MVNOへの道・1 なんとなく乗り換えたく思っている - 関内関外日記
MVNOへの道・2 端末代金の残金を一括にする - 関内関外日記
MVNOへの道・3 MNP予約番号取得、SIMロック解除 - 関内関外日記
MVNOへの道・4 いきなりネットで申し込んだ - 関内関外日記
だれにも注目されていない、さりとておれが注目せずにはおれないこのシリーズもついに終焉だ。おれはおれがアパートで使っているBIGLOBEモバイルを選んだ。キャッシュバックもあるし、月々のプロバイダ代にもなんかいいことあった気がする（べつに広告記事ではないので適当）。そして、前回の名前の問題にも素早く対処してくれたのに好感が持てるし、結果としてすぐにゆうパックでSIMカードを発送してくれた。SIMカードは中一日で届いた（が、あいにく出勤していて不在、留置の連絡をした上で、翌日の朝に郵便局に取りに行った）。
ちなみに、今、郵便局はこんな状況らしい。よく中一日で届いたな。
パンク寸前の郵便局、現場で働く人たちから続々と悲鳴 : 市況かぶ全力２階建
いやはやご苦労様です。
というわけで、おれは朝一でSIMカードを手に入れた。MNP乗り換え確定の操作をした（ネットだと数分、電話だと二時間、放置したら二日で切り替わる、らしい）。そのときのおれのiPhone SEはこうだった。
Wi-Fiのみ繋がっている「圏外」（本当はSOFTBANKと表示されている画面のつもりだったが、タイミングを間違えたようだ）。
ともかくMNP終了、SIM未完。というわけで、電源を切って、勢いでSIMカードの取り替えにかかった。これについては、何日も交換動画を見ているのでイメージトレーニングはできている。できているが、実践で活かせるかどうかはべつだ。ぐさっと挿して、出てきたら、ポロッとこぼしてしまった。あ、SIMの向きわかんねえ！ というわけで、手先の器用さを実験させられているチンパンジーみたいに、ああでもないこうでもないとソフトバンクのnano SIMを型にはめ込もうとして数分。ようやく正解が見つかった。
次にするのはBIGLOBEのSIMカードに交換すること。マルチSIMカード。一番小さいサイズに型抜きする。えいっとやってみたら、二番目に小さいサイズになった。もういちどえいっとやったら、なんか金色の金属部分に爪痕が残った。しくじったか？ と思う。というか、そもそも手袋しろとか書いてあって、職場にはポジを厳重に扱うとき用の白手袋あったかなと思ったけど探すの面倒だから素手だった。つーか、ふつうそういう手袋持ってる人少ねえだろ。
まあいい、それで、SoftBankのSIMカードと同じ方向にBIGLOBEの、というかSoftBankではない大手キャリアの名前の入ったSIMを装着して挿入。Wi-Fi環境下なのでブラウザから指定のアドレスにアクセスして接続用の設定みたいなのをダウンロード、インストール（このあたりは同梱されているマニュアルに従えばいい）。したら、こうなった。
なんだよ、いきなりオーケーかよ。設定のオンオフも、神頼みの再起動も必要なかった。
で、Wi-Fiを切ってネット接続。問題ない（速度も）。会社の電話を鳴らしてみる。問題ない。会社の電話からかけてみる。問題ない。おお、これでおれは月々八千円の世界から開放されるのか。千数百円の世界に突入したのか。
なんか肩の荷が下りた、というと変だが、重い荷物をおろしたような気になった。金が浮くのだ。すばらしい。そのぶん競馬や酒に使えるじゃないか（←クズ）。まあ、いろいろの手数料、端末の一括払いなどで来月の支払いはすごいことになるだろうが、それだって数ヶ月で取り返せる。
というわけで、貧乏なみんな、更新月になったら（すぐに取り返せるから違約金払ってでも、とはあんまり言えない。そんな発想だから貧乏なままなのかもしれないが）とっととMVNOに変えよう。電車通勤中に動画を観るとか、まあそんな人はともかく、大体がWi-Fi環境下で、ろくに人と通話しない（したとしてもLINEの通話とか）みたいな人は、7GBとか使わんだろ。ギガが減ることないだろう。以下、おれの経験からのアドバイス。
・更新月に入る前に、転出先のMVNOとそのコースを、方法（端末を持ち込むとか、新しくするとあ）やキャッシュバック、キャペーンなども含めがっつり調べ尽くしておくこと。そして決断しておくこと。
・MNP予約番号の期限は15日（再発行可能）だけど、MVNOによっては「残り12日が期限」という場合などもあるので、MNP予約番号入手、即日、申込み手続きが好ましい。
・名義には注意しよう（読み、漢字）。
・nano SIMは小さいから慎重に扱おう。
以上。
