クリエイティブメディアから発売されているポータブルアンプとしても利用可能なUSB DAC「Sound Blaster E5」を衝動買いしました。Amazonで2万円弱。
で、こちらのDACはPCのサウンドカードメーカーとして名を馳せたクリエイティブらしく、従来のサウンドカード的なものをUSBDACポタアンにしてみましたよ! 的な製品で、たんに音を鳴らすだけでなく、映画やゲームの音をクオリティアップする各種エフェクト機能が満載されています。
そんなエフェクト機能のひとつとして、ヘッドホン用の7.1chバーチャルサラウンド機能が搭載されていました。
僕は、今までは音源は「Sound Blaster X-Fi Sorround 5.1ch」を使用、バーチャルサラウンドはRazerの「Razer Sorround Pro」というソフトウェアで実現していました。
X-Fiにもバーチャルサラウンド機能はあったんですけど、サラウンド感や使い勝手の面でRazerの方がよかったんですよね…。
で、今回、新しいSound Blasterが手に入ったということで、「RazerとSound Blaster、どちらのバーチャルサラウンドがゲーム用として出来がよいか」を試してみることに。
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Razer Sorround Proのほうがいいです。 E5も悪くはないですが、Razerには及ばない感じ。
Razerには音の聞こえ方を調整する機能があるんで、ちょっとしたズレを自分で直すことが可能です。
Sound Blasterも「デフォルト」として考えればイイ線いってると思うのですが、調整したRazerには敵いません。
また、バーチャルサラウンドは実はヘッドホンの機種によって聞こえ方が大きく変わります。
例えば、僕が持っているヘッドホンだとK702(Q701)やHD25はうまく仮想化してくれますが、HFI780はまるでダメです。
Razerなら、こういった「ヘッドホンごとのズレ」も、そこそこ矯正できてしまいます。
というわけで、PCでヘッドホン使用におけるゲーム向けバーチャルサラウンドを求めている方にはRazerサラウンドをおすすめしておきます。
Razerサラウンドの基本機能はフリーで提供されているので、手軽に試用できるのもメリットかと。
なお、サラウンド機能についてはRazerの後塵を拝したE5ですが、2万円のUSB-DACとしては音質面でも機能面でも優秀な製品に仕上がってます。
E5はポタアンとしては激レアな「Bluetooth対応ポタアン」なのですが、これがかなり便利。Vitaとつなげて、E5のエフェクトでゲーム音源強化なんて技も可能です。
買って満足。使いうちにレビュー予定です。
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Razer Surround・
Sound Blaster E5Creative Sound Blaster E5 ハイレゾ対応 iPhone/iPad対応
USB DAC ポータブル ヘッドホンアンプ Bluetooth付き