ARKを開発したメーカーの新作MMOとして注目を集めていた『ATLAS』が12/23に
早期アクセスとしてリリースされましたが、内容がアレなようで、
Steamのレビューが1万件弱で「ほぼ不評」と散々な言われようとなっています。
・ログインできない
・ラグが酷い
どうやらこの2点がヘイトを集めている模様。
さらに「PVと実際の内容の乖離が酷い」という製品クオリティのせいで、「アクセスできず、やっと遊べてもつまらない」という状況が、酷評への決定打となっているのではないでしょうか。
↑レビューで「トレーラー詐欺」と言われてたPV。あれ、これ見てると本当におもしろそうw 買いたくなってきたww で、レビュー見てて、ふと思ったんですけど
このゲーム「早期アクセス」なんですよね。 「
早期アクセス」ってのは
Steamで数年前から流行っている「未完成のゲームを公開して、有志に購入してもらい開発資金を早期回収&コアユーザーの声を聞き入れながら開発を集めていく」というスタイル。
つまり有料ベータみたいなもんです。
ゆえに中身が未完成なのは当たり前。「そのゲームにもの凄く興味がある人が、お布施気分で購入するモノ」って思ってたんです。と、個人的には思ってたんです。
実際、
早期アクセスのタイトルって、中身がスカスカで未完成感に満ちあふれている作品だらけなので、完成品気分で買うと、ガッカリすることが多いし。
ただ、『ATLAS』のレビューでリリース初日&2日目の回線障害とかコンテンツの薄さとかに怒っている人が多いのを見ると、「ちゃんとした製品版」を期待して買った人が多かったのかなぁ…と。
レビューで「
早期アクセスなら何をしてもいいのか?」って疑問があったんだけど、僕はワリと「何をしてもいい」と思ってたんですよね。
さすがにリリースから1ヶ月たってもバグの嵐で対応する気配もない…みたいなケースは怒って当然だと思いますが、『ATLAS』はリリースから数日しかたっておらず、かつ頻繁なバージョンアップも行ってるみたいですし。
なので、
早期アクセスタイトルの初日に、レビューでここまでの炎上祭がおこるのは、ちょっと意外でした。
まぁ期待の裏返しなんでしょうけど。
最近は『ARK』とか『RIMWORLD』みたいな、早期アクセスでも完成度が高い作品が増えてきたので、ユーザー側の「早期アクセス」の捉え方が、製品版と大差なくなってきているのかもしれません。
で、そういったユーザーの「捉え方の変化」については、メーカー側も考慮した方がいいのかなぁと思いました。
早期リリース時に悪いイメージがついてしまうと、開発進捗にともなってゲーム内容がどんどん改善されたとしても、悪いイメージの挽回が難しく、正式リリース時の売上げにも響くでしょうからね。
一方で、ユーザーも「早期アクセスゲームにおける過去の不評」に関しては、あまり真に受けない方がいいかと思います。
早期アクセスはあくまで「開発途中のゲーム」なので、開発が進んでいくことで劇的にゲーム内容が変化していくことが多いです。
初期段階での不評レビューを目にして、そのゲームを見切ってしまうと、開発の進捗にともなって面白くなった作品を見逃してしまう可能性が大。
気になったタイトルは、不評時点では買わないとしても、ちょいちょいと開発状況をチェックしておくのがオススメですよ!
まぁ、いろいろ傍観者視点で書きましたが、実際にぼくもクソゲーオンラインに付き合わされたら、イラっとしてブログで文句つけまくるような気がしないでもないですがね!
褒めるよりも怒る感情の方が強くなりがちだから、レビューはどうしてもネガティブ意見が増えやすいんですよね…。