ヴィオラばばの時々日記
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90歳超えた方の旅立ち

kさんとはそれ程長いお付き合いとは言えないけれど(20年余り)傾聴ボランティアのように随分色々なお話しを伺った。
数年は高級感のあるサ高住にお住まいだった。友人と二人で伺ったのは半年ほど前。同じお話しの繰り返しというような認知症の
初期症状はあるものの、私の事も認識されあっという間の一時間弱だった。

他の方からクリスマス前もお変わりなかったと聞いていた。
数年前医師であった最愛のご長男が他界され、ご次男も病に伏されるという私達も信じられないくらいのお辛い晩年だったと思う。
あまりのことにお掛けする言葉も無かったけれど発症した認知症がその悲しみを
和らげたのか、お会いした時は静かに一言『長男が先に逝ったのよ』とおっしゃっただけだった。

そしてこの度、何と前夜までお食事も済まされ、翌朝お苦しみの様子もなく亡くなられていたとか。
晩年があまりにもお気の毒だったので神様が生きている上での一番の苦しみは取り除いて下さったのかしら?と
感謝の祈りを捧げる。

一時は再起不能と言われていたご次男にお会いすることが出来『その後お加減はいかがですか』と訊ねしたら『まだリハビリ途中で
万全ではありませんが何とか見送る事は出来て良かったです』とおっしゃり胸が詰まる。お兄様と同じ医師だけれど訪問診療などの
負担の少ない科に移られたようで、どうか長く続けられるよう祈る。

私が今も心を痛めているのはお墓の事。街中のマンションに移られた時、郊外の立派なお宅を売却、同時に庭石などの処分、
再利用も検討された。大きさは伺っていないけれどその中の一つを石材店に依頼墓石にして書をたしなむkさんの文字を写し
彫刻して貰ったと聞いていた。そして建立、とても仲睦まじかったご主人様を納骨し『私の仕事は終わったの』と清々しい
ご様子だったのに何とご自分はそこではなくお母様とご一緒の所に…とおっしゃったとか。
ご主人様は誰からも慕われる数学の教師で穏やかな人だったと言われ羨ましく思ったものだけれど‥‥。

立派なお墓はどうなったの?と今もモヤモヤ…。一人暮らしの友人に『自分のお墓の事考えてる?』と訊いたら『全然!子供たちが
何とかしてくれるでしょう』と言うのでちょっとびっくり。そんな時代なのですね。





# by gerakon | 2025-02-18 12:37 | Comments(10)

美容院変わって…

帯に短し、たすきに長し…本当にそんな感じ。あまりに違い過ぎて比較が難しい(笑)
20年以上通い続けたW美容室vS二度目のⅯ美容室 
は *店内清潔明るい *技術 カットがとても上手 
         *シャンプー丁寧(シャンプー台が腰の悪い私に全く合わない
   *料金 年金生活者には、やや高め *服装 清潔でおしゃれ 
   *会話 長年のお付き合いで雑談はそれなりに楽しい でも反対意見言えない雰囲気^^; 関係性が変って来た? 
     
             
 は  *店内清潔とは言い難い 雑然 *技術 カットはまだ希望通りには…前回よりは手入れしやすい
           *シャンプー 爪を立ててる?痛くて少し弱めに…とお願い。
          *料金 リーズナブル *服装 自宅からそのまま仕事場に?
    *会話 ご自分のことグイグイアピール 
    新規の私にどこに行っていたかなぜ替わったかと問い詰める
    *自身が肩こり症らしく頭から肩、背中 サービスで入念にマッサージ 翌日から揉み返し?痛くて…(笑)
     今回は折角だけどマッサージお断り。
 
書き出して比較すると断然Wの方に軍配が? ただ大きなポイント、Мのシャンプー台(清潔感は?^^;)すべり症の私には
とても快適。Wは起こされる時、電動だけどとにかく腰の一部がすぐに歩き出せない程痛む。それが三度あるわけで…


今回Мに予約の電話 (カット、カラーリング)今日これからカットだけならok…と言われ出掛ける。空き時間なので
他のお客様は当然いないが間もなく来店だからと手早く済ませてくれる。支払いの時追加〇千円前払いで明日か明後日
来店出来れば・・・と言われる。それ何?と一瞬ポカン(笑)翌日9時のカラーリング予約をして帰る羽目に。(笑)

そして…そして…翌日は大雪。滑らないように転倒しないようにと必死でたどり着くと『大丈夫かなとすごく心配でした』と
言われる。帰りには路面凍結もなく無事帰ったけれど…。雪の中朝八時台に出るなんて記憶に無い。それに二日続けて美容院も(笑)

でも、夫がいい感じ。75歳のおばあちゃんには見えないと言ってくれたので(笑)次回はどうしようと悩みは尽きない。
元のWに帰ろかな~帰るの止そうかな~♪



        
             

# by gerakon | 2025-02-11 20:53 | Comments(4)

雪が降ると心配事が…

雪が少ない当地では一晩降ると翌日は大騒動…。
昔子供の頃は洗濯機も無く、勿論脱水も出来ないので干してもたちまち
凍って自然乾燥はなかなか大変だったと記憶している。
そして、大人も子供も手足指の霜焼けアカギレなどごく普通で春を待つだけ?
そんなものだと…懐かしくさえ思える。

温暖化のせいか当地では雪が積もるなんてひと冬に一度か二度だけ、しかも
昼間には殆ど溶けてしまうので子供たちは大急ぎで雪だるまを作ったりしている。

数年前までは私も部屋の中から『銀世界~(^^)』とちょっとワクワクしたものだけど
年とともにそんなことはほぼなくなって、滑らないように転ばないように
出来れば外に出ないように…とそんなことばかり(笑)

この冬、夫はまだ言わないけど『スタットレスに替えないとどこにも行けない!!』と
もの凄く不機嫌になるので聞こえない振りをするのが大変。毎日出勤するわけでも
なく、出掛ける用事があったとしても『何とか来て欲しい』と頼まれることも無いのに
私には全く理解できません。今年80歳になるのでさすがに売らんかなのディラーも
『雪の日は出ないで…もういいでしょう』と言われるらしく悔しいみたい。(笑)

今日夫は雪のない東京に出掛けたので最寄り駅まで送って行ったけど明日の帰りが
心配そうだった。また、タイヤ論争?(笑)
タクシーでも5~6分、路面電車、バス割に充実してるけど車が一番好きなのね。
7000歩ほどのウオーキングは苦にならないのですから…不思議です。
10キロもの荷物をリュックに背負っての登山も平気…。
でも、それ分かる~と言う人も多いかも。



# by gerakon | 2025-02-06 11:31 | Comments(2)

毎日怒りはあまり…でも嘆きは

あっと言う間に2月4日。毎日、投稿も躊躇するような事ばかり起きるけど…。

こちらは書いておきたいな~と。
身内知人周りのどなたかが似たようなケース体験しておられるはず。
先日、自宅で長期療養中の10歳年上の友人宅を訪問。
会えない事が前提なのでお電話などはしないで出掛けた。

彼女は主婦業ほぼパーフェクトの人だったけれど圧迫骨折により入院加療、リハビリの甲斐も無く
一日中ベッドの上で過ごしているらしく残念でならない。
80代後半のご主人様が突然介護者となられ約二年、本当にご苦労だと思う。

チャイムを鳴らすと私の事を画面で確認されたらしくすぐにお玄関に出て来られ少し立ち話。
救われたのは全くお変わりなく以前からとてもおしゃれな方だったけど、どこかにこれからお出掛け?と
思えるくらい身ぎれいにされていたこと。
ほんの10分弱?友人の状態と日々のスケジュールを淡々と話して下さった。

彼女が家事全般、家計面も取り仕切っていた頃は、
『主人は一日中テレビばかり、相撲、野球、サッカー、国会中継…きっとボケるわ』とこぼしていたことが
今では信じられないくらいのお働きぶりだと思う。

以前もアップしたかもしれないけどディケアに送ると洗濯、掃除、買い物、食事の支度…が毎日続くわけで
それらを一日も休むことは出来ないのだと思うと何だか心配になってきた。でも、こちらが口出しできる事でもなく…。
予想通り『会ってやってください』とは言われず誕生日近かった事もあり、バースデーカードと可能ならば
ティタイムをお二人で…と食べやすいケーキをお渡しして帰った。

カードもご自分で手に取って読まれるのは無理『私が大きい声で読んで聞かせます』と言われそのご様子を想像し胸が詰まる。
ご主人様ともご挨拶程度ではあるけど長いお付き合いとは言え『お困りになる事はありませんか?』その一言も言えず
帰ってしまい後悔するばかり。ヘルパーさんとか訪問介護などご利用なら良いのだけど。
とにかく高齢のご主人様が疲労からお倒れになるような事がないよう祈るしかない毎日です。
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今日初めて固定電話に『この電話は二時間後に使えなくなります。ガイダンスに従って…』みたいな電話があり、
びっくり。応答したら住所、氏名など聞かれるらしい。
今、詐欺はあの手この手?我が家の固定電話は発信はほぼなく受信も接触が悪く即座には作動しないのが幸い。
ナンバー・ディスプレイで知人なら折り返しすぐに携帯から掛けるようにしている。
電話機を買い替えるのも外すのもなかなか思い切れないでいる。

かなり浸透しているとはいえ皆さん咄嗟に応答しないようくれぐれもご用心を…!













# by gerakon | 2025-02-04 17:12 | Comments(9)

独り暮らしの友人と電話

相手の都合とかあまり気にしないで先ず電話を…と思える人はほんの数人に限られてきたかなと思う。
特に義姉などは色々考えるうちに何日も先延ばしになり、結局またそのうちに~と。
LINE、メールなどが圧倒的に多くなり娘でさえ長く声を聞いていないことに違和感が
無いのだからましてや滅多に会わない人に突然電話なんてお互い懐かしさより何か?と
身構えてしまいそう(笑)

でも、同年代の親友とはメールなどより電話の方が断然楽しいと思うのは私だけかな~?
今朝、少し雪が舞っていて、車で1時間ほどの山里に暮らす友人に元気でいるかしらと電話を
してみると珍しくすぐに応答、先ず安否確認が出来、ホッとする。

普段は夫が留守の時掛けるのだけど(長電話は人が話すのも大嫌いなので)少しだから
とお喋り。
彼女は元気なのだけど近所に住む遠い親戚の方が最近亡くなりその発病から闘病生活
そして、そのご家族一人一人のことを話し、次は息子さん家族とひ孫、又お嫁さんのご実家の事
延々と聞かせてくれるのだけど多くの登場人物(笑)の名前の整理もつかず、いやいやちょっと
待ってと吹き出しそうになってしまう。
困った事や悲しい事も一生懸命話してくれるのに笑うなんてとんでも無い話。ぐっと我慢する。

本人は誰にも言わないでね…と口止めされていたらしく、周囲のどなたとも交流の無い私から
突然電話が来たのでやっとすべてを話しスッキリしたようで『ところであなたは変わりない?』と
聞いてくれるのだけど『うーん、色々あるけど何とか大丈夫』と言い、暖かくなったら会いたいね…と
終わった。

一生懸命困った話をしているのに笑いをこらえるなんて初めての事だったけど
直接会って…だったら人の不幸を笑うなんて…と絶交されていたかも。
いやいや電話で良かった~。

県道沿いの広い一軒家に住む彼女、強盗事件など報道される度に大丈夫かな~といつも
思い巡らす大切な友。









# by gerakon | 2025-01-29 15:30 | Comments(4)

ゲラ子のアラ還日記改めヴィオラばばの時々日記とします


by ヴィオラ