天皇杯の不甲斐ない敗戦を払拭する完勝!
見事3連勝で前半戦をターン。
後半戦の巻き返しに、期待の持てる内容だった。
試合結果
スコア
G大阪 | vs | F東京 |
3 | - | 1 |
2 | 前半 | 0 |
1 | 後半 | 1 |
25min ジェバリ 29min ジェバリ 75min 半田 | 得点者 | 92min 塚川 |
スタメン
(選手交代) 68minダワン→石毛、倉田→福田、84min佐藤→三浦、アラーノ→食野、93min黒川→柳澤
- 黒川をLSBに戻して、それ以外は前回と同じメンバー。
ほぼスタメンが固まってきた。 - リーグ戦で初めて、柳澤がベンチ入り。
代表メンバーが抜けるルヴァンを見越しての試運転か。
試合内容
- 天皇杯では、WGが幅を取る「4-3-3」本来の形で臨んだが
JFLレベルですら1対1で勝負できず、即修正。
新潟、福岡戦と同じく、WGが中にポジションを取り
選手間の距離を適正にすることで、ワンタッチパスがリズムよくつながり
序盤からガンバのペースで進む。 - 8分に倉田、15分には山本悠樹と立て続けに決定機を作ると
24分にも相手CKを半田が回収し、一気にロングカウンターから
アラーノが右隅へ惜しいシュートを放つが、スウォビクに阻まれる。
しかしこれで得たCKから、佐藤の折り返しを、ジェバリが流し込み先制! - さらにガンバが畳みかける。
ジェバリがボールを収められるので、奪うとすぐに縦に付けて
効率よくアタッキングサードに運び、波状攻撃を展開。
押し込まれたFC東京は、ズルズルとラインを下げてしまい
スローインをフリーで受けたダワンが、ゴール前にピンポイントクロス。
これをジェバリがDFに競り勝って、左上に流し込み追加点! - 何とか反撃に出たいFC東京だが、ガンバの出足が良く
前からのプレスがハマり、なかなかボールを前に運べない。
奪われると、ラヴィが剥がして持ち運ぶため、小泉と安部が釣り出されて
ボランチの両脇を使われる悪循環で、前半は完全にガンバのゲーム。 - FC東京は後半頭からアダイウトンを投入し、サイド攻撃に活路を求める。
アダイウトンの前のスペースを狙って、スピード勝負に出るが
これに対しガンバも同サイドに人数をかけ、連動した守備で対抗。 - すると次の一点もガンバに。
自陣でボールを奪うと、ラヴィが大きく右サイドへ展開。
アダイウトンが反応できず、スペースにこぼれたボールを
徳元とのスピード勝負を制した半田が回収して、カウンター発動。
アラーノが運んで、ゴール前に走り込んだ山本悠樹へ。
これはDFにブロックされるが、最後は詰めていた半田が押し込み
ガンバでの初ゴールとなる、ダメ押しの3点目! - この後も交代で入った福田が2度の決定機を迎えるなど
効率の良い攻撃で、終始ガンバが圧倒。
ロスタイムに塚川に決められ、クリーンシートは逃したものの
3-1で危なげなく勝ち切った。
採点
GK | 東口 | 6.0 | 危ない場面もあったが、ロスタイムの1点に抑える。 |
DF | 黒川 | 6.5 | 倉田とのコンビ良く、左サイドを活性化。 |
DF | 福岡 | 6.5 | 守備ラインを統率。クリーンシートまであと一歩。 |
DF | 佐藤 | 6.5 | Dオリベイラを完封。肩の負傷が心配。 |
DF | 半田 | 7.0 | カウンター一閃。守備でもアダイウトンを封殺。 |
MF | ダワン | 6.5 | ジェバリへのピンポイントクロスは見事。 |
MF | ラヴィ | 7.0 | これぞワールドクラス。奪う、剥がすが別次元。 |
MF | 山本悠樹 | 6.5 | 中盤の潤滑油。守備でも果敢にプレスをかけ続けた。 |
FW | アラーノ | 6.5 | 半田との好連携で、とどめの3点目を演出。 |
FW | ジェバリ MOM | 7.0 | 収める、使う、撃つ、決める、まさに万能。 |
FW | 倉田 | 6.0 | ペナ角からの一撃で、猛攻の口火を切る。 |
MF | →石毛 | 5.5 | 急所への縦パスが冴える。惜しいシュートも。 |
FW | →福田 | 5.5 | 2度の決定機、どちらかは決めたかった。 |
DF | →三浦 | - | 時間短く評価無し。 |
FW | →食野 | - | 時間短く評価無し。 |
DF | →柳澤 | - | 時間短く評価無し。 |
C | ポヤトス | 6.5 | WGの立ち位置を修正し、攻守に圧倒した。 |
注目プレー
3点目のカウンターの場面。
自陣深くでラヴィがボールを回収し、右サイドのスペースへ展開。
アダイウトンが触れず、スペースへボールが転がる。
徳元とのスピード勝負を制した半田が前へ蹴りだし、カウンター発動。
ここで1つ目のポイント。
前方にいたアラーノがボールを回収し、半田にはゴール前に走り込むよう指示。
2つ目のポイントは、切り替えの瞬間、山本悠樹、ジェバリ、倉田、ダワンの4人が
自陣から全員が長い距離をスプリントして、相手ゴール前に走り込んだこと。
これでアラーノがラストパスを出した瞬間、PA内にはDF2枚に対し
ガンバは4枚と、圧倒的に数的優位となっていた。
攻守の切り替えの早さと、長い距離でも走り切る意識が
相手を上回ったことで生まれた、素晴らしいゴール。
次節へ向けて
スコア、内容とも相手を圧倒した、今季ベストゲーム。
同じくポゼッションスタイルを標榜する、FC東京相手に
質の違いを見せつける完勝。
特に前線のジェバリと、中盤の底のラヴィが、レベルの違いを見せつけた。
次週はルヴァンカップのGS突破をかけた、今季3度目の大阪ダービー。
ホームで2度対戦するも、1分1敗と、今年もまだ勝てていない。
代表ウィークで、ジェバリ、ラヴィと主力を欠く苦しい状況だが
もういい加減、奴らを黙らせたい。
天皇杯で醜態をさらした控えメンバーは、さっそく雪辱のチャンス。
怪我で戦列を離れているメンバーも、どれだけ戻ってこれるか不明だが
青黒のプライドをかけ、総力戦でGS突破を勝ち取りたい。
トレーニングで、青黒のユニフォームが似合う身体を手に入れよう!
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