日本酒を楽しむイベント「酒蔵 de 冷（ひや）ガーデン～大人の夏祭り～」が8月22日から、造り酒店「石蔵酒造」の「博多百年蔵」（福岡市博多区堅粕1）で開催される。

7月開催時の様子

　「博多の地酒と博多百年蔵をより身近な存在として感じてほしい」と2015（平成27）年から行っているイベントで、今年で8回目。今年は第1弾を7月31日～8月2日に開催し、今回が第2弾。同社専務の石蔵利憲さんは「地域の皆さまと酒蔵との触れ合いの場として開いている。毎年楽しみにしているという声や新たに友人を誘って来たという声も多数頂き、地域の夏祭りとして浸透してきていると感じる」と話す。

　イベント限定酒として、「しぼりたて吟醸如水（生酒）」「しぼりたて純米吟醸百年蔵F44（生酒）」「ふくおか夢酵母でつくったにごり酒」「あまおうジン スパークリング」を用意するほか、「大吟醸百年蔵40」やスパークリング清酒「あわゆら」など11種類の酒の提供を予定。日本酒を使ったカクテル「あわゆらブルー」やノンアルコール甘酒、ソフトドリンクなどもそろえる。

　フードコーナーでは、「自家製和風ピクルス」「ちくわチーズの磯辺揚げ」「奈良漬チーズ＆クラッカー」「酒かすカレー」「炙（あぶ）りサバずし」「シャケめし」など、結婚式や宴会なども行う博多百年蔵の料理人が作ったおつまみメニューを提供する。

　石蔵さんは「冷ガーデンは博多百年蔵にとって、地域の皆さまと交流できる大切なイベントと考えている。夏のこの時期に搾りたての生酒を提供できるのは、通年で醸造をしている百年蔵ならでは。おいしいお酒とおつまみを準備しているので、楽しい大人の夏祭りを楽しんでもらえたら」と話す。

　開催時間は17時～21時。料金は1,200円（チケット10枚、専用カップ付き）。浴衣での来場者にはドリンク1杯を無料で振る舞う。8月25日まで。