「扉の開閉検知」「人の動き検知」「気温&湿度記録」を簡単にこなせるスマートセンサー「ATOM Sensor V2」レビュー - GIGAZINE
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「扉の開閉検知」「人の動き検知」「気温&湿度記録」を簡単にこなせるスマートセンサー「ATOM Sensor V2」レビュー


小型Wi-Fi監視カメラ「ATOM Cam Swing」などを販売するアトムテックから、「ドングル」「モーションセンサー」「開閉センサー」「温湿度センサー」がひとまとめになった「ATOM Sensor V2」が登場しました。ATOM Camとの接続が必要だった前モデルとは違い単体で制御可能になっているとのことで、どんなものなのか実際に使ってみました。

ATOM Sensor V2(アトムセンサーV2) - 月額無料のスマートセンサー | ATOMシリーズ | ATOM 公式ストア
https://www.atomtech.co.jp/products/atomsensorv2

◆目次
1:開封
2:セットアップ
3:実際に使ってみた

◆1:開封
これが「Atom Sensor V2」のパッケージ。


中にはATOMドングルとアダプター、ATOM開閉センサー、ATOMモーションセンサー、ATOM温湿度センサー、クイックスタートガイドが入っています。


各センサーの大きさは非常に小さめ。


これが各センサーの情報を集約するドングルです。


裏面にはリセットボタンが付いています。


開閉センサーは2個1組で使います。リセットボタンは本体左側面に付いています。


モーションセンサーがこんな感じ。


左側面にリセットボタンがある以外は特にボタン等はありません。


これが温湿度センサー。未接続の状態でも、上部に温度、下部に湿度が表示されています。


リセットボタンは右側面にあります。


各種センサーの裏面にはすべて両面テープが貼られており、壁面に取りつけることができるようになっています。


◆2:セットアップ
各種センサーからの情報はスマートフォンアプリで確認できます。iOS版Android版が配布されていますが、今回はiOS版を使用します。アプリをインストールして起動したらアカウントの登録を求められるので、メールアドレスを入力して「次へ」をタップします。


利用規約とプライバシーポリシーを読み、チェックを入れて「同意」をタップします。


「認証コード取得」をタップして、先ほど入力したメールアドレスに認証コードを送ります。


以下のように6桁の認証コードが届いているので確認。


アプリで認証コードを入力し、「完了」をタップします。


パスワードを二度入力して「完了」をタップ。これでアカウント登録は完了です。


アプリのホーム画面から、まずは「デバイス追加」をタップします。


Bluetoothへのアクセス許可は「OK」に。


ATOMドングルをアダプターにつなげ、そのままコンセントに挿しておきます。


センサーをスマートフォンの近くに置いておけば自動で機器がスキャンされるので、まずは「ATOMドングル」をタップして接続を始めます。


「リセットボタンを3秒間長押しする」と表示されるので、ATOMドングルのリセットボタンを3秒間長押しして「次へ」をタップします。


次に接続したいWi-FiのSSIDをタップします。


パスワードを入力して「次へ」をタップ。


接続完了までしばらく待機。


完了したら「完了」をタップして処理を終えます。なお、この際機器に好きな名前を付けることができます。


ATOMドングルが追加され、「すべてのデバイス」欄に表示されました。続いて各種センサーも追加するべく右上の「+」アイコンをタップ。


追加したいセンサーをタップ。


センサーのリセットボタンを3秒以上長押しします。


しばらく待つと接続が完了するので、「完了」をタップすればOK。すべてのセンサーがこの手順で接続できます。


◆3:実際に使ってみた
まずは開閉センサーから使用してみます。アプリから「開閉センサー」を選ぶと詳細画面に映ります。


こんな感じ。


開閉センサーは、センサー同士が離れた時に「開いた」という情報を送ります。


反対にセンサーが近づくと「閉じた」という情報を送るシンプルな構造。


引き戸はもちろん、開き戸にも取りつけられそうだったので、今回は開き戸に取りつけてみました。扉の構造上センサーの間に若干の隙間が生まれてしまいましたが、≦20mmまでなら閉じた判定になるとのことだったのでそのままに。実際にアプリでも閉じた判定になっていました。


上から見るとこんな感じ。前後にもずれていましたが、検知には問題ナシ。


扉をちょっと開けてみると、「ATOM開閉センサーが開きました」という通知が表示されてきました。センサー同士が前後方向に約2.8cmずれると通知が来ました。


閉じたときにも通知が送られてきますが、設定から「開いたときのみ」「閉じたときのみ」「長時間閉めていない時」というように通知の条件を決めておくこともできます。勝手に開いたら困る扉が開いたときに通知したり、扉を開けっぱなしにしてしまっているときに知らせたりといった使い方ができます。


なお、開閉のログも残ります。


次はモーションセンサーをセット。


モーションセンサーの検知範囲は「水平方向は8m以内で120度」「垂直方向は7m以内で50度」とのことだったので、モーションセンサーの前方8m以上のところから近づき、どれくらいの距離でセンサーに引っかかるのかチェックしてみました。


その結果、およそ810cmほどでセンサーに反応あり。


アプリに通知が来ていました。


温湿度センサーは、温度と湿度をリアルタイムに計測して液晶画面に表示しつつ、アプリに記録を残したり、通知を送ったりするものです。


温度・湿度は1時間ごとに記録されます。


また、日・月・半年ごとのデータの推移を見たり、日ごとの最低・最高気温を確認したりすることも可能。


温度が50度より高い場合に通知したり、温度と湿度の範囲を決めて、その範囲を超えた場合に通知したりすることもできます。


なお、すべてのセンサーは裏蓋をペリッと剥がすことで電池を交換できます。センサーはボタン電池で動作するので、「バッテリーが劣化して充電すらできない」という状況を心配する必要はなし。


開閉センサーとモーションセンサーは防犯に、温湿度センサーは加湿・除湿のタイミングを測ることなどに使うことが可能。別売のアトムテックのセキュリティカメラを接続すれば、「検知したときに録画を残す」などの使い方もできます。

「ATOM Sensor V2」は公式サイトやAmazon.co.jpなどで購入可能。Amazon.co.jpの価格は記事作成時点で税込6199円です。

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by log1p_kr

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