2024年 マイルチャンピオンシップ回顧 穴馬ワイドで少し補填 - 関内関外日記

2024年 マイルチャンピオンシップ回顧 穴馬ワイドで少し補填

2024年11月17日 東京スポーツ紙より

今年のマイルチャンピオンシップはわりと好メンバー。一番の注目はヨーロッパの主要なマイルG1を3つも勝ってるチャリンの参戦だ。レーティングは圧倒的に一位。でも、だ。ヨーロッパの馬が日本の馬場に適応できるのかどうか。これに尽きる。適応できるとなれば、圧勝されてもおかしくはない。とはいえ、G1勝利は直線競馬。京都のやや特殊なマイルコースでどうか。馬場以外にも不安点はある。それでもそれでも1分33秒台の持ちタイムもある。父はマッドクールなど日本でも走る馬を出しているダークエンジェル。

 

……と、チャリンの取捨に非常に悩んだ。ちなみに東スポでは土曜の虎石晃、日曜の田原成貴の二人が本命の太鼓判をおしている。さてどうする。直前まで考えよう。そうだ、天気のこともある。雨が降って馬場が重くなったほうがいい。

 

で、直前がやってきた。パドック。んー? 白毛だからというのもあるが、なんとなくもっさりした感じがする。重厚さではなく、もっさり感。どうもこれは評価を下げたい。雨も降っていないし。

 

で、本命はどうしよう? もちろん代替案も考えていた。ジュンブロッサムでどうだろう? 富士ステークスは強かった。その調子をなんとか維持しているらしい。今年の競馬といえは騎手の不祥事などがつづいているし、馬主が馬主なのでそのトレンドにものっている。鞍上の戸崎はやや強調できないが、こういうそこまで大本命じゃないほうがいいんじゃないだろうか。人気サイドではあるが、オッズもそこそこつく。なにより馬体の雰囲気がいい。おれはパドックで自分の見る目など信じちゃいないが、直前になると材料になってしまう。

 

もう一頭気になったのがナミュール。前年の勝ちっぷりは見事だったし(藤岡康太よ安らかに)、安田記念だってロマンチックウォリアー相手に2着。陣営コメントどおり馬体もでかくなって強そうだ。

 

で、オッズをみたらジュンブロッサムとナミュールの組み合わせでけっこうつく。これが本線。馬券は三連複ボックスでこの二頭の組み合わせを厚めに。あとはジュンブロッサムからの馬連流しと単勝。最後のおまけに、ちょっと穴馬でおもしろいと思ったウインマーベルからワイドを数点。さらにさらに、最後の最後にジュンブロッサムとナミュールの折り返しから三連単をちょっと。よほど自信あったんだな。

 

で、レース。強力な逃げ馬がいないなかでバルサムノートが先手を取る。先行馬は人気薄が多め。ブレイディヴェーグは先行したかと思ったらやや下げる。わが本命ジュンブロッサムは……後ろから二頭目。あれ、だいじょうぶ? だめだったんだよな。おまけにナミュールは入線後下馬で最下位。

 

そんななかでウインマーベルががんばってくれた。一瞬勝ちもあるんじゃないかと思う激走。が、その横をソウルラッシュがぶち抜いていった。強かったなあ。そんでもってエルトンバローズ。これはキャプテン渡辺が推していて、どうかなー? と、思って一応馬連では抑えていたけど、ウインマーベルのワイドの相手には入れていなかった。

 

まあ、そんなんで、トリガミ。

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うーん。まあしかし、ナミュールは大事に至っていないようで、ジョッキーの判断を尊重したい。あと、チャリン。スタートいまいちで先行できず、ムーアが促すも前に進めず、「やっぱりスピード足らないか」と思ったら、直線5着まで突っ込んだのだからさすがか。上位入線馬ことごとく外枠の馬のなかきていたブレイディヴェーグ、初マイルがどうかと思ったが、やはり強いな。

 

まあ、そんなところで……。

東京のメーンなんだけど、サンライズジークに赤い印ついてるでしょ。これ、前日に自分の「お気に入り馬」(お気に入りという走る可能性のある馬をリストに入れている)をチェックしたもの。お気に入り馬はだいたい無条件に買う。人気薄でも買う。でも、このサンライズジークは買えなかったんだよな。

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これが3着激走で、ワイドで人気相手に流してもかなりついた。悔しい。一度目をつけた馬は買わないと……。

 

あ、ちなみに、「お気に入り馬」作戦はちょくちょく穴馬券をくれているので失敗している感じはない。今日だって、東京10レースでグラニットから流してレガトゥス、これが馬連万馬券ついた。その流れで、買わなきゃ意味ないんだよ、ああ、まったく。