CASHの最低査定額(質屋という名目なので買取額ではない……のだろう)、1,000円。これに釣られてとりあえず5,000円マイナス手数料をゲット。これはいける! と第2弾を7発用意して……と、思ったら査定開始時刻(午前10時、午後8時)にアプリを立ち上げて……エラー連発、そして、開始1分くらいで「上限額に達しました。次の回を待ってね」(意訳)的メッセージ。
というわけで、CASHは戦場になってしまったようだ。それもたぶん、おれのような1,000円狙いの貧しい方面の人間たちによって。ようしらんが、何十万するハイ・ブランド品をもって殺到しているというイメージは湧かない。おれのような、下手すれば1,000円以下の古着で買ったものを1,000円で売りたい大量の人間、これが殺到したのだと感じた。電波の向こうからそういう息遣いを感じたのだ。
そうしたら、こんなニュースが。
12月7日、CASHアプリではキャンペーン対象者を変更する旨のお知らせがあった。今後は新しく会員登録をしたユーザーの初回キャッシュのみが最低査定価格の対象となり、対象者以外についてはキャンペーンを一時的に停止するという。
オール1,000円はやはり無理があったのだ。ほかで服を売ったことが一切ないおれでも、「これは高いのでは?」と思えたのだから。して、おれのような貧乏人でCASH使おうかどうか迷っている人間にアドバイスするとすれば、夏物をひっくり返してでも売れる指定の「ブランド品」を探して、梱包限界まで集めて、一回で取引完了するべきだ。それもできるだけ早く。数回に分けては振込手数料250円を回数ごとに損するし、できるだけ早くというのは、この「新規会員のみ1,000円」だっていつまで続くかわからない。というか、このCASH自体が続くかどうかもわかりゃしないからだ。
して、おれの第2弾はどうなったかって?
ギリギリ一点1,000円で売り抜けた(?)ぜ。これはもう有馬記念の三連単のボックスにでもつぎ込むしかないね。ああ、ありがたやフィンテック? 貧テック?