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不動産デベロッパーの「株式会社大岡産業(大阪市中央区)」は2004年に創業以来、宅地開発を中心として事業を展開しています。
2017年からは社会貢献活動と青少年育成の一環として、一般社団法人日本高等学校・中学ゴルフ連盟の特別賛助会員としてジュニアゴルファーを応援しているほか、多くのスポーツの発展に力を注いでいます。
大岡産業の企業理念やスポーツ事業にかける思いとは?
大岡産業統括部長の高田幸徳さんに聞きました。
株式会社大岡産業
2004年2月設立。関西と関東で宅地開発、戸建開発、商業開発事業などの不動産開発事業を展開。本社は大阪市中央区今橋2丁目。
宅地開発から始まった「大岡産業」の事業の強みは?
Q:2004年に宅地開発から始まった大岡産業の事業は現在、戸建や商業施設の開発、駐車場や土地開発など多岐に渡ります。これらの事業に共通する大岡産業の強みは何でしょうか?
A:大岡産業は、他社が難しいとする不動産開発に対して、常に『どうやったらできるか?』を考え、独自のソリューションを提案することが強みです。
具体的には、宅地開発や商業開発、マンション開発など多岐にわたるプロジェクトを手掛けており、地域と共生する街づくりを目指しています。
土地の買い取りから、不動産の開発や建築まで、ハードルが高い取り組みでも社員一丸となって最後までやりきる意識を持っていると思います。
Q:「土地開発から街づくりまで、街を創造する『次代の総合デベロッパー』」というコンセプトを掲げています。大岡産業の事業に共通する理念はありますか?
A:共有する理念としては、「地域の発展のための街づくり」ではないでしょうか。
その場には何もなかった土地や山林の開発を通じて、住宅ができたり、商業施設ができたりする。そういった環境を通じて、その地域周辺に住んでいる方によりよい場所を提供できていると思います。
私たちでなければ開発できなかった不動産も多くあったと自負しています。
もともとあった荒地を開発して、きれいな住宅ができる、あるいはきれいなマンションができるまでの道のりは多くの方には見えませんし、不動産の権利調整は非常に難易度が高い仕事です。
ただ、様々な課題を乗り越えたうえで、最終的に地域環境の整備に貢献できたとき、私も含めて多くの社員がやりがいを感じていると思います。
スポーツ事業にも活きる地域貢献の理念
Q:2015年から取り組んでいるスポーツ開発事業も地域貢献の理念が活きているのでしょうか?
A:はい。もともとは2015年11月、東大阪市に「ブリスフィールド東大阪 スポーツアカデミー」を開校したのがスポーツ開発事業の始まりです。
大岡産業として「不動産開発事業を通じて生まれた利益を社会に還元する」という意味で、スポーツ開発事業は社会貢献の一環と位置づけています。
東大阪市のブリスフィールドでは、元プロ野球選手の方がコーチとして地域貢献のために小・中学生向けの野球教室を開催しています。
その際、中学生の保護者から「地元に野球チームがなく、ぜひつくってほしい」というご要望をいただきました。
それに応える形で2018年からは東大阪市に「長田ボーイズ」という野球チームができ、大岡産業も支援しています。
また「日本少年野球八尾大会」では特別協賛企業として大会を支援させていただいています。
野球では、京セラドーム(大阪市西区)やほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)、杉本商事バファローズスタジアム舞洲(大阪市此花区)、八尾市立山本球場(大阪府八尾市)に大岡産業の看板掲示もしています。
野球以外のスポーツでも、ボウリングの女子プロトーナメント大会も「大岡産業レディース THE OPEN トーナメント」という形で特別協賛として支援しています。
ジュニアゴルファー育成にも注力。今後のスポーツ事業の展望
Q:スポーツ開発事業では、野球以外にもジュニアゴルファーの育成にも力を入れています。
A:2017年から始めたジュニアゴルファー支援も、野球と同じく青少年育成、社会貢献活動の一環として取り組んでいます。
ゴルフの場合、野球と異なり、団体を持つことができないので、ジュニアゴルファーの大会運営に少しでも貢献できるよう取り組んでいます。
今後、支援したジュニアゴルファーのなかからプロ選手や海外で活躍する選手が生まれることを願っています。