Microsoft Azure のようなクラウドのテクノロジーは、提供されているサービス数も多いので何を使えばいいのか、どれを組み合わせて使えばいいのかが分かりづらく、また進化も早いのでキャッチアップは容易ではありません。
Azure に関する最新のスキルを身につける手助けとなるコンテンツとして、Azure Skills というオンライン トレーニングが提供されているので、試してみました。
Azure Skills とは?
Microsoft が提供している Azure に関するオンライン コンテンツです。
Azure Training Courses | Microsoft Learning
英語版のコンテンツがベースですが、11タイトルが日本語化されています。今後も順次日本語化されていくそうです。
- Azure 基礎
- AWS の専門家のための Microsoft Azure
- Azure Paas 上の DevOps
- Azure ワークロードの自動化
- Azure のデータベース
- Azure ワークロードの管理
- Azure セキュリティとコンプライアンス
- Microsoft Azure Identity
- Microsoft Azure Storage
- Microsoft Azure Virtual Machines
- Microsoft Azure Virtual Networks
ドキュメントやビデオによる解説があり、コンテンツの章ごとに確認問題、最後には最終試験も用意されています。
Microsoft Azure Storage
今回は、「Microsoft Azure Storage」を受講しました。
aka.ms
オンプレミスの SQL Server のようなリレーショナルデータベースもいいのですが、クラウドらしい性能を持つストレージを正しく使いこなしてこそクラウドのメリットを受けることができます。Paas でのアプリケーションからの利用だけでなく、Iaas の仮想マシンのストレージとしても使われているので、基本的かつ重要なテクノロジーであるという理由で選択しました。
ストレージアカウントとは?の基礎から始まり、
3つの領域に分類して説明されており、概念的に整理して理解することができます。
理解度を確認できる復習問題も用意されています。
合計16 〜 24時間かかると記載されていますが、実際には2時間ほどで完了しました。
まとめ
オンライン コンテンツなので気軽に試すことができますし、コンテンツのボリュームもちょうど良いと思います。
一部日本語の翻訳がおかしい部分がありますが、そこは改善を期待したいです。
これから Azure を学習したい人、少し Azure を使っているので復習したい人は、Azure Skills を活用してみてはいかがでしょうか?