2021年 12月 18日
再掲載:今あるもので満たされなさい、とは。私にはまだ言えないから。
「靴がないとしょげていた。
両足もがれたその人に通りで出会うその前は」
― 道は開ける(D・カーネギー著)本文より引用 ―
私たちの望みは、たいていないものねだり。
すでに与えられているもののことはすっかり忘れて。
私たちは足りないものばかりを数え上げる。
それでもやっぱり、願いは願い。
もうじゅうぶんに恵まれているのだと、
呪文のように言い聞かせたところで、
私たちの心にはきっと響かないのだろう。
ほしいものは、ほしい。
それが人間だと言うのなら。
私たちはせめて。
望みというのはいつだって、
すでにじゅうぶん恵まれているものの上にあること。
その自覚と謙虚さだけは、
決して忘れないようにしなければと思うんだ。
※タイトルならびに本文内容は、2018年8月21日に掲載したものです。
by m-kumatta
| 2021-12-18 12:18
| 過去もの
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