんだろう?
きっと読む人によって感じ方は変るだろうし、それが読書のおもしろさです。
映画・「丘の上の本屋さん」のリベロ爺さんとエシエン少年のように感想を語り合うのも読書の楽しみですよね。
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