紅葉にはまた早い裏磐梯・・・⑤家へ帰るだけ

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国内で4番目に広い湖、「海みたいに大きいね!」と感じた猪苗代湖を通って、その日の午後は家へ帰るだけでした。
標高の高い場所にある湖だけに、澄み渡った青い湖面[ぴかぴか(新しい)]
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湖沼の中でも猪苗代湖の水質の綺麗さ、日本一になんですって!身近すぎて知りませんでした。

天栄村内では、新しくなった道の駅で並んでいたお野菜を買い。。
県境を越えて、栃木県内へ。
直径10Mを越す二連の水車が並ぶ、「道の駅 東山道伊王野」に立ち寄る。国道294号線沿いにある「東山道伊王野」は那須町の東部に位置します。
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[右斜め上] 外観が撮れなかったから、店内にあったパネルより画像を拝借。
かつて源義経が鎌倉へと馳せた、「義経街道」とも呼ばれる旧東山道・・・。
兄頼朝による平家追討に向けた挙兵に応じ、奥州より一路鎌倉へと馳せた道でした。
東山道は元々、都とみちのくを結ぶ歴史ある街道のひとつ。旧東山道伊王野、芦野地区は歴史を今に残す里のひとつだそう。
そこにあるのは能楽や謡曲、紀行文の題材して取り上げられてきた…言い伝えの残る「遊行柳」です。
これまでも通る度に、何度か目にはしていたものの・・・数年前には初めて「遊行柳」の側まで行ってみました。遊行柳の下には、松尾芭蕉の「田一枚 植て立去る 柳かな」の句碑あり。そこへは西行、芭蕉、さらには与謝蕪村もこの地を訪れているのでした。

シンボライズされた大きな二連の水車で知られる「道の駅 東山道伊王野」ながら、肝心の水車が壊れています。
館内でうかがってみましたら、「前から業者さんには頼んでいますが、中々来てくれなくて壊れたままなんです」。
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「時間が遅いから、もうお蕎麦がなくなっているかな」と心配をしていた私。お蕎麦そのものがなくなっていた訳ではないけど。
ご覧のように、人気のメニューから順に「完売」シールがペタリ[バッド(下向き矢印)]
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ここでは併設の大きな水車で挽く、水車小屋のそば粉=「限定水車そば」が食べられるのでした。
以前には頻繁に県内のお蕎麦を食べてきた私達。どこも高レベルながら・・・こちらの緑色がかった水車そばは、中でもトップレベルの味の良さながら・・・ないものはないので、普通のお蕎麦にしました。
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地元の蕎麦の実を「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」のお蕎麦。もりと、かけにしましたが値段も750円と以前より上がっていました。https://michinoeki-tosando.jp/index.php

今回は近くだったため、走った距離は380キロあまり、夕方5時過ぎには帰宅。
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購入したのは、美味しい刻み野菜のミックス漬、隣はまだ未食のたけのこ醤油漬。
羽鳥湖の路ゆべし、もちもち黒糖まんじゅう、栗まんじゅう・・・甘味も少しだけ。
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道中に買った、福島銘菓「かんのや」さんの「家伝ゆべし」は昔から好きです[るんるん]
家伝ゆべしは薄く伸ばしたゆべし生地の中央にこしあん置き、三方をつまんで包み込み蒸しあげた和菓子。独特な形は鶴が翼を広げた姿に作りあげているとか。ぱらぱらと散った、ケシの実がまた良い仕事をしているのです♪ きのこ、お野菜少々と(^-^)               帰路10.jpg

この記事へのコメント

  • 末尾ルコ(アルベール)

    猪苗代湖というだけで、高知在住のわたしにとってはロマンを感じます。水質も随一なんですね。もちろん太古より多様な伝説に彩られてきたことでしょう。そして松尾芭蕉という人も、日本史の中で大きなロマンを感じさせてくれる人物のひとり。俳句には明るくないわたしですが、芭蕉の句をじっくり読みたくなりました。
    限定水車そば、わたしなどには想像もつかない美味しさなのだろうと、想像がつかずに妄想(笑)しております。わたしうどん大好きなのですが、やはり蕎麦こそ日本人の精神性を象徴できる食べ物のひとつだと思います。ゆべしは食したことないと思いますが、優しい甘さのお菓子だとお見受けいたしました。

    hana様、新しいケアマネさんがよろしい方のようで何よりです。どのような方でも、仕事以外のお話がたのしめるって大切ですよね。
    わたしの場合はいきなりエライザだったという至極ラッキーに恵まれました。思えば彼女、わたしが母の付き添いをしている病室へ初めて来てくれた時、持ち込んでいたかなりの量の文庫本に興味を示し、さらにポランスキーだの何だのと、映画の話もしていったのでした。彼女の周囲には映画の話がわかる人が皆無だということで、そうした会話に飢えてもいたのでしょう。ともあれ巷にはよろしくないケアマネさんもすくなからずいるらしく、特に探したわけでもないのに友人のようなお付き合いができるのは僥倖でした。RUKO
    2024年11月27日 00:02
  • mau

    かんのやさんのゆべし、私も大好物です
    先日、三越で栗入りの限定買いました
    2024年11月27日 01:46
  • Rchoose19

    タケノコの醤油漬けが美味しそうです♪
    業者さん、忙しいのでしょうか人手不足なのでしょうか・・
    早くシンボルの水車が直るといいのですけどね♪
    『ゆべし』って私も食べたことないのですが、
    入力したら『柚餅子』って出ました♪
    柚子の入ったお餅?みたいなのかしら?
    2024年11月27日 08:00
  • tarou

    お早うございます、彦根城の紅葉にコメントを
    有難うございました。
    行かれたことが有ったんですね、マスコットの
    「ひこにゃん」が可愛く、今でも城内に出没
    している様です(^^♪
    https://hikonyanfan.net/
    裏磐梯の帰り道、猪苗代湖や「道の駅 東山道伊王野」と
    いろいろ寄られて楽しそうです(^^♪
    メニューの半分以上が完売は残念でしたね。
    2024年11月27日 09:57
  • hana2024

    末尾ルコ(アルベール) さんへ
    四国の方からしたら、関東よりも北に位置する福島・会津地方の猪苗代湖です。我が地からはさほど離れていないから、それ程考えてはいませんでしたけれど・・・。
    大きく広面積であるのは確かですし、来月以降は降雪による雪深い地となる気候の厳しさ、住むには厳しいところと感じています。
    交通網のほぼない時代に、弟子とふたり東北の各地へも旅して、その地で句を読んだ松尾芭蕉って、余程好奇心の強い方ではなかったかと感じています。
    ゆべしは関西のゆべしと、関東以北のゆべしではまるで別物のようですね。それでも古来から人々が工夫を凝らして、日々の暮らしの中で楽しみを見つける.そこが大切ですものね♪
    それは蕎麦も同じです。かつては米作に適さない土地、または山あいの瘦せた土地で作られてきた蕎麦、その実ひとつから今日までの蕎麦文化を築いてきたのって、本当に素晴らしいです!四国のうどんの美味しさは勿論存じておりまするけれど。比較したら奥深さを感じてならない、各地で生じた蕎麦の文化。
    今回水車で挽いた蕎麦を食す事は叶いませんでしたけれど、水車の存在自体が、中里介山の「大菩薩峠」の世界を彷彿させるもの。

    ケアマネさんに私、今はまだそこまで気を許している訳ではないのです(笑) それでも彼女は人の気持ちを察して、利用者に同感してくれそうな人です。ケアマネとして所謂「ほうれんそう」もキチッとしてくれる仕事ぶりながら。過去にはそうではない人もいましたから、信頼される人間関係が築けるのではと期待しているところであります。その他の会話では、互いに主婦同士・・・の辺りからが多いかと^^
    2024年11月27日 10:07
  • hana2024

    mauさんへ
    かんのやさんのゆべしだけでも十分美味しいですのに、栗入り、限定とは、そのフレーズには何より弱い私です。

    Rchoose19 さんへ
    大工さん、職人さんの世界は、この数十年の業界の流れによる、後継者不足、人員不足が甚だしいみたいですね。
    本当に、道の駅のシンボル、大水車=美味しいお蕎麦が食べられると言う事ですから、元の形に一日も早く戻りますように。
    ゆべしへのコメントに私、あれれれ~~?と。
    柚子ゆべしは関西地方のもの。関東以北の四角いゆべしのイメージとは別物ですね。

    tarou さんへ
    こんにちは。
    彦根城と言ったら、ひこにゃんですね♪ 着ぐるみは汚れていたけれど、動作が細かくて、とにかく可愛いひこにゃんでした♪
    お蕎麦メニューの完売シール、それだけ食べに立ち寄る客も多い、人気の蕎麦どころなのですが・・・普通メニューがまだ残っていたのは幸いです。
    2024年11月27日 10:20
  • まつき

    完売シールが憎たらしく見えますねぇ(T_T)
    大きなシールに隠れて詳しく見えないところが、またニクイ!
    どんな人気メニューだったんだろかと、気になってしまいます~。
    でもお蕎麦そのものが売り切れ状態じゃなくて本当に良かったですね!
    たけのこ醤油漬、食べるのが楽しみですね♪ 超美味しそうな予感が!
    2024年11月27日 11:17
  • Boss365

    こんにちは。
    「家へ帰るだけ」なので、ゆったり気分で風景を眺められそうです。
    猪苗代湖、透明度が高く、深さもある湖ですね。
    「遊行柳」ですが、沢山の有名人?が訪問、リアルに見たい柳です。
    ググったら鳥居あり?「湯泉神社の参道入口」みたいですね。
    「道の駅 東山道伊王野」の壊れている水車・・・
    ここでも人手不足・職人さんも少なくなっている感じで残念です。
    水車館のそばに「完売」シールあり、売り切れ続出・人気ある証拠ですね。
    蕎麦自体が美味しいそうなので、ざるそば&かけそばでも問題なさそうですが・・・
    ボリューム的には天ぷら蕎麦系を食べたい小生です(爆)。
    ところで「家伝ゆべし」ですが、特徴的な形状の和菓子ですね。
    揚げているので、揚げ饅頭的な構成・食感かな?
    また、一口サイズで食べ易そうです!?(=^・ェ・^=)
    2024年11月27日 11:21
  • JUNKO

    ゆべしなんだか食べたくなりました。
    2024年11月27日 12:43
  • hana2024

    まつきさんへ
    目的であった水車蕎麦は売り切れで食べられませんでしたけど、店内で打つ、打ち立てお蕎麦でもじゅうぶん美味しいから、完売ではなかっただけ良しとしませんと^^ だけど、やっぱり水車蕎麦の香りや舌触りは一味違って感じられるのでした。
    たけのこ醤油漬は、筍好きな孫のこっちゃんに来週会う時に渡そうと思い、食べずに取っておきました♪ 自分で食べるよりは、こっちゃんに食べさせたいのです。

    Boss365さんへ
    こんにちは。猪苗代湖周辺へはこれまで何十ぺん足を運んだかわかりません。しかし最も綺麗に感じるのはやはり、湖も、空気も凍れる真冬の青と、雪の白に覆われた光景と思っています。
    「遊行柳」は有名な観光スポットとは程遠くて、柳と小さな鳥居とあるだけのとにかく地味な場所ですから、でもまたその辺りがこの場の雰囲気には似合っている気もいたしまするが・・・。
    道の駅「東山道伊王野」の水車、今のままの状態にしておいたら、益々の劣化が見られるように・・・と想像されてしまって、通りすがりの私ごときが言う事ではないけど、何とかしていただきたいと感じました。
    Bossさんは天ぷら蕎麦がお好きなのですね、私も家では麺類に天ぷらはつけますけれど。
    家伝ゆべしは蒸しあげているだけ、こちらは揚げてはいないかと。
    形状が変わっているだけ、味わい、食感は多少異なるものの、こし餡とゆべし、ケシのみが三位一体となったテッパンの味わいなのです^^

    JUNKOさんへ
    このもちもち食感と、甘くて、胡桃やケシの香ばしさ、たまらーんとなるものですね♪
    2024年11月27日 13:04
  • ミケシマ

    猪苗代湖のお写真、きれいな空とキラキラした湖面がまぶしい。
    素晴らしいショットですね(*^^*)
    限定水車そば・・・は売り切れちゃってたけど、地元のそば粉で作った挽きたて、打ちたて、ゆでたてのお蕎麦は最高でしたでしょう。
    今年は新そばを食べなかったので、羨ましいです!
    お土産に買われたゆべしは、見た目も可愛いですね(*^^*)
    2024年11月27日 14:26
  • hana2024

    ミケシマさんへ
    走行中の車内から適当に撮った(それは何時もの事ですけど)こんな画像ですけれど、空を覆う雲の加減で、陽光により風景が変化していくのって面白いですよね。私の撮る写真はコンデジのオートでだけですが、それでもブログ記事のオマケとしてはじゅうぶんのよう^^
    普通の手打ち蕎麦で、食べたのは中でも一番安いメニューでした。ここまできたらお財布のヒモも緩めたくはないから(><)
    ケーキも食べたい事は時々はありますが、普段はやはり和菓子で餡子ものが食べたくなる私です。性格が甘ちゃんだからかもしれないですね^^
    2024年11月27日 16:27
  • コーヒーカップ

    猪苗代湖の風が強く吹いていそうですね。
    お蕎麦を出来るだけ石臼で引いたもので、手打ちのもの食べたいです。
    盛岡でもそこまでしてる所ないですね。どこかの工程が機械です。
    タケノコの醬油漬け気になります。
    コリコリ美味しそうです。
    2024年11月27日 19:34
  • 溺愛猫的女人

    猪苗代湖には小学生の時、修学旅行で行きました。懐かしいです。
    2024年11月27日 19:59
  • hana2024

    コーヒーカップ さんへ
    家の方は少し走ったら、すぐ日光、鹿沼と言った山間の地が近くだけに、店先で石臼で挽く、手打ちを見せながら食べさせる蕎麦店は普通にあります。
    コーヒーカップさんのお住いが、盛岡市内の中心部だからでしょうか。
    反対に家では、近所のお蕎麦屋さんへは食べに行きません。
    筍は保存の難しい野菜、だから珍しくて買ってしまったと言う。
    タケノコの醬油漬けは、筍好きの孫娘に食べさせます♪

    溺愛猫的女人 さんへ
    溺愛さんの学校の修学旅行先は、猪苗代湖でしたか。ここには、野口英世先生の生家もありますもの。
    息子の修学旅行先は、東北新幹線利用で松島でした。
    2024年11月27日 21:16
  • 英ちゃん

    猪苗代湖は、夜に行った事があります(^_^;)
    なんも見えなかった(;^ω^)当たり前だのクラッカー
    2024年11月28日 00:19
  • hana2024

    英ちゃんさんへ
    湖による行くのは、危険ですね。その上当然、見えませんし、お店屋さんも閉まっていますよ^^
    2024年11月28日 16:55