このたび改名いたしました - 関内関外日記

このたび改名いたしました

タイトルは釣り。でも、釣りとも言い切れない。改名したのはなにか。銀色頭さんになったのか。白髪が増えたのか? 違う。クレジットカードのローマ字表記を改名したのだ。

おれの本名が仮に「山崎颯一郎」だとしよう(なんとなく思い浮かんだのでオリックスファンは許してください)。おれは子供のころから「やまざき・そういちろう」だと思って生きてきた。が、おれが高校くらいのころだろうか、父が、「うちは『やまさき』が本当の名前なのだ」と言い始めた。べつにおれにはこだわりもないし、家族もどっちつかずでやってきたので、今後は「やまさき」でいこうということになった。

が、おれが生まれてはじめてクレジットカードを作るとき、問題が起きた。おれははじめ、子供のころに親が使っていた銀行口座を使っていた(のだと思う)。そのキャッシュカードの名義は「SOUICHIROU YAMAZAKI」だったのだ。となると、クレジットカードもそれに一致していないといけないのではないのか。そう思った。そう思って、最初のクレジットカードは「SOUICHIROU YAMAZAKI」名義にした。

しかし、しかしだ。そのあとで、自分でメーンとなる銀行口座を新たに作ることになった。そのとき、「そういえば『やまさき』だよな」ということで、「SOICHIRO YAMASAKI」という名義にした。名前の方もなんとなくいらないんじゃないかと思って「U」を消した。メーンで使っていた最初のクレジットカードの引き落とし先もそちらに移した。問題は起こらなかった。

その後、おれは何枚もクレジットカード(ポイントバック目当てなど)を作ったが、いずれも銀行口座に合わせて「SOICHIRO YAMASAKI」とした。おれのマネーまわりの名義はすべて「やまさき・そういちろう」、「SOICHIRO YAMASAKI」になった。

ただひとつ、最初に作り、なおかつメーンで使い倒しているクレジットカードを除いて。

「これはいずれなんとかしなくてはならないな」と思う一方、「名義の変更なんかしたらクレジットカード番号が変わったりして、いろいろの切り替えが大変なのでは? クレヒスとかどうなるの?」とも面倒くさくなり、見て見ぬふりをしてきた。『ナニワ金融道』で金を借りにきた女性について灰原が名前を検索してOKと思ったところ、先輩が「『ざき』でも検索するんや」「あっ」みたいなシーンがあったのも頭をちらつく。

が、なにやら法律で戸籍に読み方が加わるとかいう話にもなり、いよいよ重い腰を上げた。どうやって変更すればいいのだろう。「戸籍の法律で……」、「親類会議で名前の読みの統一を……」とか説明しなきゃいけないんだろうか。

と、思ったら、管理画面の登録情報みたいなところに、名前表記の変更申し込みみたいな項目がちゃんとあって、例として「TAROU」→「TARO」みたいなこと載ってるじゃん。そんなに問題じゃないのか。

というわけで、フォームから「表記変更したいから用紙送って」と申し込み、送られてきた紙に「SOICHIRO YAMASAKI」と手書きして、ふりがなとか書いて、返信して……、カードが来た。問題なく「SOICHIRO YAMASAKI」と印字されていた。

あー、そうだよなー、あんまり読み方の名義は問題じゃないのか。いや、結婚などにより名字自体が変わってしまった場合は面倒なんだろうが(同姓で結婚した場合はどうなるのだろう?)、読み方はそう重要でもないのか。思えば、ネット通販でクレジットカード使うときも、名前まで入力するほうが少ないかな。ああ、でも、もしも名前表記つきで電気水道とかの登録していたら、「おい、カード使えねえぞ」とかになっちゃうのかな。でもまあ、調べるのも面倒なので、そういう通知が来たら登録し直そう。あれ、なんかのヒストリーに瑕が? まあいいか。

というわけで、なんとなく自分の名前が統一されてすっきりしたという話。もちろん、あらためて言うがオリックスの山崎颯一郎さんとはなんも関係がない。しかしなんだろうね、名前の読み方もなにか沼が潜んでいそうな気もするが(戸籍の読みがな付与でなにか混乱するとか)、さてどうだろうか。ようわからん。以上。

 

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あと、本題とは関係ないけれど、スープのセットお恵みいただきました。ありがとうございます!