僕の心のヤバイやつを観ました
今回はアニメの僕の心のヤバイやつを観たのでその感想です。
この僕の心のヤバイやつですが、本当にヤバいです。
まじで良かったです。
この作品、ラブコメですが主人公とヒロインの成長や心情の変化が丁寧に描かれていて、それに伴って2人の距離が縮んでいくのが分かるのが本当に良かったです。
最初の設定としては陰キャの主人公と陽キャで美人のヒロインの恋愛で割とラブコメには良くある感じの設定なんですが、この作品の凄いのはそんな陰キャの主人公と美人のヒロインが、ただお互い何となく惹かれあっていくとかではなく、ちゃんとそれぞれの成長と心情の変化を丁寧に描いているのが本当に凄いです。
特にヒロインの山田さんの方の心情の変化や揺らぎの描き方が本当に良くて、50代のおじさんがマジで応援したくなるくらい素晴らしかったです。
主人公の市川くんは最初から山田さんの事が気になって好きなのですが、ヒロインの山田さんは、徐々に市川くんの事を気になって好きになっていくという感じで、何で市川くんの事を気になりだしたかとか好きになっていく過程のエピソードがちゃんと描かれていて、更には徐々に気になりだして惹かれていく心情の変化と表情が本当に良かったです。
私はこの感想を書いている時点ではアニメしか観てないのであくまでもアニメで描かれた描写だけでの感想なのでもしかしたら原作ではもっと丁寧に描かれているかもしれないですが、アニメだけの感想だと、山田さんが市川くんをより意識しだしたのは文化祭でのとある事件からという感じで、そこからの山田さんの市川くんに対する距離の縮め方が変わっていく感じなのが本当に丁寧に描いてるなあと感心しました。
実際にアニメを観始めて第1話では正直そこまで内容に惹かれなかったのですが、第2話の文化祭から一気に市川くんと山田さんに惹かれて、この作品に入り込んでいきました。
そしてアニメ第一期の第9話が凄いです。
2人の感情の揺らぎや喜怒哀楽が凝縮して詰め込まれた回で「これ本当に30分のアニメか?」と思う程に中身の濃い話でした。
まさかラブコメを観ていてここまで感動させられるとは思いませんでした。
この第9話で完全に私は僕の心のヤバイ奴の虜になりました。
この作品の最大の魅力はヒロインの山田さんですが、主人公の市川くんも中々頑張ってくれています。
初期の設定は陰キャで心の中ではヤバイ事を考えているという設定ですが、陰キャになってしまったのにはちゃんと理由があって、山田さんと出会って接していくうちに、ちゃんと成長して周りのキャラクター達もそんな成長した市川くんへの見方や接し方が変わっていく様が良かったです。
僕の心のヤバイやつですがアニメが凄く良かったので観終わってから、ちょうど電子書籍のセールをしていたので迷わず原作の漫画を全巻まとめ買いしてしまいました。
それくらい心に刺さる良い作品でした。