2021-01-01から1年間の記事一覧
さらば2021年ウェルカム2022年! 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2021年まとめ さらば2021年ウェルカム2022年! さて!泣く子も黙る大晦日、泣いても笑っても大晦日、味噌とは関係ない大晦日がやってまいりました。2021年も今日でおし…
ベルセルク(41) / 三浦健太郎 三浦健太郎の夭折により未完のまま最終巻となってしまった『ベルセルク』41巻である。最初に書くと「うわああああなんだこのラストはあああ!?」という驚愕の終わり方をしており、ここから『ベルセルク』は全く新しい展開を迎…
《目次》 今年もたくさん映画を観た 2021年:オレ的映画ベストテン! 【2021年:オレ的映画ベストテン!】まとめ その他あれこれ:その1/韓国映画を観まくっていた完結編 その他あれこれ:その2/ジョニー・トー映画を観まくっていた その他あれこれ:その…
オレのブログの「2021年まとめ」ということで今回は音楽篇なのですが、正直今年はあんまり音楽絡みの記事って書いてないんですね。いつものようにこまめにCD買ったり配信D/Lしてたりはしてましたが、ブログ記事にまとめる気が起きなかったというか。 実は今…
今年はやっぱりバットマン・コミックが面白かったなあ。この3冊はお勧めです。 バットマン:ホワイトナイト/ショーン・マーフィー バットマン:ホワイトナイト 作者:ショーン・マーフィー ヴィレッジブックス Amazon バットマン:カース・オブ・ホワイトナイ…
今年読んだ本は50冊ちょっとでしょうか、去年のまとめ記事読んだらやはり50冊くらいで、まあオレが1年に読めるのは頑張ってこの冊数ってことみたいですね。 やはり今年一番衝撃を受けたのはフランスの文芸作家ミシェル・ウエルベックとの出会いでしょう。文…
マトリックス レザレクションズ (監督:ラナ・ウォシャウスキー 2021年アメリカ映画) オレと『マトリックス』 『マトリックス』とは何か?というとそれはバレットタイム撮影によるアクションであったり、「クンフーとジャパニメーションの引用」であったり…
円 劉慈欣短篇集 /劉 慈欣 (著)、大森 望 (訳)、泊 功 (訳)、齊藤 正高 (訳) 十万桁まで円周率を求めよという秦の始皇帝の命により、学者の荊軻は始皇帝の三百万の軍隊を用いた驚異の人間計算機を編みだすのだが……『三体』抜粋改作にして星雲賞受賞作「円」…
イングランド・イズ・マイン モリッシー、始まりの物語(監督:マーク・ギル 2017年イギリス映画) この間ザ・スミス映画『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』を観て深い感慨に浸っていたが、ザ・スミス終焉をテーマにした『ショップリフターズ~』と…
ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド (監督:スティーブン・キジャク 2021年イギリス・アメリカ映画) Heaven Knows I'm Miserable Now(天は僕が今惨めであることを知っているんだ) 数十年前、オレがロックを聴くのを止めよう、と思ったのは、イギリ…
ラストナイト・イン・ソーホー (監督:エドガー・ライト 2021年イギリス映画) 映画『ラストナイト・イン・ソーホー』、エドガー・ライト監督作品という事で観るのをとても楽しみにしていたんですが、予告編だけだと何の映画なのかちょっとピンときませんよ…
ミシェル・ウエルベックの作品は全部読み終わってしまったが、現代フランス文学というのもなかなか面白いものだなと思い、3作ほどセレクトして読んでみることにした。作者・タイトルはそれぞれオリヴィエ・ゲースの『ヨーゼフ・メンゲレの逃亡』、アントワー…
ミラベルと魔法だらけの家 (監督:バイロン・ハワード/ジャレッド・ブッシュ 2021年アメリカ映画) ディズニー・アニメにはまるで興味が無いオレだが、そもそもディズニー・アニメのほうがオレに興味が無いであろうことは鉄板で確かだ。要するにオレの如き…
ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ (監督:アンディ・サーキス 2021年アメリカ映画) 食べるの大好き・壊すの大好きな地球外生命体ヴェノムと、そのヴェノムに取り憑かれ嫌々共生しているおっさん・エディとの愉快痛快二人羽織りの日々を描くマーベ…
時間の王 / 宝樹 (著)、稲村 文吾 (訳)、阿井 幸作 (訳) 時間の王 作者:宝樹 早川書房 Amazon 俺は時間の王だ――自分の人生のあらゆる時間を自由に通り抜けられる。些細な事故に遭ったせいで思い出した瞬間に戻ることができる能力を手に入れた主人公は、子供…
ネットワーク・エフェクト マーダーボット・ダイアリー / マーサ・ウェルズ (著)、中原 尚哉 (訳) ネットワーク・エフェクト マーダーボット・ダイアリー (創元SF文庫) 作者:マーサ・ウェルズ 東京創元社 Amazon かつて大量殺人を犯したとされたが、その記憶…
エターナルズ /ニール・ゲイマン (著)、ジョン・ロミータJr. (画)、石川裕人 (訳) ジャック・カービーが遺したMARVEL創世神話にゲイマンが挑む話題作がついに邦訳! 百万年前、太古の地球を訪れた天空族セレスティアルズは一群の猿人を捕らえ、遺伝子操作を…
Photo by Doctor Mako on Unsplash 人間ドックに行ってきた この間の土曜日は毎年恒例となっている人間ドックに行ってきた。最近ちょっと頭がおかしいので(前からか)今回はオプションで頭部MRIを追加しておいた。おかげで料金がエライことになってしまい(…
Photo by Glenn Carstens-Peters on Unsplash 発端はPS5の購入だった。購入してすぐ思ったのは「PS5なら4K画面のゲームできるんだよなあ、4Kのブルーレイも観られるんだよなあ」という事だった。しかしオレの家にある11年前に買った40インチ液晶テレビは2Kで…
先日は府中市美術館へ開館20周年記念展『動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり』を観に行きました。9月から開催されていたそうなんですが、自分はつい最近Twitterで知り、「これは行かねば!」と思ったのですが、終了が11月28日だったも…
囚人ディリ (監督:ローケーシュ・カナガラージ 2019年インド映画) 最近日増しに気温も下がり、すっかり冬っぽくなってきたこの日本に、ホットな国インドから地獄の炎の如く暗く熱い超絶バイオレンス・ムービーがやってきたのである。タイトルは『囚人ディ…
あたしゃ川尻こだまだよ (1) / 川尻 こだま あたしゃ川尻こだまだよ(1)【電子特典付き】 (コミックエッセイ) 作者:川尻 こだま KADOKAWA Amazon ジャンクフード一直線!油脂や糖分や塩分の量を一切考えることなく己の食欲の命ずるままにただれきった痛快自滅…
ミシェル・ウエルベック オレとミシェル・ウエルベック フランスの現代文学作家、ミシェル・ウエルベックの全邦訳作品を読み終えた(小説8作、評論2作)。 最初にウエルベック小説と出会ったのは池澤夏樹編集による世界文学全集の『短編コレクション2』だっ…
この間の土曜日は国立新美術館で開催されている庵野秀明展に行ってきました。 昨今のコロナ禍のせいでこの展覧会も入場制限がかけられており、チケットは入場時間が決められた形で販売、そのため10月から始まっていたこの展覧会のチケットがなかなかとれず、…
ショーペンハウアーとともに / ミシェル・ウエルベック 《世界が変わる哲学》がここにある! 現代フランスを代表する作家ウエルベックが、19世紀ドイツを代表する哲学者ショーペンハウアーの「元気が出る悲観主義」の精髄をみずから詳解。その思想の最奥に…
H・P・ラヴクラフト 世界と人生に抗って / ミシェル・ウエルベック 『服従』『素粒子』で知られる《世界一センセーショナルな作家》、ミシェル・ウエルベックの衝撃のデビュー作、ついに邦訳! 「クトゥルフ神話」の創造者として、今日の文化に多大な影響を与…
エターナルズ (監督:クロエ・ジャロ 2021年アメリカ映画) マーベル・ヒーロー映画『エターナルズ』、IMAXで観てきました。物語は宇宙の彼方から地球に飛来し7000年もの間人類を見守ってきた10人の超人「エターナルズ」の活躍を描くもの。 悠久の過去から…
インヴィンシブル / スタニスワフ・レム 『ソラリス』で知られるSF小説界の巨匠、スタニスワフ・レム。哲学的思弁を持った彼の作品はオレも大好きであれこれの作品を愛読していた。そのレムの選りすぐりの作品を国書刊行会が「スタニスワフ・レム・コレクシ…
ネオノミコン / アラン・ムーア(作)、ジェイセン・バロウズ(画)、柳下毅一郎(訳) 人間をチューリップ型に切り裂く異様な殺人事件、古い教会を改築したクラブに蔓延する謎の白粉……頻発する怪事件を解決すべくFBI捜査官メリルとゴードンはマサチューセ…
Taiyakiさんの記事で【「はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」】というお題をやっている事を知り、さらにTaiyakiさんに拙ブログに言及していただいたので、ついでにオレもやってみようか、と思ったわけなんですが。 ブログ名もしくはハン…