『コードギアス 反逆のルルーシュ SPECIAL EDITION BLACK REBELLION』 - 関内関外日記

『コードギアス 反逆のルルーシュ SPECIAL EDITION BLACK REBELLION』

 競馬に負けてぼんやりとした夕暮れに『コードギアス 反逆のルルーシュR2』、というのが僕のこのところの日曜日なのだけれども、前作についてはいっさい観たことがなかった。なんとなく途中から見始めたR2の回顧から類推するばかりであって、それでも十分面白がっているのだけれども、ちょっとは押さえたい。そこで、このようなおまとめ版はありがたい。もちろん、駆け足になっていてどうしようもなく削られている(エピソードあるいはキャラそのもの。神楽那についてはさっぱりわからないままだった)ことは承知の上だけれども、だいたいの方の補足というところ。して、意外だったのはユーフェミアに対するギアス行使。それがアクシデントだったとは思っていなかった。ユーフェミアのキャラのキャラやルルーシュとの関係などはさっぱりわからなかったというのもあるけれども、そこまでやるのがゼロと見ていただけに。でも、さすがに主人公にそこまでやらせなかった、とは言えないような枠のすがすがしい取っ払いっぷりがこのアニメの魅力とも思えて、なるほどおもしろい。そして、ここまでいろいろあくの強いキャラが思い思いの方向に向きっぱなしの立ち具合というか、わからないまま、一体化しないままに進んでいくあたりは他には無いようであって、日曜の最終回を刮目して待つ。あと、機会があれば前シリーズ全編とR2の最初の方も観てみたいところ。