国宝松江城 : 人形町からごちそうさま
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国宝松江城

割子そばを食べた後は、ホテルに荷物を預けてから国宝松江城へ向かった。
ホテルからは徒歩で20分ぐらい。
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しかしその前に、松江城のお堀の前にある「松江歴史館」でお勉強をしてからにしようということになった。
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本来ならば大手門から行くのが正規のルートだろうが、ささっとお勉強した後は松江歴史館の目の前の北惣門橋を渡ってお城へ。
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おーっ!見えてきた。
と思ったら石垣に生えている雑草を抜いているのか?
石垣にへばりついて作業している人を2人見かけた。
こういう人たちがいるからこそ長い風雪に耐えながらもお城が守られているのだろうと思う。
ありがとうございます。お疲れ様です。
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そしてようやく真正面からご挨拶をして。
全国に12城しか残っていない現存天守の一つ。
その中でも国宝に指定されているのは、松江城、姫路城、彦根城、犬山城、松本城の五つ。
姫路城以外は制覇できたので、次の目標は姫路城になるかな。
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石垣を見ると、その時代の人々の思いが伝わってくるようで胸が熱くなる。
松江城の石垣は、「野面積み」と「打ち込み接ぎ」(全体の6割)という石積み手法が用いられているようだ。
滋賀県大津市穴太には中世から近世にかけ石垣の築成に優れた技能を持った技術者集団がいて、
松江城の石垣もこの「穴太衆(あのうしゅう)」が招かれ築成したとのことだ。
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それでは城内へ。
城内での撮影はOK。
まずは城に欠かせない狭間。
これは矢狭間だが、低い位置にあるのできっと座って挑むのだろう。
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次に鉄砲狭間。
これは矢狭間よりも低い位置なので、這いつくばって構えるのだろう。
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城内は暗い。
当時はどんな灯りを用いたのだろうか。
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これは松平長政公初陣立像。
大坂冬の陣で初陣にも関わらず力戦奮闘し、敵将真田信繁から武勇を讃えて軍扇を投げ与えられたという。
どう見てもまだまだ子供じゃないか。
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天守からは松江のまちが見える。
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宍道湖も見える。
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そして城内から出て今一度、松江城を見上げる。
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そして大手門へ向かって歩く。
高くて立派な石垣。
もし私がくの一でも登れないであろう石垣。
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そして大手門で見つけたのが、礎石だ。
かつては二階建てで鯱が屋根を飾るほどの立派な大手門だった。
明治時代に壊されてしまったが、発掘調査で礎石が見つかったという。

明治維新になると「廃仏毀釈」もあったが、「廃城令」も発せられたようだ。
なぜなのか?反対する人はいなかったのか。
多くの宝がそこで消えたのは事実だ。
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そして門を出たところにある像は、
現在の松江市の礎を築いた堀尾吉晴の像だ。
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国宝松江城を堪能した後はホテルへ戻ってチェックイン。

その道の途中に見つけたのが岸清一の像だ。
誰?と思う人も多いと思うが、
日本の体育・スポーツ界発展のために尽力し「近代スポーツの父」として慕われた人物だ。
かつて代々木にあった岸記念体育会館のその人だ。
大河ドラマ「いだてん」でも出ていた。
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松江市で生まれた人だった。

足元のマンホールは可愛かった。
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松江出雲旅行はつづく。

どちらさまも安全で平和な1日でありますように!

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by golmeg | 2024-05-26 10:56 | 旅行 | Comments(0)