子どもを取り巻く環境の長期的支援を行う「ワールド・ビジョン・ジャパン」はどんな人におすすめ?その理由を徹底解説│gooddoマガジン|寄付・社会課題・SDGsに特化した情報メディア

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子どもを取り巻く環境の長期的支援を行う「ワールド・ビジョン・ジャパン」はどんな人におすすめ?その理由を徹底解説

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「ワールド・ビジョン・ジャパン」の活動が何か気になる、という方のために、どんな人がワールド・ビジョン・ジャパンの活動と相性が良いか解説します。

結論を先に紹介すると以下の通りです。

【ワールド・ビジョン・ジャパンはこんな人にオススメ!】

  • ・寄付をした効果が継続して実感できる方が良い
  • ・子どもの顔が見える関係で支援したい
  • ・具体的な数字があるとわかりやすく感じる

1つでも自分に当てはまる!と思った方は、ワールド・ビジョン・ジャパンへの寄付が向いていると思います。
この記事で理由を詳しく解説しているので参考にしてみてください。

寄付金控除の対象団体です

ワールド・ビジョン・ジャパンはこんな人におすすめ!

【ワールド・ビジョン・ジャパンはこんな人にオススメ!】

  • ・寄付をした効果が継続して実感できる方が良い
  • ・子どもの顔が見える関係で支援したい
  • ・具体的な数字があるとわかりやすく感じる

ワールド・ビジョン・ジャパンへの寄付がこのような方におすすめである理由を解説します。

【おすすめの理由1】チャイルド・スポンサーシップは地域の自立まで見守る15年の長期支援プログラム

ワールド・ビジョン・ジャパンは、寄付をした効果が長く続く方がいいと考える人におすすめの寄付先です。

ワールド・ビジョン・ジャパンの支援プログラム「チャイルド・スポンサーシップ」は、地域や子どもたちが自立できるようになるまで支援を続けています。

地域が自立し貧困の連鎖を断ち切るには、子どもを取り巻く環境を整え、地域の人が安定した収入を得られる方法を見つける事が大切です。そのため、チャイルド・スポンサーシップは約15年をかけて地域の支援を行っています。
具体的には、教育や生計向上の環境を整え、地域とともに歩む支援を行っています。また、支援終了後も地域の人が自分たちで問題を解決できることを目指して、人材や組織を育成も行っています。

このチャイルド・スポンサーシップを支えているのが、継続寄付会員のチャイルド・スポンサーです。

チャイルド・スポンサーになると、支援地域に住むチャイルドと手紙を通じて交流できるほか、定期的に開催される「支援地訪問ツアー」または個人訪問で子どもたちに会うことができます。さらに年に1度、写真つき成長報告書が届きます。

地域での活動状況がよくわかるので、地域の変化や子どもたちの成長の過程を見守っている実感をもつことができるのです。

継続寄付の金額は月額4,500円。他の継続寄付に比べて多少大きな金額ではありますが、このような充実した活動に使用されており、さらに「チャイルド」との交流ができるという特典も用意されています。

手紙を通したチャイルドとの交流については、おすすめの理由2で詳しく紹介しています。
>>【おすすめの理由2】自分のチャイルドと手紙の交換ができる

「チャイルド・スポンサーシップ」のプログラムは約15年ですが、これは私たちのような個人が継続寄付を15年続けなければいけないというわけではありません。途中でチャイルド・スポンサーをやめる事もできます。
ただし支援の効果を実感するためには、最低でも1年間は寄付を続けることをおすすめします。

このようにワールド・ビジョン・ジャパンの「チャイルド・スポンサーシップ」は、子どもを取り巻く環境を変え、地域を自立まで導く長期的な支援です。
寄付をした効果が長く続く方がいいと考える人におすすめの寄付先です。

【おすすめの理由2】自分のチャイルドと手紙の交換ができる

ワールド・ビジョン・ジャパンは、子どもの顔が見える関係で支援したい、と考える方にもおすすめの寄付先です。
なぜなら、ワールド・ビジョン・ジャパンの継続寄付会員「チャイルド・スポンサー」になると、支援地域に住む子どもの中から一人の「チャイルド」が紹介され、交流できるからです。

チャイルドには、貧困の状況や家庭環境などの条件に基づき、特に厳しい環境に暮らし、励ましを必要とする子どもが選ばれます。
アジア・アフリカ・中南米の支援地域に暮らす0-13歳のチャイルドから紹介されますが、特に希望があれば、地域・性別を指定することも可能です。
交流相手のチャイルドが決まると、写真つきのプロフィールが送られてきます。

お互いに手紙を通じて交流することで、離れていても1対1のつながりを深められ、子どもたちを身近に感じられます。
また、自分が書いた手紙は英語に訳してもらうことができ、チャイルドから届いた手紙も、ワールド・ビジョン・ジャパンが日本語に訳してくれます。

「顔が見える」支援だからこそ、心の繋がりを持ちながら成長を見守ることができ、支援の効果をより感じることができます。

また、チャイルドにとっては、どんな人が自分を応援してくれているのか知りたいと願っているので、手紙での交流を通して、あなたの存在が子どもにとっての希望になるのです。

手紙のやりとり以外のチャイルドとの交流や、チャイルド・スポンサーのその他の特典については、記事後半の活動紹介をご覧ください。
>>子どもだけでなく地域を支援し貧困の連鎖を断絶。約15年間支え続けるチャイルド・スポンサーシップ

このように、一人の「チャイルド」とつながり、手紙を通じての交流を続けることでお互いを身近に感じることができるのがワールド・ビジョン・ジャパンの継続寄付会員「チャイルド・スポンサー」の特徴です。
寄付するだけではなく、「チャイルド」の成長を見守ることができるので、「子どもの顔が見える関係で支援したい」という人におすすめの寄付先です。

【おすすめの理由3】活動の成果を具体的な数字を使って報告している

「ワールド・ビジョン・ジャパン」は、具体的な数字があるとわかりやすく感じる、という方におすすめの寄付先です。
なぜなら、現在発生している問題や支援の成果など、数字で分かりやすく説明されているからです。

2023年度「ワールド・ビジョン・ジャパン」は、世界37か国で169の事業を実施しました。
また2023年度の経常収益は、74億6,248万円で資金の84.9%が現地事業活動のために、13.6%が広報活動に使われました。

(2023年度年次報告書より)

とても規模の大きい活動をしている団体ですが、年次報告書やホームページには資金の使い道とその割合が詳しく記載されており、各事業のイメージがわきやすい工夫がされています。
起きている問題や支援の成果についても、はっきりと数字で示されており、透明性が高く理解しやすいものとなっています。

(2023年度年次報告書より)

例えば、「ゴンダール・ズリア地域プログラム(エチオピア)」への支援については、教育支援により読解力のある小学6年生が7年間で51.3%から81.6%に増えた、との説明があります。この地区では18年間チャイルド・スポンサーシッププログラムの支援を受け、2023年度に卒業(支援終了)となりました。

(2023年度年次報告書より)

また「サンアグスティン地域プログラム(エルサルバドル)」では、125世帯に水衛生に関する研修を行い、浄水器を提供。安全な水のおかげで下痢などの病気になることが減った、と紹介されています。

このほかにも多数の事業が実施されており、年次報告書には、地域プロジェクト別、資金の出所別に詳しい使い道が記載されています。

また、ワールド・ビジョン・ジャパンに寄せられる資金の内訳もしっかりと公表されています。2023年度の年次報告書によると収入のうち40%はチャイルド・スポンサーシップによるものです。

このように、ワールド・ビジョン・ジャパンでは、資金の集め方や使い方について詳細な数字で情報開示されています。
スケールが大きく、イメージがしにくくなりがちな世界規模の活動ですが、具体的な数字で説明されているので活動内容や成果のイメージがわきやすいと思います。

以上のことから、ワールド・ビジョン・ジャパンは、具体的な数字があるとわかりやすく感じるという方におすすめの寄付先です。

ワールド・ビジョン・ジャパン ってどんな活動をしている団体?

活動のインパクト|国際協力NGOワールド・ビジョン・ジャパン (worldvision.jp)

ワールド・ビジョン・ジャパンは、国連機関に公認・登録された世界最大級の子ども支援専門の国際NGOです。約100カ国で困難な状況で生きる子どもたちのため、保健、水衛生、生計向上、教育、栄養の分野での開発援助や緊急人道支援を行っています。

貧困、紛争、災害などが複雑に絡み合い、子どもたちの健康、教育環境、衛生環境などに影響を与えています。これらが子どもたちの健やかな成長を妨げ、また次の世代でも同じことが繰り返されてしまっています。

このような負の連鎖を解決するため、ワールド・ビジョン・ジャパンは以下の分野の支援に取り組んでいます。

  • ・貧困
    地域の自立を目指した長期支援プログラム「チャイルド・スポンサーシップ」事業
  • ・教育
    子どもたちが安全に学ぶ環境の整備、女子の教育などの啓発活動、コミュニティの学校運営への参画促進
  • ・水衛生
    トイレ整備、井戸や貯水タンクの設置等の活動、地域の人々への教育
  • ・保健・栄養
    栄養改善、子ども対象の疾病対策、HIVに感染した人々や家族へのケア、弱い立場に置かれた子どもたちへの支援
  • ・紛争・難民
    紛争や貧困により移動を強いられる子どもたちに対する暴力を撤廃し、暴力が繰り返されないための教育
  • ・災害
    災害発生直後の物資配布。人々の生活の回復に向けての復興支援
  • ・人身取引(人身売買)
    人身取引や性的虐待・搾取から子どもたちを守るための予防・啓発。被害にあった人たちの保護とケア
  • ・児童労働
    貧困のために厳しい状況で生きる子どもたちを支援する「チャイルド・スポンサーシップ」
  • ・持続可能な開発目標
    子どもを取り巻く問題の根本解決をめざし、不公正な社会を変えていくため政府や市民社会に訴えるアドボカシー活動

子どもだけでなく地域を支援し貧困の連鎖を断絶。約15年間支え続けるチャイルド・スポンサーシップ

ワールド・ビジョンの最も特徴的なプログラムは「チャイルド・スポンサーシップ」です。

チャイルド・スポンサーシップは、一人の子どもだけを対象にしたお金や物を提供する支援ではありません。そこに住む子どもたちが健やかに成長できる持続可能な環境を整えていけるよう、支援地域の人々とともに水衛生、保健・栄養、教育、生計向上、子どもの保護等の地域の課題に取り組んでいます。

チャイルド・スポンサーシップの支援期間は、約15年間。
長期に渡り、地域と子どもたちと伴走することで、地域の状況やニーズに合わせた人材・組織を育成し、子どもたちの健やかな成長を妨げる貧困の連鎖を断ち切ります
貧困の連鎖を断ち切るためには、子どもを取り巻く環境を変え、地域の人々とともに安定した収入を得られる方法を見つけることが必要です。

支援終了後も地域の人々が子どもたちを健康に育て、学校に通わせ、自分たちで問題を解決できるようになることを目指しています。

寄付金控除の対象団体です

ワールド・ビジョン・ジャパンの寄付の使い道

では、ワールド・ビジョン・ジャパンに寄付した場合、あなたの寄付金はどのように活用されるのでしょうか?
ここでは以下の視点で寄付金の使われ方を紹介します。

  • ・チャイルド・スポンサーからの寄付は何に使われるのか
  • ・ワールド・ビジョン・ジャパンの寄付金の使い道の実績

チャイルド・スポンサーからの寄付は何に使われるのか

(2021年度年次報告書より)

チャイルド・スポンサーからの寄付がどのように使われるのか、スリランカでの活動を例に紹介します。

チャイルド・スポンサーシップが行われているスリランカのリディマリヤッダ地域。住民の半数が政府の定める貧困ライン以下の生活をしています。

2021年度は、チャイルド・スポンサーからの寄付が以下のように活用されました。

生計向上
・農水産物の技術研修を行い、収穫量を上げ、販売につながるよう支援
・小規模ビジネスを立ち上げる研修を実施

子どもの保護
コロナにより休校が続きストレスを抱える子どものために、健康維持と学習支援を目的としたレクリエーション活動を実施

ワールド・ビジョン・ジャパンの寄付金の使い道の実績


2021年度のワールド・ビジョン・ジャパンの全支出額は、約59億7,594万円です。

そのうちの約83%が現地事業活動のために使われています。
残り17%は、広報活動や団体の運営・管理費等、間接的に支援活動に役立てられています。

2021年度、ワールド・ビジョン・ジャパンは世界36か国で169の事業を実施しました。
また、前述した貧困、教育、水衛生などの分野の支援事業に寄付金が使われています。

ワールド・ビジョン・ジャパンの寄付の使途をより詳しく知りたい方はこちら
>>ワールド・ビジョン・ジャパンの寄付の使い道は?寄付金の使われ方や寄付・募金の方法を解説!

まとめ:ワールド・ビジョン・ジャパンは、子どもの顔を思い浮かべながら寄付の効果を実感したい人におすすめ!

ワールド・ビジョン・ジャパンについてこの記事で紹介した内容を、あらためてまとめます。

  • ・ワールド・ビジョンは、困難な状況で生きる子どもたちを長期的に支援するチャイルド・スポンサーシップが特徴
  • ・チャイルド・スポンサーになると一人の「チャイルド」と手紙などを通じて交流できるため、支援先の子どもとつながりたい人におすすめの寄付先
  • ・具体的な数字で支援内容や成果を報告しており、信頼感がある

おすすめの「こんな人」に1つでも自分が当てはまる!と思った方、
ワールド・ビジョン・ジャパンのより詳しい情報をこちらで確認してみてくださいね。

寄付金控除の対象団体です

ワールド・ビジョン・ジャパンの団体データ

団体名 特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
所在地 〒164-0012 東京都中野区本町1-32-2 ハーモニータワー3F
代表者名 理事長 小西 孝蔵
活動内容 「すべての子どもたちが健やかに成長できる世界」を目指し
・開発援助
・緊急人道支援
・アドボカシー
の3本柱で活動している。
この記事を書いた人
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