今年の宝塚記念はちょっと違うぜ、海外への遠征ができなくなってるせいもあって、ちょっと豪華なメンバーだぜ、という。そのなかでも人気を集めているのはサートゥルナーリア、そして大阪杯でワンツーしたラッキーライラックとクロノジェネシス。
が、おれはどうも、それを怪しんでいた。「宝塚記念が初G1」とか「G1は宝塚記念のみ」とかいう馬が少なくないように（たぶん）、ちょっと荒れて重め、あるいは雨が降って重馬場になったりしたら、サートゥルナーリアはきついんじゃねえのか？ と思っていた。
で、週中おれが考えていたのはブラストワンピースのことである。ブラストワンピースは有馬記念のグランプリホースだ。グランプリホースはグランプリレースに強い。根幹距離、非根幹距離という概念がどこまで信用できるかわからないが、おれはやや信じている。2500、2200。ここ、走り時なんじゃないのか。ピンかパーのブラストワンピース、高速馬場にはならなそうだし、ここはピンじゃねえのか、と。
と、思っていたら、おれが大きな影響を受けている亀谷敬正もブラストワンピース言うので、「清水成駿と自分の本命が重なったときもまずかったけど、いくしかねえなあ」という気になった。おれ先、予想家後で一致するパターン。
というわけで、2020年宝塚記念の本命はブラストワンピース。相手にグローリーヴェイズ。グローリーヴェイズは東スポの虎石も推しているし、実績の割に人気もない。三番手にバゴのクロノジェネシス。これでもう完璧じゃないかと思った。三連複、そして3連単ボックスまで買った（冷静にオッズを見て配分すべき）。以下は手広く、ラッキーライラックも買うし、トーセンスーリヤも買う、そんな感じ。
で、別線というか、なんというか、未勝利戦から見ているメイショウテンゲンの応援馬券的な単勝やワイドなども買って、さあ勝負。
……と、ブラストワンピース三角、四角あたりから手応え怪しくなって逆噴射。故障という話は今のところないけれど、16着！ ピンかパーにしてもパーすぎた。おれは薄めでクロノジェネシスが抜け出すのを見た。そして、メイショウテンゲンが掲示板確保するかどうかの戦いを見た（確保した）。あー。うー。キセキも武豊がうまく乗ったねー。モズベッロも向いてたなー。で、グローリーヴェイズはどこいった？ あーもう、いや、ピンかパーの馬だしな、ブラストワンピース。しょうがねえと思う。そんなところ。
