ポーク・ジャーキーをお恵みいただきました。ここのところたくさんビールをいただいていたので、おつまみありがとうございます!
で、ポーク・ジャーキーだ。ビーフ・ジャーキーじゃあない。ビーフじゃなくポークのジャーキーだ。ジャーキーってなんだ?
ジャーキー (jerky) とは肉を干した保存食料のことである。
南米の先住民の言語の一つであるケチュア語で、日干しにした食材全般を呼ぶ「チャルケ (charque) 」または「チャルキ (charqui) 」が元であり、英語の "jerky" はこれが変化したものである。
ケチュア語! ……ケチュア語ってなんだ? とか話が逸れるとどっか行ってしまいそうだが……。
これの「ケチュア語語源の言葉」、なかなか使ってる言葉がある。コンドル、ガウチョ、ケーナ、ナオト・インティライミ……いや、ナオトは関係ないか。
まあいい、ジャーキーに話を戻す。Wikipedia先生もこうおっしゃっている。
ジャーキーにする食材としては圧倒的に牛肉が多く、特に断りなく「ジャーキー」と言った場合、牛肉のジャーキー(ビーフ・ジャーキー、beef jerky)を指すことが多い。牛肉の他には馬肉や豚肉、鶏のササミ、鮭などで、珍しいものではカンガルーやワニ、イノシシ、ネズミの肉などがある。
肉じゃがの肉は特に断りなく「牛肉」もしくは「豚肉」などと言おうものなら日本の東と西で争いが起きようが、ジャーキーに関しては基本ビーフらしい。そりゃ、そうだろう。
ジャーキーとおれ、おれとジャーキー。おれは一時期、Tenguのビーフジャーキーにはまっていたことがある。
ドンキとかに売ってる。あまり安くはない。安くはないが、テングのジャーキーは味が濃く、そもそもジャーキーはサクサク、モリモリ食べられるものでもないので、ちびちびと酒を飲むおともにぴったりだったのだ。
で、多分、Amazonあたりでまた買おうかと思っていたとき、目に入ったのが「ポーク・ジャーキー」だったのだ。
これである。
して、味はというと、ジャーキーの味がする。スモーキーな香りがする。そして、あまり味付けは濃くない。「というと、豚の味なの?」ということになるかもしれないが、実のところおれのあまり性能の良くない味覚は「肉だな」としか答えられない。いや、ダブルブラインドテストでもしてみればいい、あるいは目隠しして食べてみればいい、なんの肉かわからんぜ、たぶん。
しかしなんだね、牛肉料理というのはだいたい代替の豚肉料理もあるのかね。ステーキはどうなんだ。やはりWikipedia先生には「基本的に牛」だけど「ポーク・ステーキ」もあるよ、と言っている。ポーク・ソテーかなと思ったら、別扱いらしい。牛丼には豚丼、逆でいえば、トンカツに対して牛カツかね、と思ったら、これも先に牛肉料理だったのが日本(関東圏)で豚メーンになったらしい。あとは……豚肉ですき焼きというのもありだろう。しゃぶしゃぶは、冷しゃぶに関しては豚かな。
なんだろうか、肉じゃがもそうだけど、やっぱり東の人間であるおれは豚のほうが好きなのかもしれない。が、本当にいい牛肉というものを食べたことがないので、なんとも言えない。じゃあ、ほんとうにいい豚肉は、ということにもなろうか。
なんか、話逸れたな。というわけで、珍しいポーク・ジャーキーありがとうございました。
「ラムジャーキーあるのかな?」と思ったら、ほとんどが犬用だった。ラムって安いのか? なぜなんだぜ?