先日、スマホがぶっ壊れました。
で、とりあえず別の機種に変更したのですが、そこで問題となるのが「新しいスマホへの移行」。
ただ、最近のAndroidのバックアップ機能はけっこう優秀で、使っていたアプリはさくっと入れ直してくれるし、一番移行がめんどくさそうな各種ゲームはバックアップ用のコードをちゃんと押さえておいたので問題なし。
今回のスマホ故障にともなう機種移行は、ほとんど困らなかったんです。
ただ、唯一めんどくさかったのが、二段階認証アプリ「Google Authenticator」の機種変更。
で、入れ直すときに初めて気づいたんですけど、「Google Authenticator」には「バックアップ機能」が無い。
前の機種が残っていれば、QRコードを使った「引き継ぎ」が出来るんですけど、前の機種が紛失や故障で使えないと、認証機能の移行は不可能。
サービス登録時に使ったコードがあれば再登録が可能なんだけど、登録時にそのコードを控えておかないと、コードを確認する術がないので後から気づいても後の祭りという…。
今回、「Google Authenticator」が使用不能になったことで、当然、登録してあったサービスはすべて使用不可に。
復旧するためには、サポートにメールで連絡したり、保存してあった認証解除コードをひっぱり出して認証手続きをやりなおしたりと、けっこうな労力がかかりました。
そこでオススメしたのが、「Authy」と「Microsoft Authenticator」といった他社製の二段階認証アプリ。
こちらはSMSなどを使ったバックアップ機能に対応しているので、そちらを使った方が利便性は高いです。
ちなみに、二段階認証アプリは「Googleの使え」って書いてあるサービスが多いですが、他のアプリでも問題なく認証できることが多いです。
セキュリティ強度を優先して「Google Authenticator」を選ぶ場合は、サービス登録時に登録コードもしくは解除コードを控えておくのを忘れずに。
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Authy:PC版公式。Windows10でスマホ用と同じように使える認証アプリ
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ソニーとMicrosoft、クラウドベースのゲームとAIで提携 PlayStationのオンラインゲームをAzureで まさかのソニーとMSの協力体制w
ライバル同士が手を結ぶってのは、なかなか衝撃的ですねー。
ただ、よくよく考えてみると、有力タイトルのマルチ化による「特定プラットフォームの価値」自体が低下しているうえに、GoogleやAppleのゲームサービス参戦による競争の加速が予想されるワケで、2大メーカーとしても先行き不安…は言い過ぎかもしれませんが、すくなくとも安泰な状況ではないのは確かでしょう。
そんな中、PSのブランド力で優位を保つソニーと、サーバー管理・運営に長けたMSが手をくむのは、互いの弱点を補える、なかなか見事なグルーピングと言えるのかもしれません。
ただ、実際のところ、提携によって何が変わるんですかね?
両メーカーが協力して「PS-X」なんてゲーム機を発売…はさすがに突っ走りすぎな気がw
個人的には、コンシューマー系はPSに集約していき、MSはサーバーサービスの提供とWindowsを使ったPCゲーミング方面に注力するのかな…って予想してます。
任天堂は…どうするんだろう?
僕の印象だと、任天堂は「おもしろいゲームを作るのがすごく得意なメーカー」であって、ネットサービスで金稼ぐのはあんまり得意じゃなさそう。
なので、サーバー業務やネット回りは、どこか得意なところと提携しちゃえばいいんじゃね? って気がするけど、どうでしょう?
Googleと手を組んで、プラットフォームはSTADIAに集約しちゃえばいいんじゃね? なんて思ったりもしましたが、任天堂はプラットフォーマーにソフト制作の制約を課せられるのイヤそうだから、ハード丸投げはしないか…なんて適当に妄想しました。
ともあれ、ゲームビジネスの中心が「ネット配信型」へとシフトしていくここ数年は、大きな転換期なのかも。
今は、今後数十年のゲームビジネスのあり方を決める、大事な時期なのかもしれません。