Intel が９月１２日に新世代の Thunderbolt 接続規格である Thunderbolt 5 を発表しました。Thunderbolt 5 は 80 Gbps の双方向帯域幅を提供でき、帯域幅拡張機能 (Bandwidth Boost) によって最大 120 Gbps の帯域幅を実現できます。電力供給に関しては、Thunderbolt 5 は最大 240W をサポートします。また、USB4 V2 を含む業界標準をサポートし、前世代の Thunderbolt および以前のバージョンの USB と完全な互換性があります。
【Thunderbolt 5 の主な機能】
・Thunderbolt 5 の双方向帯域幅は Thunderbolt 4 の 2 倍で、ビデオを多用するアプリケーションの場合、帯域幅強化機能 (Bandwidth Boost) を通じて、Thunderbolt 5 は最大 120 Gbps の帯域幅を提供できます。これは、Thunderbolt 4 の帯域幅の 3 倍です。
・PCI Express データ スループットを 2 倍にすることで、より高速な外部ストレージ速度をサポートし、外部グラフィックス カードのパフォーマンスを向上させることができます。
・USB4 V2、DisplayPort 2.1、PCI Express Gen 4 などの業界標準に基づいて構築されており、これまでのバージョンと完全な互換性があります。
・Thunderbolt をポイントツーポイント ネットワークに使用すると、帯域幅が 2 倍になり、より高速な PC 間接続が実現します。
・既存のプリント基板、USB-C コネクタ、パッシブ ケーブルに基づいて、新しい PAM-3 信号エンコーディング テクノロジを使用して、大幅なパフォーマンスの向上を実現します。
Intelは、PC業界向けの有線接続ソリューションの優れたパフォーマンスを保証するために、すべてのThunderbolt製品が厳格な認定テストを受けており、テストに合格した製品はThunderboltロゴをロイヤルティフリーで使用できると述べています。
IntelのThunderbolt 5コントローラ（開発コード名Barlow Ridge）を搭載した製品は2024年に出荷開始される予定です。
Sorce:
https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/homepage.html
